映画「マトリックス」- あなたが選ぶのは赤いピル？青いピル？

2024年が始まりました。

元気に「あけましておめでとうございます！」とスタートしたかったのですが、能登半島での地震、そして羽田空港での事故と、お祝いも憚られる年明けとなりました。

被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

Yahoo！サイトを通して、わずかばかりですが災害救助犬サポートに寄付をさせて頂きました。

一人でも多くの方の命が救われますように。。。

「マトリックス」ネオが選んだのは赤いピル

元旦はつくばに戻り、父を施設から連れ出して実家でおせち料理をふるまいました。

夕方4時過ぎに自宅に戻ったところで緊急地震速報。

その後テレビを観て、惨状に驚きました。

１月２日は初詣。近所の神社をはしごし、のんびりと。

そして2024年のスタートに、映画「マトリックス」を観ました。

なぜそんな古い映画を？

と思われる方もいそうですが、「マトリックス」って会社員からの独立起業と重なるところがあり、今一度初心に帰ろうと思って見始めたのです。

「マトリックス」と独立起業？

こんなシーンがあります。

主人公ネオを真実の世界に導こうとするモーフィアスが、ネオに２粒のピルを見せ、こう言います。

マトリックスの真実を知りたいネオは迷わず赤いピルを選び、そして自分が認識していた世界が実は虚像であることを知るのです。

青いピルは会社員生活に似ている

もしネオが青いピルを飲んでいたら、彼はある意味退屈だけれど幸福な日常生活を送ることが出来ます。

本当の自分の力や、本当の世界を知らないまま。

起業前に「マトリックス」を観た時、この赤いピルと青いピルの比喩が分かりませんでした。

会社を辞めて独立起業した今、この比喩がすとんと肚おちしました。

会社員でしか出来ない経験もあり、会社員として過ごすことも素晴らしいことです。

が、自分のお金を遣って、自分ですべてを決めて、本当に自分が好きな人と好きなことで生活の糧を得る–そんな経験は望むべくもありません。

会社員として毎日ワクワクしながら働けている人はいいのです。

そうではなくて、毎日愚痴を言いながら、そしてギスギスした人間関係に疲弊しながら、それでも会社にしがみついているような、そんな過去の私のような人。

そんな人に問いかけたいのです。というか、これは過去の自分に問いかけた言葉です。

会社員（正社員）をしていれば、正直、進歩しなくても進化しなくてもお給料がもらえます。

その地位を手放さなければ、そして自由を望まなければ、平穏な暮らしをすることが出来ます。

不満があっても、我慢して自分を押さえてとりあえず所属していれば生活できます。

特に大きな会社であれば「誰もが知っている〇〇で部長をしている□□さん」といった形で、社会的な尊敬も得られます。

でも。。。

私は心を殺していました。

そしてその世界を出たら、まったく違う世界があること、ありのままの自分でいられる世界があることを知りませんでした。

そんな世界があることを知るのは、赤いピルを飲んでから（独立してから）のことです。

赤いピルを飲んだ自分

赤いピルを飲んで真実を知ってしまったら、青いピルの世界（退屈でも安定した世界）には２度と戻れません。

映画のネオは迷いなく赤いピルを飲みます。

私は迷いに迷って赤いピルを飲みました。

恵まれてはいるけれど、自分を押し殺して人の価値観にあわせていた世界を捨てて、毎月のお給料はないけれど自分らしく生きられる世界を選びました。

そこには想像もしなかった世界が待っていました。

そして想像もしなかった自分を見つけることが出来ました。

そして今、映画「マトリックス」を見ると、赤いピルと青いピルの比喩が、ものすごく心に響くのです。

会社員時代にこの映画を見た時は実はこの比喩にピンと来ていませんでした。

「こちら側」に来て、ずっと会社員であったなら全く知らない世界を知り、その時代の自分がいかに勉強不足で、いかに世界を知らなかったかを痛感しています。

手放すと入ってくる

私は癌サバイバーなので、常に命が尽きることを考えています。

明日死ぬかもしれない、１年後死ぬかもしれない、赤いピルを飲まずにいたら、こんな世界をまったく知らないまま一生を終えていたかもしれません。

安定を捨てる恐怖に打ち勝って、赤いピルを飲んでよかった。。。

年明け、「マトリックス」を観ながらしみじみとそれを感じていました。

もちろん、ひとりでここまで来られたわけではありません。

私に「赤いピルか青いピルか」の選択肢をくれたメンターさん、いつでも味方でいてくれる仲間、私をいつもワクワクさせてくれるクライアントさん、そんな方々に支えられながらここまで来ました。

赤いピルを飲みたいけど迷っている方、飲むかどうかはさておき、2024年、まずは飲むかどうか考えるところから始めてみませんか？

ビジネス構築が出来るまで、会社は辞めないで！とお伝えしています。

まずは自分のビジネス構築にチャレンジしてみませんか？

チャレンジしてみて、やりたいか、やりたくないか、改めて考えてみてもいいと思います。

でもまずは動かないと始まらない。

あなたのチャレンジをお待ちしています！！

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