会社員を辞めて独立起業!明日からは全部自分の自由時間!!💕
というときの行動はふたつにきっぱり分かれる感じがしています。
A: 今まで頑張ってきたご褒美にしばらくゆっくり休みま~す!!
B: いよいよこれから!一気に気合入れて頑張ります!!
その中間ていうのはあまりいなくて(というのも、起業初期はこの「中間」の落としどころが分からないので 笑)、本当にどちらかになる感じです。
Aになる人、Bになる人、自分自身やクライアントさんたちを見ていて、時間管理って大切!って心から思います。起業初期の課題のひとつですね。
今日は、「起業と時間管理」について書こうと思います。
しばらくゆっくり休みまーす!派
このパターンになる方は、ある程度余裕がある方です。
だんな様も働いていて食べるに困らない方、預貯金が結構ある方。
そして、あるあるなのが、実は潜在意識では「起業したい」よりも「会社を辞めたい」気持ちがまさって起業準備をされていた方。会社を辞めるという目標を達成してしまった今、気づけば特に起業したいわけでもなかった。。みたいな方もいらっしゃいます。
こうした方は「年内はゆっくりします」といった形で期限を切り、そこから自分のビジネスを始めようと思っているのですが、期限を過ぎても動けない。。というか、動かない。
特に主婦になったらなったでやることはいろいろあるので、充実感もあり、忙しい。
それにいったん慣れてしまうと、そこからギアを上げて集客をしてセミナーをする。。といったことが格段に難しくなってしまう印象です。
独立起業すると、やるもやらないも自分次第。自由でステキですが、逆に「やるぞ!」という意思を自分自身で持たないと誰も何も言ってくれないし、何も起こりません。
なので、わたしだけかもしれませんが、いったんのんびり生活に慣れてしまうと、そこからあえて面倒なこと(ビジネス交流会に行ったり、セミナーをやったり。はじめてなので、どれも敷居が高いはず)に取り組むためには相当強い意志をもたないと出来ないって感じがします。
後述するように私はBのパターンだったのですが、Aを選んだ方はそのまま起業を辞めてしまう方もいたりして、なかなか難しいのかなと思っています。
飽きるほどのんびりして、やることがなくなって、やっぱりビジネス始めてみっか!みたいなパターンもあるかもしれません。それはそれでとても憧れますが、なかなか凡人には難しそうです。
一気にギアを上げてビジネスに取り組みます!派
私はこちら派でした。
というか、流れ的にもそうなってしまった、というか(笑)
10月末に最終出社日を迎えたのですが、その前の9月に、有給休暇を使ってメンターさんの「経営合宿」に参加していました。
で、そこで月に1度、週に1度、振返りをすることを学び、仲間と一緒にそのルーティンスケジュールの設定をし、気づいたら最終勤務日の翌日、11/1からもう仲間とのルーティンが始まっていたのです。
そんな感じで、一気に・・というか、会社員生活から途切れることなくお仕事モードのまま、独立起業に移行しました。
でもそれはそれでよかったと思っています。いったんのんびりしてしまったら、どこからスタートするのかきっかけを逃してしまった気もしているから。
で、私の場合は11月の下旬、2泊3日で岐阜までひとり旅をしましたが、のんびりしたのはそれくらい。
11月から猛スピードでダッシュした感じです。
後からメンターさんに聞いた話ですが、やっぱりスタートダッシュって大事。スタートダッシュを切った方のほうが後々も成果を出しているようです。
ギアを上げすぎても逆効果!この兼ね合いが難しい。。
起業初期は特にやることがたくさんあります。
でもその中で優先順位をつけるとしたら、やっぱり集客。
それもSNSではなく、リアルな場での集客です。
なぜ「まずはリアル」をおススメするかというと、自分が何をやる人なのかちゃんと伝わるのか、そして例えばフロンエンド(お試し商品)のセミナーに呼ぶとして、そのタイトルが本当に人に刺さるものになっているかどうか、こうしたチェックを重ねて「売れる自分」「売れる商品」を徐々に創り上げていく努力が最初に必要だからです。
そしてその試行錯誤がすぐに簡単に出来るのがリアルの交流会。実際に目の前の人に伝えてみて、伝わるかどうか試して、そしてブラッシュアップして。。をまずやってみます。
SNSなどはその後!「これで伝わる!」というところまで来てからでも遅くありません。SNSは残念ながら相手の反応が分からないので。。。
というわけで、特に立上げ時期はビジネス交流会に行って、1 on 1(1 to 1)という個別MTGの時間をとって。。ということが欠かせません。
私もかなり頑張りました!
