必死で起業ネタを考えていた時、私は「稼げること」「稼ぐこと」にフォーカスしていました。
どこかに、自分でも出来る、リスクの少ない、手間のかからない、やりがいのある、稼げる仕事があるのではないかと思っていたのです。
今思えば、そんな仕事なんてないって!!わかるんですけど(笑)
私はずっと、「ビジネス=稼ぐこと」って思っていたのです。
自分では当たり前と思っていたことで、人助けをし、お金を頂けるということ
今日は起業仲間のセミナーに参加していました。
彼女は私より10歳年下ですが、フリーランス歴も長く、自分のビジネスを立ち上げたのも私より半年ほど早い方です。
彼女は元SEでITに強く、プロジェクトマネージメントなどで力を発揮してきました。
そんな彼女も起業を考えた時「やれることがない」「ネタがない」と悩んでいたそうです。
ある時、彼女は「フリーランスで働いていて契約の仕事の範囲外なのに、プロジェクトマネージメントを任される。社員であるプロジェクトマネージャが全然機能してない」と愚痴を言っていました。
それを聞いていた起業のお師匠さんが「任されるというのは得意だからですよね。担当社員がやれない仕事をやっているとのは、それがネタではないんですか?」と声をかけてくれたそう。
そこから、彼女はビジネスのネタを考え始め、仕組みづくりや効率化、プロジェクトマネージメントといった自分のスキルを活かして出来ることをやろうと考えました。そんな時、忙しすぎて自分の時間が全く取れないと悩んでいるサロン経営者の方と出会い、彼女はサロン経営者の方の仕事の効率化や仕組化をサポートし始めました。
そしてそれが、今の彼女の仕事「忙しい経営者や個人経営者の仕事の効率化を手伝い、経営者の方の時間を生み出すワークタイムデザイナー」につながりました。
会社の中では当たり前と思っていたスキルで、人助けができる!
これが彼女のモチベーションになっています。
私も同じでした。
私が20年以上学び、そして使ってきたマーケティングのフレームワーク。
私の中ではもう自分の血肉になっていて、特別な知識とも経験とも思っていませんでした。
「ターゲットは絞り込む」なんていうのも、マーケティングを知っている人なら誰もが言いますし、ネットにも本にも書いてあります。
こうしたマーケティングの知識は、自分では「誰もが知っている知識」だと思っていました。でもそれを知らず、そしてその知識を必要としている人がいる。そして私が手伝うことで、その人が喜んでくれる。それに気づいたときは衝撃でした。それが今の仕事につながっています。
メイク、ファッションの力で「コンプレックスを個性に変え、女性が輝く世の中を作る」と決めた主婦のKさん
あなたが持っている知識、経験。ほんの少し、他の人より詳しいこと。それをあなたのためだけでなく、他の方を助けることに使いませんか?
私のクライアントさんで、メイクやファッションが好きで、家を整えることが好きでという方がいます。彼女はパーソナルカラー診断の資格をとり、その資格で起業を考えていました。が、彼女の想いを深掘りしていくと、パーソナルカラー診断は誰かを助けるための道具に過ぎなないということが分かったのです。
彼女は今、「年齢や見た目などにとらわれず、どんな女性もコンプレックスを個性に変えて輝ける社会を創る」という目標をかかげ、ビジネス構築をしようとしています。
彼女の持つ知識や経験、想いを総動員して、自分に自信がなくなったり、コンプレックスに押しつぶされそうな女性を、「きれい」をキーワードにその人生を変えるお手伝いをしようとしています。
彼女は二人の子供をもつ普通の主婦で、パートタイムで働いてる方です。バリバリのキャリア女性ではありません。でも、自分の「好き」と「スキル」をかけあわせて、他の方を幸せにしようとしています。
自分のもっているもので誰かを幸せにする。
これってまさにビジネスの醍醐味であり、神髄だと思います。
周りにもし、「ビジネスなんて私にはムリ!」と思っている方がいたら、このブログを是非シェアしてあげてください。ビジネスは人助けなんです。助ける人も、助けられる人も幸せになれるものです。
そして今もし、あなたが「自分でも仕事がしたい」「ビジネスを立ち上げてみたい」と思っていたら、「ビジネス=人助け」の言葉を思い出して、是非前に進んで頂けたらなぁと思います。
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