やりたいことが見つからない
何かやりたいけれど、ビジネスのネタがない・・・
だから資格を取ったり、新しいことにチャレンジしようとする
でもそれが本当にやりたいことなのか分からない
迷っているうちにどんどんつらくなっていく
私のやりたいことって何?やりたいことが見つからない!
自分のやりたいことが分からないなんて、なんてつまらない人生送ってきたんだろう。。。
こんなふうに思ってしまうことはありませんか?
あせって、自分を責めて、そして「なんでやりたいことが見つからないの?」と落ち込んでしまう。
これはすべて数年前の私のことです。
だから、なんにでもチャレンジして、声をかけられればどこにでも顔を出して、結局疲れて動けなくなってしまったはおととしの9月くらいのことでした。
やりたいことを見つけて仕事をしている人たちが眩しくて。劣等感にも苛まれました。
今となってみればわかります。
やりたいことを見つけているように見える人の中にも、実は迷っている人がたくさんいることに。
そして、やりたいことを見つけたいとき、一番やってはいけないこともわかってきました。
今日はそんなお話をします。
やりたいことを見つけたいとき、やってはいけない二つのこと
今は確信を持って言えます。
やりたいことを見つけたいとき、一番やってはいけないこと、それは
やりたいことを必死で探そうとすること!
です。
逆説的ではありますが、頭の中をどんなにのぞき込んでも、本を読んでも、見つからない時は見つかりません。
逆に悩みはますます深まり、苦しくなる一方になってしまいます。
仮説的になにかが見つかったとしても、必死で探した「やりたいこと」ネタはほぼ確実に売れる商品にはなりません。
なぜなら、そこに「お客様に価値を提供する」という視点がないから。自分はやりたくても、他の人が欲しいと思わない限り、それは趣味にはなってもビジネスにはなりません。
そしてもうひとつ、やってはいけないこと。
それは
出来ることの中からやりたいこと(仕事のネタ)を見つけようとすること
です。
これも理由は同じです。あなたがどんなに出来ることでも、それを欲しいと言う方がいない限り、それは売れるビジネスにはなりません。
では、どうしたら「やりたいこと」を見つけ、それを稼げるビジネスにしていけるのでしょうか。
やりたいことで稼ぐための、「やりたいこと」の見つけ方
答えにたどり着いたとき、実は私は衝撃を受けました。
セミナーに参加されたお客様へのメールを書いていた時のこと。その方へのアドバイスの中で、その言葉が急に浮かんだのです。
それは、ひらがなにするとたった16文字の言葉でした。
それは
誰かの悩みを解決してみる
です。
どんなことでもOKです。これをどんどん繰り返します。
「友人Aさんが、子供の保育園バックを作れずに困っていた」
この悩みを解決するために、あなたには何が出来るでしょうか?
① 代わりに作ってあげる?
② メルカリなどで手作りバックを探す方法を教えてあげる?
③ もう要らなくなった保育園バックを探して譲り受けて友達に渡す?
やり方はいろいろあると思いますが、出来る方法でその人を助けてあげてください。
これをやると、どんな解決策なら自分は得意なのかがだんだんわかってきます。またもっと重要なことですが、「やってみて楽しいか楽しくないか」これが分かります。
やってみて「楽しいか楽しくないか」を味わうこと。楽しくないことは続きません。楽しいと思えることは、多分あなたのやりたいことに近しいことです。
またある日、別の友人Bさんが足を骨折し、犬の散歩に行けないと悩んでいたとします。
あなたは何をして助けますか?
① 代わりに散歩してあげる
② 散歩代行業者を探してあげる
③ 犬を飼いたがっていた人を紹介して、散歩のお願いをしてみる
どれも解決策です。他にもたくさん、解決方法があるかもしれません。
まずは何か出来ることを考えて、やってみてください。そしてこれも「楽しいか楽しくないか」を味わってみてください。
これを繰り返すと、あ、私は人と人をつなぐのが好きなんだ!とか、情報検索がうまくて、それがとても楽しいんだ!といったことが分かってきます。試してみて、そして感情を味わう。これです。ひたすら自分だけで考えるのはストップです。
動いてみて、楽しいか楽しくないかを味わってみましょう。
誰かの悩みを解決するということは、ビジネスの基本です。悩みがあれば、解決ニーズがあります。あとはあなたがやってみて、楽しいかどうかを判断するだけ。だって楽しくなければ続かないから。
これが楽しい!ということに気が付くまで、誰かの悩みを解決してあげてください。
自分が何をしている時に楽しいかに気づく頃、あなたの周りにはあなたに感謝する友達があふれているはずです。
私もこれでやりたいことを見つけられた
私が起業したい人のサポートを始めたきっかけも、思い返せば「起業仲間をマーケティングスキルで助けたこと」でした。それが楽しかったし、その方がどんどん成果を出していかれたのも本当に嬉しかったのです。そしてそれが、いつしか「やりたいこと」だったことに気づきました。
その方はプロフィール写真を撮るフォトグラファーさんです。この方も最初は、写真は好きだけれど「人の撮影はしない」と言い切っていました。それが変わったきっかけは、プレゼンテーション用の写真が無くて困っていた私を撮影してくれたことでした。あまりにその写真が素晴らしすぎて、「私ってこんな素直な笑顔が出来る人だったんだ」ということに気づいて、私は感動して泣いてしまいました。その時のことを、彼女は「魂が震えた」と表現しました。
そしてそれが、彼女の「やりたいこと」に変わったのでした。
いま彼女は2か月先まで予約が埋まる売れっ子フォトグラファーとして活躍しています。新しい分野の写真にも挑戦し、生き生きと働いています。
私のブログメンターさんであるnaochkaさんも、最初の一歩は「ブログをやりたかった友人をサポートしたこと」でした。
Fさんも、やりたいことが見つからずに悩んでいた時、女性起業家に悩みを聞きに行き、その中からビジネスのネタを見つけました。
最後に注意点
同じ方の悩みをずっと解決し続けるより、出来れば周りのいろいろな方の悩みに応えることをお勧めします。おひとりの悩みを解決し続けると、人によってはあなたに依存してしまう恐れがあるからです。これはちょっと避けたいところなのでご注意ください。
誰かの悩みを解決してみる。そして楽しいか、楽しくないか、感じてみる!
やってみたらアウトプットしてメモしてみましょう。
Aさんのこんな悩みをこう解決した。ここが楽しかったけど、これはもうやりたくないと思った。
Bさんのこの課題をお手伝いした。自分のスキルがかなり高いことに気づいた。でも時間もかかってしんどかった。
こんな感じです。
これを続けることで、自分がどんな人を助けたいのか、だんだん共通点が見えてきます。
そして、楽しいと思えること、嫌なこと、これも共通点が見えてきます。
ここまで来たらしめたもの!
楽しいことをしているうちに、やりたいことが見えてきます。そして喜ぶ人が増えていきます。
本当に小さなことからのスタートでOK!是非「誰かの悩みをちょっとだけ解決してみる」を続けてみてください!
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