「頑張ったのに報われない」を卒業する。2026年を最高の年にするための「1年の振り返り方」

こんにちは!

2025年も残すところあと数日となりました。 街の慌ただしさとは裏腹に、自分自身の内側と向き合う時間が欲しくなる、そんな季節ですね。

皆さんは、この1年を振り返って、今どんな気持ちでいますか?

「やり切った!」と晴れやかな気持ちの方もいれば、「もっとできたはずなのに」と、どこか自分に及第点を出せずにいる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、この「1年の振り返り」という儀式。

そのやり方次第で、2026年にあなたが手にする成果や、心の幸福度が180度変わってしまうということをご存知でしょうか。

今日は、私がかつて体験した「ある苦いエピソード」を紐解きながら、人生を好転させる本当の振り返り方について、ゆっくりとお話ししていきたいと思います。

目次

忘れられない、子供服店長時代の「事件」

私がまだ、今のような働き方を知る前。あるショッピングモールの中にある、子供服ブランドの店長をしていた頃の話です。

アパレル業界において、セールの初日は1年で最も重要な日です。その日の売上が、そのシーズン全体の命運を握ると言っても過言ではありません。スタッフ全員が数週間前から準備を重ね、気合十分で当日を迎えました。

しかし、現実は厳しいものでした。

モール全体の客足が伸び悩み、周りの他店も苦戦。

私たちの店舗も、昼過ぎの時点では予算に到底届かないような、絶望的な数字が並んでいました。

「このままでは終われない」

夕方以降、メンバーの目が変わりました。

一人ひとりのお客様に丁寧に声をかけ、コーディネートを提案し、在庫を確認しにバックヤードを走り回る。

誰一人として諦めず、閉店のシャッターが下りるその瞬間まで、全員が必死で店頭に立ち続けました。

結果として、売上は予算に「あとわずか4万円」というところまで追い上げることができました。

昼間の状況から考えれば、奇跡に近いリカバーです。 レジを閉め終えた後、私はメンバーの顔を見て言いました。 「みんな、本当にありがとう。ここまで盛り上げられたんだから、明日は絶対にイケるよ!!」

疲れ果てたメンバーたちの顔に、ようやく安堵の笑みが浮かんだ、その時でした。

様子を見に来ていたエリアマネージャーが、締め後のミーティングの席でこう言ったのです。

「予算に4万円足りなかったのなら、店の中に4点、直すべきところがある。それを見つけなさい。見つけるまでは、明日の成功はないぞ」

その瞬間、店内の空気が凍りつきました。

「頑張ったね」という温かい光を期待していたメンバーたちの瞳から、スッと光が消えていくのがわかりました。彼らは一斉に下を向き、ゴミが落ちていないか、棚の服が乱れていないか、誰が接客を逃したのか……。

暗い顔で「自分たちの至らなかった点(悪かったところ)」を探し始めたのです。

結局、みんなが意気消沈し、重たい足取りで家路につくことになりました。 そして皮肉なことに、翌日の売上は、前日以上に苦戦することになったのです。

あなたは、あなた自身の「厳しいマネージャー」になっていませんか?

なぜ、この昔話を今、皆さんに共有したのか。

それは、多くの人が自分自身に対して、この「厳しいマネージャー」と同じことをやってしまっているからです。

年末の振り返りをする時、私たちの脳は無意識に「できなかったこと」を探すようにプログラムされています。

「売上目標に届かなかったから、私はまだダメだ」
「SNSの更新を毎日やると決めたのに、続かなかった」
「あの時、あっちの選択をしていれば、もっとうまくいったのに」

冷静に分析しているつもりでも、その根底にあるのは「今の自分へのダメ出し」です。

そして、自分へのダメ出しをしながら立てる来年の目標は、ワクワクするものではなく、「足りない自分を埋めるための宿題」になってしまいます。

これでは、2026年のスタートダッシュが重くなるのは当たり前ですよね。

かつての私の店で、メンバーのモチベーションが下がって翌日の売上が落ちたのと同じ現象が、あなたの人生でも起きているのです。

「教育の刷り込み」という深い闇

私たちは子供の頃から、「間違ったところ(×がついたところ)を直しなさい」と教育されてきました。

100点満点のテストで95点を取っても、「間違えた5点はどこか?」を反省させられます。

この教育が刷り込まれると、大人になってからも

「成果が出ない=努力不足」
「うまくいかない=やり方が間違っている」

という思考から抜け出せなくなります。

特に、真面目で優等生タイプだった人ほど、この傾向は顕著です。

自己啓発本に書いてある「目標達成のメソッド」を忠実に守り、やりたくないことも我慢して、ストイックに自分を律する。そうすることでしか成功は手に入らないと信じて疑いません。

でも、ちょっと待ってください!!

「我慢と努力の先にしか成功はない」というその前提、そろそろ疑ってみませんか?

