読者のあきこさんより質問を頂きました!
これから起業しようと、ある資格を取得しました。
でもまだ1件もサービス提供実績がありません。
見込客さんに実績を聞かれたら、どうしたらいいでしょうか?
あきこさん、ご質問ありがとうございます!!
この質問ですが、実はよく頂く質問です。
今日はこのご質問にお答えしていこうと思います。
実績が必要なのはどんな時か
実績がないのにどうしたらいい?!と思うのはどんな時でしょう。いくつかあると思いますが、こんな感じでしょうか?
① 誰かに聞かれたりして、実績件数を伝えたい時
② チラシを作っていて、ユーザーの声を載せたい時
③ セミナーを作っていて、ユーザー事例を出したい時
④ ネットやSNSで自己紹介を書こうと思った時
⑤ ご提案時に、見込み客の方から聞かれた時
「実績ゼロ」とは書きにくいし、ウソも書けないし。。。💦
そんな時にどうしたら良いのでしょう。
私も悩みました。。。
書ける実績は3種類ある
「実績」と聞くと「自分が今の商品・サービスで担当した件数」だけだと思っていませんか?
実は書ける実績には3種類のものがあります。
① 自分自身の実績
② サービス提供したのは他の人でも、同じ商品・サービスを使ったことがある人の実績
開発者の方の実績や、他の仲間の実績などです。
〇〇協会といったところで資格を取ったような場合、協会の実績(そのメソッドの実績)として「ユーザー数〇〇人!」といった形で伝えられる可能性があります。
③ 自分が過去に経験した別の仕事での実績
例えば元管理職の方がコーチングをお仕事にする場合、「これまで部下150名と1 on 1を実施し、コーチングスキルを磨いてきました!」などとお伝えすることができます。
私の場合、会社員として経験した「マーケティング歴45,000時間」なんていうのも実績に入れていたりします。
こんな形で思い返していくと、実績として書けることが一切ないなんてことはないはずです!
②のケースで言えば”このメソッドでの成功率97%、200名以上が体験!”みたいなことも伝えられるでしょうし、③のケースで言えば「子育てママ支援」の方が「1歳から20歳の5人の子供のママ」と書いたらそれも立派な実績です。
そもそも自分の過去の経験と全くかかわりのないことを起業ネタには選ばないですよね!
1度もアフリカに行ったことがなく、アフリカの料理も食べたことのない私が「アフリカ料理」をネタに起業することはないですし、見たこともない楽器を売ろうとも思わないですし。
まずは、何かしら考えれば実績はあるんだよ!ということをご理解ください。
ユーザーの声、ユーザー事例を出したい場合
これも開発者や協会などのものを使える可能性もありますが、オリジナルのあなた自身の実績として書きたい場合は「モニターを取る」ことをおすすめします。
この場合、正規のサービス価格より落とした金額でサービス提供し、モニターをお願いします。
価格は1万円でも2万円でも良いのですが、無料はおススメしません。
なぜかというと、無料でもらったものに人は価値を感じにくいから。
私も過去に無料で(というか、お互いの商品をモニターしあう形で)モニターをお願いしたことがありましたが、成果が出ませんでした。
ワークをお願いしてもやらない、約束の日時はリスケされる。。という感じで、うまくいきませんでした。
というわけで、数千円でも良いので、「有料でモニターをお願いする」ことをおすすめしています。
有料にはしますが、金額的には定価と比較してとても安い金額で良いと思います。
その際にはちゃんと、
・自分の経験が少ない(無い)こと
・それでもこの仕事をやりたいこと
・モニターとして一緒に商品創りに協力して欲しいこと
・モニターではあるけれど、自分は誠心誠意、必死でサポートしていくこと
・商品が出来た暁には事例として使ったり、ユーザーの声を使わせてほしいこと
などをお伝えして、モニターの依頼をします。
モニター獲得についてはこのブログでもたくさん書いているので、右側の検索窓に「モニター」と入れて検索してみてくださいませ。
今回の記事ではモニター獲得のコツは詳しく書きませんが、モニターさんをとることで「事例」「ユーザーの声」が頂けたり、また自分自身に自信がついたり、やってみて楽しいかどうか確認ができたり、とにかく起業初期のモニター獲得は必須!だと思って頂ければと思います。
実績件数を気にするのは誰?
あなたが何か商品・サービスを購入しようとして、実績件数(数字)が気になるのはどんな時でしょう。
特に無形商材を検討して、どんなものがあるか、どんな人がやっているのかなど調べている時は実績が気になるかもですね。
例えば、「インスタ集客コンサル」さんとか、もちろん「起業支援」などもそうかも。
で、もっとつっこんでいうと、実績件数(数字)が気になるのはネットで検索したときとか、SNSで見つけた時とか、そんなシチュエーションではないでしょうか。
件数(数字)がなぜ気になるのか考えると、それは「相手が信用できるのかどうか」のひとつの指標だから。
まだ会ったこともない、信用して良いか分からない相手であれば、何かしら信用できるか確認する項目が欲しくて、それが「実績数字探し」につながるのだと思います。
正直にいうと、ネット(SNSやブログ)などからお申込みが来るのは起業してから時間がたって、例えばブログであれば記事が100本程度溜まってから、YouTube動画についても、やはり100本程度動画が溜まってからです。
なのでそれまでの集客はまずは交流会などのリアルからスタートしましょう。
そしてリアル(Zoomなどオンラインでもよいですが)で直接会った方や、あるいは知り合った方の紹介でお目にかかり、ちゃんと話を出来た方については、「実績件数は何件ですか?」と数字を聞かれることはほぼないはずです。
もしリアルにお目にかかっていても件数を気にされたとしたら、それは多分、相手とのお話やフロントエンドの中で、あなた自身が信用に足りる人なのかをうまく伝えられていないからかもしれません。
私がおススメてしているやり方は、まずはリアルの集客でフロントセミナーにお呼びすること。
フロントセミナーの中で、ちゃんとあなたの想いやビジョンを伝えて信頼関係を作り、かつ商品・サービスの価値もお伝えすることが出来れば、まず「実績件数」という質問を受けることはありません。
まずはリアル集客で実績を積んでいき、その後にネット集客(SNS, ブログ、動画など)で実績件数を書いていくというのもありです。
モニターしか実績がなくても相手に信用してもらうには?
モニターへの提供経験しかなくてこれから集客、売っていくぞ!!という場合。
この場合にとても有効なのが「顧客獲得型セミナー」を作ることです。
「顧客獲得型セミナー」では、1時間半や2時間という限られた時間の中で、しっかりと相手との関係性を作り、商品・サービスの良さ(価値)をお伝えすることが出来ます。
このセミナーに来て頂いた方で、実績件数を気にされた方はゼロです。
もう1度言いますが、ゼロ!です。
きちんと型に沿った(購買心理にのっとった)形で作った「顧客獲得型セミナー」は、とても有効で強力なあなたの武器となります。
実績がなくて売れません。。。と悩んでいる方がいらっしゃったら、是非1度この「顧客獲得型セミナー」の作り方を学んでみてください。
私もセミナーでこのフロントセミナー作り方のコツをお伝えしています。(下記バナーの右側のほうのセミナーです!)
定価11,000円のセミナーですが、読者のみなさんはご紹介割の3,300円(サザンオールスターズが好きなので、”サザン”で3,300円にしています💕🤣)で受講可能です。
あなたとセミナーでお会いできることを楽しみにしています!
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