会社員と個人事業主:時間の使い方はどう違う?

202201

会社員を辞めて(というか最終出社を終えて)はや3か月。会社員時代と個人事業主となってからの時間の使い方について書いてみます。

目次

会社員時代

平日はがっつり時間を押さえられている感じがしていました。

コロナ禍で在宅勤務になってもそれは同じ。通勤時間が無くなった分、起業準備にあてられる時間が出来たのは不幸中の幸いでした。が、在宅勤務になったことで「コミュニケーションがとりにくくなる」という理由から、時差勤務は基本的には認められない形となり9:00-17:30が定時という働き方になってしまいました。(後日改善されましたが)

どうしても平日に済ます必要がある用事、例えば市役所、銀行、学校行事、通院などは有給休暇を取得して行くこととなります。有給休暇の取りやすさは上司によっても異なりましたが、どうしても用事が重なって2週続けて有休取得をする場合などはなんとなく肩身の狭い思いをしていました。

そうなると当然、平日の午後などに行われる「ヨガ教室」といったものに通うとか、そんなことは会社員には高嶺の花。

「フリーランスになったら、平日に何でも出来る!」

「平日午後のズンバのクラスだって通えるぜ!」

心躍らせて最終勤務を終えたのでした。

会社を辞めて1日目のスケジュール

9:00-12:00 起業仲間との週次ミーティング(Zoomをつないで1週間の振返りを各人がやる時間)

14:00-15:00 起業の先輩とのオンラインでの打ち合わせ

16:00-17:30 ご紹介頂いた方とのオンラインでの打ち合わせ(1 on 1)

19:30-21:00 クライアントさんとのコンサルセッション&セッションメモ記入

気づけば、朝9時から夜9時まで仕事してました。

そこから先、1ヵ月はゆっくりしようと思っていたのですが、コンサルセッションは継続的に入っていましたし、かつお誘い頂いて「ビジネス交流会」というものに行き始めたら、これがなかなかリソースが必要なものだと判明。事前に同じテーブルの方々の資料を見て紹介出来る方などを考え、2時間(リアルだと往復の時間もかかります)の交流会、その後はメッセンジャーでテーブル内の方々とのチャットが飛び交い、おつなぎ頂いた方やテーブルの方と1 on 1(情報交換)をし、またはご一緒頂いた方のセミナーや体験会などに参加し…とこんな感じでTo Do が増えていきます。

その合間をぬってセミナーのチラシを作り、WEBや資料に載せる写真を撮ってもらい、リザーブストックドリームゲートといったサイトにセミナー告知を載せ(当然、載せる文章も考えないとならないし、決済システムの設定もしないとならない)、名刺を作り…といったことをしていました。

個人起業家のスケジュール管理

動き始めると、どんどんどんどんいろいろな予定が入ってきます。セミナー後には、参加頂いた方のみの特典として無料でオーダーメイドのミーティング(個別にお客様の課題を洗い出すミーティング)をしているのですが、きちんとスケジュール枠を開けておかないと他の予定に押されてまったく時間がなくなってしまうことも。

安易に予定を入れていくと、気づけば丸1日ずっと打ち合わせになってしまったり、下手をするとダブルブッキングの恐れも!

勤務時間という縛りがなく、かつ、これまで余暇にやっていたことが本業となるため、仕事とプライベートの境が見えず気づけば際限なくパソコンの前にいるような状態になってしまいました。

最初の1か月の課題はやはり時間管理。どうやら私は自分でコントロールできないということがとにかくストレスになる人らしく、気づけばどんどん忙しくなってしまいとにかく時間がない!という状態に疲れ果ててしまいました。

幸い、経営者向けの仕事管理・時間管理マネージメントサービスを提供している「ワークタイムデザイナー」のみむらさんが起業仲間におり、早速彼女のセミナーを受講させてもらいました。

セミナー自体もとても勉強になりましたが、さらにGoogle カレンダーでの時間管理術や、休暇やオーダーメイドミーティング、1 on 1の時間は先に押さえておくこと、そのうえでほかのスケジュールを組むこと等々とにかくたくさん教えて頂いきました。起業仲間のありがたさ!起業は本当にひとりでは出来ないなぁと実感しています。

みむらさんは「ワークタイムデザイン協会」も立ち上げられ、毎朝7時から「朝会」を開催してくれています。

この朝会、7時からZoomをつなぎ、8時までの1時間、それぞれが黙々と仕事をする時間です。1日のスケジュールやTo Do を整理する人、1か月先、2か月先の戦略につながる重要項目をこなす時間にする人、みなやることはそれぞれですが、とにかく7時から仕事をスタートすることが大切。やる気がない日でもいったんPCを立ち上げて仕事を始めてしまえば、そのまま勢いで仕事が進んでしまいます。

自分の時間がいくらでも好きに使える個人起業家は、いくらでも仕事ができる反面、サボろうと思えばいくらでもサボれてしまう環境です。そんな中、とにかく7時にPCを立ち上げて皆と一緒にスタートを切れる環境はとても貴重です。

かつ、この朝会。8時に朝会が終了した後の時間がとても貴重。参加者はそれぞれバックグラウンドが違い、また起業のステージも違います。「リザーブストックでセミナーページのコピーが出来ない!これってどうやってます??」みたいな話から、仕事用ディスプレイを買った話、お困りごと相談から新たな受注が生まれるようなシーンも。私にとってメンターさんは起業の先輩すぎてあまりにも細かなことは聞けませんが、この場は私よりちょっと先輩の起業家の方々から本当に貴重な情報を頂ける時間です。

会社員であれば「ちょっとした困りごと」は隣の席の人、情報システム部の人、誰にでもいつでも聞くことが出来ます。が、個人で起業した方には普通、そうした仲間がいません。「ちょっとしたことを相談できる相手」は個人起業家にとってとても重要だと感じます。

ようやく慣れてきました

そんな個人起業家の生活もはや3か月。ようやく慣れてきました。

私は決めたら突っ走るほうなので、逆にブレーキをかけることも重要。頑張りすぎると疲れて燃え尽きてしまいますので。頑張るところ、逆に無理しないところ、そんなメリハリがつけられるようになってきました。

かなり忙しく走り抜けた3か月。その後に迎えた年末年始は友人に会い、家族皆で大掃除をし、年始の買い物に行き、神社にお参りをし、そして毎日10時間睡眠をとり(笑)、リフレッシュすることが出来ました。

新たな年2022年が始まりました。

2020年は「進」。2021年は「変」という年でした。さて、2022年は?心の中では「実(みのる)」という年にしたいなぁと思っています。

皆様、素晴らしい1年となりますように。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは!いつも目からウロコな記事をありがとうございます。
    特に今回の記事は、自分のことと重なってすごく共感するものがありました。
    今後の投稿も楽しみにしています✨

    • コメントありがとうございました!励みになります。
      この記事がお役に立てたことを嬉しく思っています。ご意見・ご感想などいつでも大歓迎です!
      今後ともどうぞ宜しくお願いします。

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