交流会もたくさん行って、1 on 1を1日何件もやって。。。
とにかく動かないと!という気持ちに突き動かされていたような気がします。
そして半年くらいやって、「もうダメ。。」と疲れ切ってしまいました。
ギアは入れるけど余白を残す
起業初期は気持ちも焦るし、キャパオーバーになるくらい予定(交流会、1 on 1など)を入れてしまったりします。
私も半年動きに動いて、後になってみれば「あの時の努力が今花開いた!」と思うことが多々あって良かったのですが、その一方燃え尽きてしまったら意味がありません。
また、あまり詰め込みすぎるとチャンスを逃す!ということもあったりします。
例えば、どなたかにご紹介頂いて「今、相談したい!」という熱い想いの見込み客がいても、直近で時間調整が出来ずアポが1か月後になって熱量が冷めてしまう。
今自分に必要かもしれない有益なセミナーがあっても、スケジュール調整が出来ず参加出来ない。
イベントに呼ばれるような機会があっても、調整がきかず逃してしまう。
こんな機会損失が発生します。
なので、おススメは自分の稼働時間の5/1、例えば5日働くとしたら、うち1日は交流会や1 on 1の予定を入れない余白として空けておく、といったことをお勧めします。
その1日があることで、スケジュールの変更も容易になります。
人によっては、「予定は6割までしかいれません」という方もいます。
起業1年目は(あるいはその事業で売上1000万を超えるまでは)死ぬ気で働け!という方もいます。
それも一理あるので全力投球は必要ですが、その全力投球でも余白を作らないと機会を逃してしまう気がしています。
売上1000万超えても、時間管理は永遠の課題
おかげさまで私はそのモーレツ期を超えましたが、それでも時間の使い方、心の持ち方、自分を満たすためにどういう働き方をしたらよいのか、これはずっと考え続けています。
私自身はお金をたくさん稼ぐことより時間の自由、人間関係の自由が欲しくて起業しました。
なので、売上額そのものを目標にしたことはありません。
でももちろん「必要とする方にサービスをお届けして対価を頂く」ということは続けたくて、であればどれくらいの時間を仕事に使って、どれくらいの時間を自分自身の心地よい時間に使うのか、ということをずっと模索しています。
最近はようやくそのあたりがしっくりきはじめたかなという感じ。
ちなみに先週は、
月曜日が女性起業家の友人たちと昼飲み
火曜日はメンターさんやクライアントさんと八ヶ岳の麓で乗馬
木曜日の午前中が太極拳レッスン。。
とかなり充実した(?)時間をすごしました!(笑)
一方金曜日は、朝の7時から仕事を始めて、
その後9:30~11:30がビジネス交流会
13:00~15:00がクライアントさんとのグループセッション
16:10~18:00がインターネットラジオ収録
そしてまた19:00~21:00がクライアントさんとのグループセッション
という感じでフル稼働してました。
(ちなみにこのラジオ収録も、収録日前日に急遽決まったものです。幸いなことに「余白」時間に入れることが出来、チャンスを逃さずにすみました)
起業家の永遠の課題「売上」を確保しつつ「時間」をマネージメントする。自分の望む売り上げを何時間働いて達成するのか、自分の時給を考える。
ビジネスのステージがかわっても、ここはずっと自身で決めていかないとならないことかと思います。
私は3か月に1度の「経営合宿」でこの振返りをする機会を頂いています。
めちゃめちゃ今走っている!という方も是非、定期的な振返りの時間、そしてスケジュールの余白についても考えてみてくださいね!
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