「これをやったらいいって分かっているのに、なんとなく気分がのらなくて動けない。。。」
「やろうと思うのだけれど、どうしてもめんどくさくて手を付ける気になれない。。。」
こんなことってありませんか？
私はまぁまぁちょこちょこあります！（笑）
今現時点でも、実は新しいビジネスにチャレンジするかどうか迷ってるんです。
やれるし、やってみたら楽しそうだし。なんだけど、なぜか踏ん切りがつかない。。みたいな。
そんな経験はありませんか？
それは「成功恐怖」という心のブレーキが原因かもしれません。
今回は、私がコンサルタント向けのコーチングセッションで学んだ「成功恐怖」というテーマについてお話します。
成功恐怖とは何か？
私たちの脳には、命を守るために「現状維持」を無意識に選択するクセがあるそうです。
変化をリスクとみなし、挑戦しようとするたびに「危険かもしれないからやめておけ」というサインをこっそりと、しかし強烈に送ってくる。
今ちゃんと生きていられるなら、わざわざそれを変える必要はない。危険をおかすより、現状維持のほうが生命維持には有利！
脳みそはそう考えるようにできているんだとか。
これが「成功恐怖」の正体です。
多くの人にとって「失敗恐怖」は分かりやすいと思いますが、「成功恐怖」と言うのはあまりなじみがないですよね！
でもこの「成功恐怖」が、新しいことに挑戦するときの見えない壁となっているのです。
成功恐怖が生まれる理由
成功の恐怖は、次のような無意識の不安から起こります。
- 期待が高まる恐れ：強烈に成功を望めば望むほど、「失敗したらどうしよう」という不安がどんどん増してくる。
- 人間関係の変化：成功すると自分が変わり、周囲の人との関係性も変わってしまうかもしれない。
- 批判されることへの恐怖：成功したらねたまれるかも。非難されるかも。
- 責任の増加：成功には責任がともなう。果たせなかったらどうしよう。
- 失敗したときに傷つきたくない：本気でやって万一うまくいかなかったら、自分の非力さと向き合わざるを得ない。
こんな不安が「成功したい気持ち」を抑えてしまい、結果的に行動を止めるのだそうです。
私は人間関係重視する「ハーモナイザー」というタイプの人なので、一番の恐れは「これをやったら人間関係が変わってしまうかも」「失敗したら、自分は思っていたほど周りの人から受け入れられていなかったことに気づいてしまうかも」そんな恐怖が大きいようです。
人間て、死ぬほど変わりたいのに、死ぬほど変わりたくない生き物らしいのですが、まさに！ですね。
成功恐怖のサイン：「やりたいのに動けない」「めんどくさい」
「稼ぎたいし、こうしたらいいってわかってるのに動く気がしない」
「気づけば、〇〇が出来ないから、✖✖があるから、これはできないとつぶやいている」
「てか、その前にとにかく”めんどくさい！”って思ってしまう」
こんな感じで「やりたいのに動けない」感覚は、成功恐怖のサインだそうです。
「何かが起きるのではないか」と考え、自らブレーキをかけているのです。
「本当はやりたいけど、リスクが怖い」という心理が働くんですね！
成功恐怖の克服法：実践ステップ
成功恐怖を乗り越えるためには、まずはその正体を認識し、具体的に向き合うことが大切です。
ステップ1：成功による「変化」を書き出す
例えば、成功したら「周囲の期待が増える」「収入が増えるってことは、仕事も増えてしんどくなるかもしれない」「友人関係が変わるかもしれない」など、思いつく限りの変化を書き出してみます。
この作業中に、不安や恐れの正体に気づくことがあります。
ステップ2：変化が起こる確率を冷静に評価する
次に、その「変化」が起こる本当に可能性が本当に高いのか考えましょう。
成功恐怖に怯えていると、多くの場合、脳はリスクを過剰に考えているように思います。
「本当にこれが現実になるのか？」と問いかけ、冷静に評価してみると、実際には心配する必要がないことが多いようです。
ステップ3：「めんどくさい」の裏を探す
「やりたいのに動けない」状態が「しんどい」「めんどくさい」という形で現れることがよくあります。
この「しんどい」という感情の裏には、「成功して責任が増えるのが怖い」「期待に応えられるか不安」という感情が隠れているのかもしれません。
「めんどくさい」の裏に、あなたの「やりたい」が隠れている可能性も。
改めて「何がめんどくさいのか」を考えてみましょう。
ステップ4：小さな行動を積み重ねる
恐怖に打ち勝つには、小さな一歩を踏み出すことが効果的だそうです。
例えば、完璧な目標設定が難しい場合でも、「まず仮の目標層を設定して小さなアクションを起こしてみる」など、少しずつ行動行動を続けるうちに「案外怖くなかった」と感じられ、次の挑戦がしやすくなったりします。
成功を恐怖を理解するだけでも違う！
「成功恐怖」というものがあるんだ！とその存在に気づくだけでも、「やりたいのに動けない」という状況が少しずつ変わり始めます。
行動にブレーキがかかっている時、成功恐怖が原因かもしれないと考えて、いったん立ち止まってみることができます。
「面倒だから」「時期じゃない」という理由でチャレンジしていない場合、「それが成功したらどんな嫌なことが起こるのか」考えてみて頂ければと思います。
成功恐怖を乗り越えて小さな一歩を踏み出すには？
成功恐怖を乗り越え、次のステージに進むための鍵は「自分が何を怖がっているのか」を理解し、そして「成功してもその問題は起きない」と心に刻むことだと言われています。
少しずつ小さな行動を積み重ねることで、自信を持ち、不安を払拭することができます。
成功恐怖の壁を乗り越えた先には、これまでにはなかった新しい可能性があるはずです！
是非恐れずに一歩を踏み出してみてください。そしてあなたの目標、ゴールに向かって進んでいきましょう。
そのお手伝いが出来たらとても光栄です！
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