2025年、私が「破れかぶれ」で手放したもの

私自身、2025年は大きな転換期でした。

これまで信じてきた「頑張らなきゃいけない」という強迫観念を、半分「破れかぶれ」の気持ちで手放してみたのです。

嫌なことはやらない。
楽しいこと、心が動くことだけを追いかける。

起業家として「そんなの甘い」と言われそうな決断でしたが、自分を実験台にして試してみました。

すると、どうなったか。

この10月から12月にかけて、私はサンフランシスコ、沖縄、香港と、月の半分以上を旅して過ごしました。

パソコンを一度も開かない日もありました。 かつての私なら「なんて怠け者なんだ」「こんなに遊んでいて、バチが当たる」と自分を責めていたことでしょう。

ところが、不思議なことに、仕事の成果は過去最高に好調なのです。

「長時間働くこと=成功」ではありませんでした。

「自分を甘やかすこと=怠けること」でもありませんでした。

私が「何もしない自分」を許し、心の純度を上げてご機嫌で過ごしていると、不思議とお客様とのご縁がつながり、ビジネスがスムーズに回り始めたのです。

自分が放つエネルギー(周波数)が変わると、周りの反応が恐ろしいくらいに変わる。この「宇宙の法則」を身をもって体験した1年でした。

2026年を「最高の年」にするための、正しい振り返り

さて、ここからが本題です(前置きが長すぎる? 笑)。

2026年を、あなたにとって最高の1年にするために、今すぐやってほしい「振り返り」のステップをお伝えします。

ポイントは、「できたことリスト」の作成です。

数字の達成や、具体的な成果だけが「できたこと」ではありません。

むしろ、以下のような「内面の変化」に目を向けてみてください。

  1. 「勇気を出して、やめたこと」は何ですか? (例:気が進まないランチ会を断った。無理な集客をやめた。)
  2. 「新しい自分に出会った瞬間」か? (例:初めて一人で海外へ行った。自分の本音を言葉にできた。)
  3. 「迷ったこと、失敗したこと」をどう捉えていますか? (それは失敗ではなく、2026年のための『壮大なデータ収集』です。)

1年前の自分を思い出してみてください。

今のあなたとは、確実に違うはずです。 1年前には悩んでいたことが今は解決していたり、1年前には考えもしなかったような新しい景色を、今のあなたは見ていませんか?

たとえ目に見える銀行残高やフォロワー数が爆発的に増えていなかったとしても、あなたの魂が経験した「厚み」は、確実に増しています。

自分をほめて、励まして、来年を迎えよう

「4万円足りないなら、4点直せ」と言ったマネージャーは、短期的には数字をコントロールできるかもしれません。

でも、人の心と人生の豊かさをコントロールすることはできなかったと思っています。

あなたは、あなた自身の最高の上司であってください。

「2025年、本当によくやったね」
「あの時、あんなに迷ったけど、よく乗り越えたね」
「旅に出て、自分を喜ばせてあげられたね。偉かったね」

そうやって、自分を褒めて、励まして、たっぷりと甘やかしてあげた状態で、2026年のページを開いてほしいのです。

マイナス面を探す人と、プラスの面を見て自分を愛せる人。

このマインドの差は、1年後、信じられないほどの「現実の差」となって現れます。

好きなことだけやって、成功してもいい。 何もしない自分にも、無限の価値がある。

このことを、2025年の最後のギフトとして、自分に贈ってあげてください。

最後に:2026年へ向かうあなたへ

私は、自分のやりたいことや楽しいことを追求して、軽やかに成功していく人を世界中に増やしたいと思っています。

「我慢の時代」はもう終わりです。

もし、この記事を読んで

「私もそんなふうに生きたい」
「でも、まだ少し怖い」

と感じたなら、ぜひ一度私のセミナーに遊びに来てください。

言葉だけでは伝えきれない、エネルギーの変え方を直接お伝えしています。

一度受講されたことがある方も、遠慮なく再受講しに来てください(再受講は無料にしました!)。

あの「頑張らなきゃ」という重たい空気から、一緒に抜け出しましょう。

2025年、あなたがあなたとして生きた時間は、何物にも代えがたい宝物です。 その宝物をしっかり抱きしめて、素晴らしい新年をお迎えくださいね。

あなたの2026年が、想像を超える喜びと豊かさで満たされることを、心から願っています。

良いお年を!

💡 編集後記:サンフランシスコの空の下で

今回のブログを書くきっかけになったのは、サンフランシスコの広大な空を見上げた時に感じた「私は、ただここにいるだけでいいんだ」という感覚でした。

「稼いでいないと価値がない」という不安は、実体のない幽霊のようなものです。

あなたが笑っている。それだけで、世界は一つ明るくなっています。

来年はもっと、あなたの笑顔が増える選択をしていきましょうね!


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