売込みとご提案の違い:これがあればご提案、これがなければ単なる売込み

先週は茨城県の鹿島のほうに日帰り旅行に行ったり、誕生日でお祝いしてもらったり、なんだかんだと遊んでいたらブログ更新に時間が空いてしまいました^^;

そんななかなかに忙しい(?)日々の中でも人脈作りみたいなことはやっていて、今日はそれをネタに書いてみようと思います。

ビジネス交流会で知り合った方と「もっとお話したい」「つながりたい」という時、あるいはどなたからのご紹介で「オンライン、またはリアルでお話する」そんな機会を1 on (to) 1と呼びます。

コミュニティによっては他の呼び方をしたりしますが、基本的には1対1でお話することです。ここでは1 on 1と呼びますね!

で、起業すると1 on 1の機会が結構多いのですが、「うーん残念💦」と思うことも多かったりして、今日はそんなことを書こうと思います。

で、もちろん私も100%出来てるかっていうとそんなことはなくて、人のふり見て我がふり直せとうか、自分にもちゃんと言い聞かせなきゃ。。と思っていて、書くことで「こんなことしちゃだめよ」と自分を戒めています😅

目次

NGパターンその1:自分の話を延々とし続ける

「はじめまして!」の方の場合は、まずは自己紹介から入ります。

お名前やどんなことをされているのかなどをうかがいます。

私は「なぜそのお仕事をされているのか」「何かがきっかけでお仕事を始められたのか」など興味があるので質問するのですが、ある時、ヤバいパターンがありました。

最初に「いつ独立されたのですか?」という質問をさせて頂いたのですが、そこからが長かったー!!

こんな流れで海外へ移住、そこから現地でこんなことがあり、こんなことを始めたら大人気になり、そこから体調を崩して帰国し、そしてご両親がこうなって、それを助けるためにこんなことをして、それを機にブログを書いたら一気にそれがバズり、そこからこの仕事を始めて、でもそこからまた一回仕事を畳んで。。。etc

1時間のお約束でアポを取ったのですが、50分以上ひたすら自分のお話をされていました。

時間に余裕があれば50分でも聞きたい話ではありますが、私自身の自己紹介が出来たのは1時間が過ぎた後の3分くらいでした。

肩書と自己紹介、何をやってるか、くらいで。

はじめましての1 on 1は、基本的には「お互いを知る」ことが目的です。

気づかれる方は途中で「すみません、私ばっかり話してしまって!」と気を遣ってくださるのですが、その気遣いが一切ない方などもいて、そうなると一方的に話を聞くだけになってしまいます。

まぁそういう方とはご縁がないと思っているのでそれはそれでよいのですが・・・

でも基本的に人間は「話したい」生き物です。私もそうなんです。自分のことを知って欲しいし、話したい!

なので、こんなふう一方的に自分の話ばかりし続けないように、自分も気をつけないとと思っています。

話すのって気持いいですもんね!

NGパターンその2:最初から最後まで自分の商品の話をし続ける

1 on 1の場は、お互いを知る場。

なのですが、先日ある物販の方とお話した際、ずーーっと商品の話を聞かされ続けました。

多分、本当に素晴らしい商品なのだと思います。

実績もあり、良い商品だと思うのですが。。。

残念なことに、私はその商品を欲しいとは思えず、欲しいと思えない商品の話を延々聞くのは苦痛でした。

良い商品だし、私の役に立つと思っていって下さっているのもわかります。

が、私が感じたのは「売込まれた」ということでした。

基本的には1 on 1をするのはお互いを知る場。そして商品はその相手に売るのではなく、「こんなお困りごとがある方に是非紹介してください」とお願いする場だと思っています。

その相手に直接買って欲しい、紹介したいという思いがあっても、それをしてよいのは以下の場合だけだと思います。

それは、相手の課題や悩みを聞いて、自分の商品が本当に相手の役に立つと思った場合のみ。

どんなに良い商品でも、相手にニーズがなければ商品説明は「売込み」になります。

もしもその方が最初に私の悩みや課題を聞いてくれて、「それなら私の商品がこんなふうにお役に立てると思うのですが、興味ありますか?」と聞いてくれていたら、商品説明も「売込み」とは感じなかったんじゃないかなーと思っています。

商品に自信があればこそやってしまいがちな失敗です。

良い商品です!って言いたくなっちゃうからこそ!!

その前に一呼吸おこうと思います。そして相手のお悩みを聞きたいと思います。

相手の痛みを知って、役に立つと思ったら提案する

もしも目の前にめちゃめちゃ腰が痛いと言っている人がいて、もしあなたが本当に良い治療院を知っていたら、「ここいいよ!」と紹介すると思います。

これは売込みじゃないですよね。

「売込まれた」とは思わないし、逆に「紹介してくれてありがとう!」ですよね。

1 on 1も、営業の場も、「相手の悩みを聞いて、解決できると思ったら提案する」そしてその時も「提案してよいか確認してから提案する」をしていたら、「売込み」と感じられることはないはずです。

先にお悩みを聞く。

そして何か解決策の提案が出来ると思ったら、お手伝い出来そうか、提案してよいか聞いてみる。この流れを大切にしたいと思います。

腰が痛くて困っている時、その痛みについていろいろと聞いてくれて、そのうえで「姿勢改善することで多分だいぶ良くなると思うので、もし興味あったら1度××の体験してみませんか?」と解決策の提案としてサービスの話をしてくれたら、「売込まれた」とは感じないですよね?

そのうえでもし、今はいらないと思ったら、それをお伝えすればいいだけです。

提案する側も、自分を拒否されたようには感じません。

悩みのヒアリングなしにいきなり「私は××をやっていて、それはこんな効果があって」とずっと商品説明をされたら、それは売込みです。

お悩みを聞くことが出来れば、自分の商品で解決できなくても、「こんな人を知っていますけどご紹介しましょうか?」と別の解決策を提案することもできます。

そのうえで、「私の商品・サービスはこういうもので、もしこんな悩みを抱えている人が周りにいたらご紹介頂けたら嬉しいです」と周りの方への紹介をお願いします。

① まずは相手のお悩みを聞く

② もし自分の商品・サービスがお役に立てそうならご紹介する

③ 自分では解決できそうもなければ、解決できそうな人をご紹介する

1 on 1のご作法を、自戒を込めて書いてみました。楽しく1 on 1して、人脈を増やしていきましょう!

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