こんにちは!じゅんじゅんです。
1月も半ばになりました。カレンダーが新しくなると、不思議と背筋が伸び、「今年こそは新しい自分に出会いたい」「ずっと温めてきた起業を形にしたい」と胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。
私もこのお正月、改めて自分自身のこれからの10年、20年をどう描くか、静かに、そしてワクワクしながら考えていました。
そんな中で、今の時代だからこそ私たちが手にした「最強の武器」と、その裏に潜む「意外な落とし穴」について、お話ししたくなったのです。
今日は、お金という「数字のシミュレーション」から見えてくる未来と、AIという「便利な鏡」に私たちがどう向き合うべきか、じっくりと綴ってみたいと思います。
数字は裏切らない。シミュレーションで胃の重みを軽くする
私は常々、「起業は感情だけではなく、冷静な数字の裏付けが必要」だとお伝えしています。
特に私たちは、将来の介護や老後の生活、そしてビジネスへの投資など、お金の不安をゼロにすることはできません。
最近、私も自分の資産運用をAIを使って細かくシミュレーションしてみました。
たとえば、私が大切にしている米ドル建ての積立。
月々5万円を25年かけて積み立てる。すると私が積み立てたお金は1500万円だけど、複利で増えて倍近い3000万円弱になるというプランがあります。
増えていて良かったね!で終わりではなく、そのまま運用を続けると、月々10万を取り崩しても元本が減らない。。。つまり「減らないお財布」が出来上がります。
老後、毎日預金残高が減っていく恐怖。。。これを回避できる資産が出来るわけです。
一方で、より安全性を重視した米国債での運用なら、年利約4.1%程度。 増えるお金は少ないけれど、満期まで持てば減ることはない。
こうした具体的な数字を並べてみると、「今のまま進めば、10年後、20年後の私はこれくらいの安心を手に入れられるんだ」ということが、肌感覚でわかってきます。
「なんとなく不安」という正体不明の重みは、具体化して数字に落とし込むだけで、驚くほどすっと軽くなるものです。
こうした計算を、これ以上ないほど「優秀な秘書」、AIを使ってやっていました。難しい計算もあっという間です!
しかし、その「優秀すぎる秘書」に、人生のハンドルまで預けてしまうのは……少し待ってください。
そこには、非常に巧妙で恐ろしい「罠」が潜んでいるからです。
AI人生相談の「心地よい」罠
最近、ChatGPTなどのAIに人生相談をする人が急増しているというニュースをよく目にします。
確かに、AIは24時間いつでも文句も言わずに話を聞いてくれますし、誰にも言えないドロドロとした本音をさらけ出しても、決してあなたを否定しません。
でも、実際にAIと深く対話をしていく中で、私はある「こわさ」を感じました。
それは、AIという存在が**「あなたの言ったことを100%正しい前提として、あなたの背中を強烈に押しすぎる」**という性質を持っていることです。
たとえば、あなたが誰かに対して強い憤りを感じているとき。 「こんなにひどい人がいて、本当に辛いんです」と相談すれば、AIは瞬時に「あなたは悪くありません。そんなひどい人からは今すぐ離れるべきです」と答えるでしょう。
あるいは、夫婦関係に悩んで「離婚を考えている」と入力すれば、AIはあなたの味方になりきって、「なぜ離婚したほうが良いのか」「離婚することでどんな自由が手に入るか」という正当な理由を、理路整然と並べてくれます。
これ、一見すると最高の寄り添いですよね。
でも、じっくり考えてみてください。これって、**極めて無責任な「増幅」**だとは思いませんか?
AIには、人間が持つ「お節介なバランス感覚」がありません。
「でも、相手にも言い分があるんじゃない?」
「その怒りの裏には、別の寂しさが隠れていない?」
そんな、耳が痛いけれど自分を成長させてくれる「問いかけ」は、AIは自らしてくれません。AIはただ、あなたの出した情報を鏡のように映し出し、それを何倍にも大きくして返してくるだけなのです。
「起業術」で見えてくる、AIには救えない心のブレーキ
この現象は、ビジネス構築の世界でも全く同じことが言えます。
私が主宰に関わっている「あなた商品化起業術」でも、受講生の方が「何をやりたいか」を整理していくプロセスで、必ず直面する壁があります。
それは、本人が「これがやりたい!これが私の情熱なんです!」と思い込んでいることが、実は**単なる「今の苦しい現実からの逃避」**だったりする場合です。
- もし、AIに相談したらどうなるか?
