パート専業主婦が2年かけてやりたいことにたどりついたお話

9月末の経営合宿で「楽しいことだけおっかけます!」宣言をしてからはや2週間。

さてどうなるか・・といろいろと楽しんでいますが、「バンド組もうぜ!」などという予想外のお誘いがあったり(笑)、遊びのお誘いがガンガン入ったりでなかなかに忙しいです。

「楽しいことばかりする!」のもなかなかに体力が要りますね😅先週はちょっと疲れました。。

パソコンに向かう時間が大幅に減ってしまったので、このブログも更新に間が空いてしまいました💦

さて今日は、先日のセッションで嬉しいことがありました!ということを書こうと思います。

目次

パートじゃなくて自分で仕事したい!でもやり方が分からない。。

お名前を仮名で「みどり」さんとします。

みどりさんは私が独立して最初のクライアントさんです。

独立する前、前職在職中に「こんなことをこれからやるのでセミナー来て!」と同僚をセミナーに呼びまくっていました。みどりさんは、その時セミナーに来てくださった同僚Kさんの奥様です。

ちょうどKさんが私のセミナーを受講された頃、みどりさんはある韓国ドラマにハマっていました。そのドラマは”起業した女性が頑張って前に進んでいく”ストーリーだったそうで、みどりさんは「私もやりたい!」と思われたそうです。そしてKさんが私のセミナーを受けて下さったとき、ちょうどその起業願望をだんな様(同僚のKさん)に相談していたというタイミングだったようです。

Kさんから「妻(みどりさん)が何かやりたいみたいなので、じゅんじゅんのセミナー紹介してもいいですか?」とご相談を受け、そこからみどりさんとのご縁が始まりました!

その頃のみどりさんは、自分でも何かやりたいと考え、興味のあった「パーソナルカラー診断」の資格を取られたところでした。

でもそこからどうしていいのか分からない。。そんなお悩みを抱えていました。

なぜパーソナルカラー診断なのか

あなた商品化起業術では、最初のコースでその方の人生を振り返り、起業のネタ、原体験を探っていきます。

みどりさんはファッションやメイクにとても興味がある方です。その原点は高校生時代にありました。

高校に入ったみどりさんは、周りの「可愛い子」に圧倒され劣等感を持ったと言います。自分に自信がなくなり、「可愛くなればみんなに溶け込めるかも」と考えてメイクの工夫を始められ、そこから自分に自信がついてきたという体験をお持ちでした。

また、尊敬する人としてみどりさんがあげられたのはキング牧師。そう、あの「I have a dream」と言って、「肌の色や出身に関係なく、すべての人に自由と民主主義を!」と訴えたキング牧師です。なぜキング牧師に惹かれたのか、それも紐解いていきました。

キング牧師に惹かれたとしてもいろいろな要素があります。

・非暴力をつらぬいたところなのか
・強烈なリーダーシップなのか
・決して恵まれた環境でないところから人々を巻き込んでいったところなのか
・それとも多様性を訴えたところなのか

いろいろ話をうかがう中、「多様性」というキーワードが出てきました。

他のワーク、例えば「ビジョンマップ(自分の理想を写真や絵、言葉で表すもの)」を作るワークでも、みどりさんのビジョンには老若男女、背の高い人低い人、いろいろな人がファッションを楽しみ、自己表現をする姿が描かれていました。

みどりさんは特に意識されていなかったようですが、これも「どんな体形の人でも、どんな顔かたちの人でも、ファッションの力で自信をもって生き生きと過ごす」という夢があり、これもみどりさんが目指す「多様性」の形だと思います。

みどりさんご自身の経験(自信がなかった自分が、メイクの力で自信をつけることが出来た)と、どんな人にも自信をもって前に進んで欲しいという思いが見えてきた瞬間でした。

みどりさんが助けたいお客様は誰か

ただ、そこから先、みどりさんは苦戦されました。

パーソナルカラー診断でモニターさんをとってみたものの、どうしてもお金を頂くことが出来ず無料にしてしまったり。

「助けたい人」が「自信がなかった高校生の頃の自分?」と思っても、

「高校生はお金払えないからターゲットにはならないのでは」
「だったら主婦がいいかもしれないけど、主婦もお金が自由にならない」
「女性起業家だったらよいかもしれないけど、そこが本当に助けたいのか分からない」・・・


そんな思考がグルグルまわってしまったようで、なかなか前に進めなくなってしまいました。

これは実は結構よくある現象で、「助けたいお客様」を考えるときに、つい「お金になるのか」「儲かるか」を考えてしまう現象です。

その視点が悪いとは思いませんが、そのターゲットが「本当に助けたい人」ではなかった場合、なかなか前に進めなかったり、儲からないとすぐにターゲットやビジネスを変えてしまったりで、なかなかうまくいきません。

そこで苦しくなってしまったみどりさんでしたが、他の受講生さんと会話したり、また同期の仲間とのつながりの中で、行動や思考をとめるということはされませんでした。

苦しくなってしまったけれど、仲間と一緒に一生懸命前に進まれた!そんな印象です。

わたし、1番助けたい人が分かりました!!

そんな状況だったみどりさんですが、先日のセッションでは「私の助けたい人が分かりました!!」と力強く宣言されたのです。

自分史を振り返ったり、いろいろなワークをやっても思い出せなかったそうなのですが、実は会社員3年目の頃にとてもつらい思いをしていたそうです。

会社には慣れたけれどこのままでいいのか。自分はこれがやりたいのか。自分自身を見失う思いで、ぼんやりと「この電車に飛び込んだらラクになるかな」といったことまで考えていたそうです。

「その時がしんどすぎて、今まで思い出さないようにしていた気がします」とみどりさん。

「でも、そこを乗り越えた今の自分なら、当時の自分を幸せにしてあげることが出来る!」

そんなことに気づいたそうです。

「やりたいことが分からない」「どうやって見つけて良いかもわからない」「自分に自信が持てなくなっている」・・・

そんな若者を助けたい!というのがみどりさんの気づきでした。

「やりたいことを見つけるワークは、あなた商品化のコンテンツをそのまま使いたい」というお話も頂きました。

それに加えて、ファッションやメイクなど、みどりさんの大好きな、そして得意な分野を組み合わせ、みどりさんならではのビジネスを構築したい!というのが今のみどりさんの夢になりました。

長く悩んでいたみどりさんが、力強く宣言されたのがとても印象に残りました。

やりたいことが分かる(肚落ちする)ことの幸せ

私自身も、「起業したいけど何してよいのか分からない」と迷っていた時期が一番苦しかった気がします。

起業塾に入っても、それを見つけることは出来ませんでした。

その後この「あなた商品化起業術」とメンターさんに出会い、私の特長や強み、やりたいことに気づかせて頂きました。

「やりたいこと」を探すとき、ついつい自分ひとりで自分の内側を覗き込んでばかりいますが、これをしても見えてこないというのが実感です。

第三者からのフィードバックがいかに貴重か!

そして自身の目指す方向性が定まると、あとは本当に人生がラクになります。

起業だけが正解ではありません。「やりたいこと」を見つけたら、実は「今会社でやっていることだった!」でも全然OK!と思っています。

私が長年会社員として続けてきたマーケティングの仕事も、今思えば、「ホントに好きだったんだよなー」と思えます。そしてそれを生かして起業できているのが本当に幸せです。

そんな幸せを、もっと多くの方に伝えたいなーと思って日々活動しています。

何かやりたいけれど、どうしてよいのか分からない。。
やりたいことが何なのか自分でもつかめない。。

そんな方がいらっしゃったら、是非セミナーにご参加頂ければと思います!

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