起業に向き不向きはあるの?
「私なんかでも起業できますか?」
「起業に向いている人、向いていない人っているんでしょうか?」
こんなご質問を受けたりします。
どうなんでしょう。。?私自身、自分が起業するとも思っていなかったので、今こうして独立起業していることは予想外。向いているか向いていないか、考えたこともなかったです。
でも実際に会社員を辞めて独立してみると、誰でも起業はできるけど、その環境を楽しめる、楽しめないは人によって違うかなと感じています。
続く、続かないも「楽しいか」「楽しくないか」だと思うので、こんなことを楽しい!と思える人は向いているのかと思います。
起業を楽しめる人
① 新しいことを楽しめる人
実際に起業してみると、新しいチャレンジの連続です。
交流会に行くことも、自分のランディングページを作るのも、決済システムを設定するのも、初めて!そして毎日のように新しい出会いがあったりします。
新しいことへのチャレンジは「ワクワクする」という人もいれば「ストレスを感じる」という人もいるかと思います。もちろん100%楽しいわけでもなく、100%ストレスなわけでもなく、その度合いの問題かと思いますが、「新しいことをするのは苦手・・・」という方はしんどくなってしまうかも。
ルーチンワークと新しいチャレンジと、どちらかというと新しいチャレンジのほうが楽しい!という方は、起業しての環境になじみやすいかもしれません。
② 嫌なことは徹底して避けたい人
これは意外に思われるかもしれません。
私も「起業したら全部自分でやらなければならない。だから嫌なことでもちゃんと取り組める人のほうが起業には向いている」と思ってました。
でも、ある本を知ってから見方が変わりました。
人とのコミュニケーションがとにかく嫌いなWEBデザイナーの方の書いた起業本です。彼は徹底して人キライなため、人に会わなくても営業できる手法を生み出しました。嫌いなことを避けるためにとことん仕組化をしたわけです。そして逆にそれが書籍として売り物になりました。
「これが好き!」というのも起業の原動力になりますが、確かに逆パターンの「これが嫌いだから徹底してやらないで済む方法を考える」。これも原動力になりえますよね。
会社員は、上司や部下、部署、働く環境を選べないので、「嫌なこともなんとか乗り切れる」スキルが必要です。でも本当にそういう環境が耐えられないんです!という方、これも意外と起業向きの方なのかもしれません。
あー、そういう意味では私も起業向きですかね。やりたいことが出来ない、目立てば叩かれる、そんな環境がホントに嫌だったから。。。(笑)退職直前の上司は、私から見たらどんなに意味がない仕事に見えても「いやー、勉強になりますね。素晴らしいですね。学んでます!」と笑顔でこなせる方でした。これが出来るのもものすごい才能!彼は起業ではなく、会社員として働く素晴らしい才能を持っているということだと思います。
③ きちんとお金を頂ける人
もし起業できたら、1000万は稼ぎたい。3000万稼ぎたい。こんなふうに思われる方も多いかと思います。3000万稼いで、自由な時間も確保して、たくさん遊んで。。。ねー、いいですよねー。こんな生活したいですよね!
でも意外や意外。1000万稼ぎたいです!とは言うものの、その第1歩である数万円を頂くことに踏み出せない方が多いのです。「自分にこんなお金を頂く資格があるのか」「お金を頂いて成果が出なかったらどうしよう」お金を頂くことに恐怖を感じてしまうのです。
このブロックを崩すには小さな金額からでも少しずつ始めてみることや、お客様ニーズにあわせて商品を作っていくことなどいくつかのステップがあります。でもこうしたノウハウを学ぶと同時に、自分にはできると信じることや、自分にはちゃんとその価値があると気づくことが必要だったりします。そして、互いにサポートしあい、また「あの人も出来たなら、私にもきっとできる」と思える仲間がいることも重要かもしれません。
売りたいのに、売れるのが怖くて営業していない。。。起業してみて、意外とこんな人も多いことに気づきました。
会社員としてモノを売るのと、自分の名前で自分のサービスを売ることの違い。これはやってみて初めて分かる感覚かもしれません。自分はできる、お金を頂く価値がある、こう思えることも、起業するうえでのキーのひとつかもしれません。
起業に向いていない人
向いていない人っているのかな・・・
ルーチン業務が好きで責任ある仕事はやりたくない人。成果ではなく時間に対してお金をもらおうと思っている人。・・・こういう人は起業に向いてない?こんなことを考えましたが、「ルーチン仕事が好き。だから、仕組化してルーチンで仕事がまわるようにしましょう」ということを仕事にする人もいれば、「とりあえずこの時間席にいることでもらえるお金は超コスパいい!」と言っていた人が、やりたいことを見つけてガンガン前に進んでいたり。
「トップに立つことが好きじゃない。自分の商品もない」という方が、「社長のスーパー右腕」という独自ポジションで稼いでおられたり。
起業する前は、起業する人というのは「自分で自分に責任を持ち」「嫌なことも避けずに取り組み」「営業もマーケティングもでき」「コミュニケーション能力が高くて人に愛される人」そんなイメージをもっていました。
が、全然このイメージは正しくなかったです。てか、こんなスーパーマン、世の中にいないですね(笑)
こんなスーパーマンでなくても、自分の強みを生かして楽しく働いている人がたくさんいることに気づきました。個人事業主、世の中にはこんなにいろんな仕事、サービスがあるんだ!!と驚くと同時に、意外となんとかなるもんなんだなーと。
ひとつ書き忘れました!
「まぁなんとかなる」こう思える人も、起業に向いた性格なのかもしれません!!
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