もういくつ寝ると、お正月~♪
今年もそんな時期になりました。
今日は私は予定を全てブロックして買い物行ったり、掃除したり、その合間にちょっとだけ仕事してます(笑)
さて今日のトピックは。
「あなた商品化起業術」のビジネス構築コースを受講中のクライアントさんから、ちょっと嬉しい報告があったのでそれをシェアしたいと思います。
あなたの「理想の顧客」の悩みはなに?
ビジネス構築のコースですが、おおざっぱに言うとこんな感じで進んでいきまます。
- 「理想の顧客」を高精度にあぶりだして
- その方の「痛みと快楽」をさぐり
- 目指す理想の未来を設定して
- そこにお連れするコース設定をする。。。
この途中で競合調査をして独自性を確認したり、価格を決めたり、その他いろいろあるのですが、まぁまずはこんな感じということで(笑)
で、「理想の顧客」については、絶対に架空の人物にしないようにお伝えしています。
架空の人物で設定してしまうと、どうしても「自分の商品を買ってくれそうな人」をでっちあげてしまったり、いろいろな人を混ぜてしまって実在しない「悩み」にフォーカスした商品になってしまうからです。
実在しない悩みにフォーカスして商品を創っても、絶対に売れません!
だから想像や思い込みで商品を創るのは危険なのです。
なので、このビジネス構築コースの一番最初にやる「ターゲット設定」のワークでは、必ずリアルな人(実在する人物、ターゲット)にヒアリングをするように勧めています。
そしてこのセオリーに従って、ちゃんと実在の見込み客候補にヒアリング(インタビュー)してきてくれたクライアントさんがいました!
こんなビジネスを創ろうとしていました!
その方はWEB制作のプロで、現在は企業からの請負の形で仕事をしている男性です。
お名前を、、そうですね、仮に「佐藤さん」とします。
佐藤さんは請負ではなく、ちゃんと自分のオリジナル商品を創り、ゆくゆくは人も雇って会社を大きくしたいというご希望をお持ちでした。
佐藤さんはある時期、かなり体格が良かったそうです。で、ダイエットせねば!!と一念発起、ジムに通ってかなりマッチョな体型へと変化を遂げました。
その時、自分がトレーナーにお世話になった体験から、パーソナルトレーナーをサポートする仕事がしたいと思うようになったそうです。
そこで気づいたこと、それは「パーソナルトレーナーはダイエットを打ち出して集客しているけれど、実はトレーナ自身はダイエットの経験がない!」ということ。
そこに気づかれたのもすごいですね。
確かにトレーナーさんはもともとカラダに気を付けているので、ダイエットの必要がなさそうです。
なので、「ダイエット」をうたっていても、「ダイエットが必要な太った人の気持ちが分からない!」のがパーソナルトレーナーの弱点なのだと見抜かれました。
佐藤さんにはダイエットした人の気持ちが分かるため、ダイエットを打ち出しているパーソナルトレーナーさんの集客にお役立ちが出来る!!と思ったそうです。
佐藤さんが考えていたビジネスは、「ダイエットしたい人ターゲットのパーソナルトレーナーの集客を助けるWEB作り(LP作り)」でした。
実際にトレーナーさんにインタビューしてみたら・・・!!
「あなた商品化起業術」の「オリジナル商品・サービス構築コース」をスタートした佐藤さん。
早速旧知の仲のトレーナーさんにインタビューします。
「新規集客出来るLPを作れば絶対喜ばれるはず!!」と意気込んでいざヒアリング!
話を聞くこと1時間。
そしたらなんと!!
トレーナーさんは実は「集客」には困っていなかったのです。
佐藤さんは「集客が課題」を思っていたので、新規集客の課題を解決する商品・サービスをつくろうとしていたのです。が、課題はそこではなかった!!💦
実際の課題は何だったかというと。。。
それは、「新規集客」ではなく
「集客した人に本命商品(継続的なトレーニング)を買ってもらえないこと」だったのです。
例え新規集客が10名でも、うち5名が本命商品を買ってくれれば売上は順調に伸びます。
が、仮に100名集客できていたとしても、1名しか買ってくれなければビジネスは難しくなります。
パーソナルトレーナーさんが思うように売上を伸ばせない原因は、集客ではなく、集客した人が本命商品を買ってくれないことだったのでした。
「新規集客」のためのLPと、とりあえずお試しに来てくれた方に本命商品を買ってもらえるようにするホームページでは、必要な内容やキャッチコピーが異なります。
あぶない、あぶない!
佐藤さん、あやうく「顧客の課題はこうに違いない!」という思い込みで商品を創って、全く売れずにドツボにハマるところでした。。。
佐藤さんが「本命商品を買ってもらえるホームページ作り」に舵を切ったことは言うまでもありません。
顧客の課題は顧客に聞け!
佐藤さんはちゃんとお客様に尋ねることで、商品創りの失敗を回避することが出来ました。
起業支援やっている私たちだって、佐藤さんのお客様の本当の課題なんてわかりません。
本当の課題を知っているのはお客様だけなのです。
だからやっぱり、空想するのではなく、リアルな見込み客にヒアリング(課題を聞くこと)が重要なのです。
別のある方は、「成功して燃え尽きそうになってしまった経営者が、自分の原点を見つめてまた頑張れるようになるサービス」を創ろうとしていました。
そして、そのサービスのキャッチとして「心に火をつける」「新たな冒険へ」等々を考えていたのです。
が、私自身がこの状態(成功し、目標を見失ってしまっていた時期)にあった時、「心に火をつける」というサービスを見たら、敬遠していたと思います。
だって、燃え尽きそうになっている時ってしんどいから。なぜ落ち込んでいるのかもわからないし、どうしてよいのかわからない。苦しい状態なのに冒険なんかしたくないし、むりやり心に火をつけられても。。
そんな状態に、松岡〇造さんばりの言葉は苦痛でしかない!
「きっとこうに違いない」で始めたビジネスが苦戦する理由、それは本当のお客様の心を読めていないことにあります。
ビジネスがうまくいかない。。と思ったら、是非今一度、お客様に本当の課題、心持ちをインタビューしてみてくださいね!
後日談!
仮名で書かせて頂いたクライアントさん。実は斎藤貴志さんという方で、個別セッション情報をXにあげてくれました!!
嬉しい~💖
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