「今の仕事が辛い。自由になりたいから、得意な〇〇で起業したい」と伝えれば、AIは即座に「素晴らしい決断です。〇〇市場の可能性は大きく、成功するためのステップは以下の通りです」と、もっともらしいビジネスプランを秒速で提示します。 本人は「やっぱり私の考えは正しかったんだ!」と高揚し、そのプランに従って進もうとします。 - しかし、人間のプロ(私)が関わると、景色が変わります。
「〇〇さん、ビジネスを形にしようとした瞬間、なぜか胃のあたりが重くなりませんか?」 「その『やりたいこと』を選んでいる時、心は本当にワクワクしていますか? それとも、今の環境から離れたい一心で自分に言い聞かせていませんか?」 そうやって、本人が無意識に隠している「心のブレーキ」を、一緒に、じっくりと見つめていきます。
AIは「逃げたい」と言えば「逃げるための最短ルート」を教えてくれます。
でも、それが本当の幸せに繋がっているかどうかまでは責任を持ってくれません。
一方、生身の人間は「なぜあなたが今、動けなくなっているのか」という、言葉にならない違和感を汲み取ることができます。
この**「胃の重みの正体」を見つけることこそが、実は起業準備において最も重要なステップ**なのです。
AIが作る「温度のない」ビジネスの限界
また、AIを使ってペルソナ(理想のお客様)を設定したり、商品コンセプトを考えたりするときにも、決定的な落とし穴があります。
AIに「30代女性、共働き、子育てに悩む人向けのビジネスを考えて」と頼めば、過去の膨大なデータから導き出された「正解に近い答え」が返ってきます。
それは確かに理論的で、一見売れそうな気がします。
しかし、そこに**「あなたの体温」**は乗っていますか?
AIが作るペルソナには、血が通っていません。
あなたの過去の痛みや、あなたが誰かを助けたときに震えた心の感触が含まれていないのです。
自分が心から「この人を救いたい!」と思えない架空のキャラクターに向けて、情熱を持って商品を売ることはできません。感情が伴わないビジネスは、作っている途中で必ず「苦行」に変わってしまいます。
さらに、AIが得意なのは「最大公約数」を探すこと。
みんなに受け入れられそうな、角の取れた優等生なコンセプト。
でも、ビジネスで選ばれるために必要なのは、AIには計算できない**「あなたの偏愛」や「独特のこだわり」、時には「毒」**だったりします。
誰にでも売れそうな「最大公約数的」な商品は、裏を返せば、誰の心にも深く刺さらない商品になってしまうのです。
結論:AIは「答え」ではなく「鏡」である
ここまでお話ししてきて、私が伝えたい結論は一つです。
AIは「答え」を出してくれる神様ではなく、あなたの中にあるものを映し出す「鏡」に過ぎないということです。
AIとの対話は、自分の声を大きくするスピーカーのようなもの。
もし今の私が、あなたの断片的な情報を少し聞いただけで「離婚すべきです」とか「そのテーマで起業すべきです」と断言してしまったら、それはあまりにも無責任な「呪い」になってしまいます。
人生の複雑な糸を解くには、やはり「自分の言葉の裏側にある迷い」まで汲み取ってくれる生身の人間との対話、そして、鏡に映った自分を見つめ直す静かな時間が必要なのです。
結びに:軽やかに、そして穏やかに2026年を歩き出そう
2026年、私は「穏」という一文字を掲げ過ごすと決めました。
それは、もう二度と「苦しいことや我慢こそが仕事だ」という旧時代の価値観には戻らない、という自分への誓いでもあります。
無理をして動く必要はありません。 自分を押し殺してまで頑張る必要もありません。
資産の計算や情報の整理、ビジネスプランの骨組み作り……そんな「作業」には、AIという優秀な秘書を思う存分使い倒してください。
けれど、あなたの人生の「北極星」を決めること、そして誰かのために心を震わせること。
その大切な領域だけは、AIという鏡に頼りすぎず、あなた自身の魂で決めてほしいのです。
もし、今のあなたのビジネス構築に、何か「胃のあたりの重み」を感じているなら。 それはあなたが怠慢だからでも、能力がないからでもありません。
あなたの心が「それはAIが出した平均値であって、あなたの本音じゃないよ」と教えてくれている、大切なサインかもしれません。
2026年、一緒に「仕事の定義」をアップデートして、新しい景色を見に行きませんか?
AIという鏡を使いこなしながら、その奥にある「本当の自分」を信じて、穏やかに歩き出しましょう。
今年も、あなたの挑戦を心から応援しています!
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