知らない人はやばい!マクドナルドの競合は〇〇です

今日はちょっと真面目にビジネス構築のお話を。

ビジネスを考えるときに知っておきたい、競合の話を書こうと思います。

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マクドナルドの競合は・・・

かの有名なハンバーガーチェーン。マクドナルド。

マクドナルドの競合はどこ?と聞かれたら、何と答えますか?

・モスバーガー

・バーガーキング

・フレッシュネスバーガー

ハンバーガーだけでいくつかのチェーン店が思いつきますね。

同じ「ハンバーガーチェーン」というカテゴリーだと、確かにこうしたお店がマクドナルドの競合として考えられます。

「なんか今日はハンバーガーの気分!マクドナルド行こうか、モスバーガーにしようか。。それともちょっと高いけど、アメリカンなあの有名店行っちゃう??」

あなたの頭に「ハンバーガーが食べたい!」が浮かんだら、ハンバーガーチェーン店同士はガチで競合になりますね。でも、もしあなたが会社員で、お昼前に浮かんだ言葉が、こんな言葉だったらどうでしょう。

「今日のランチ、どうしよう。時間が無いから、なんか買って席で食べよう!」

さてこの時、あなたの頭にはどんな選択肢が浮かぶでしょうか?

マクドナルドの競合はモスバーガーではない?!

「今日のランチ、どうしよう。時間が無いから、なんか買って席で食べよう!」

私は前職で秋葉原で働いていました。マクドナルドもすぐそばにありましたし、食べるお店もいっぱい。コンビニも近くに何件もある環境でした。

「とりあえずなんか買って食べよう!」

こういう時の選択肢は

・マクドナルド

・コンビニ弁当(同距離にセブンイレブン、ファミマあり。どっちにしよう。。)

・ほか弁屋さんの弁当

・キッチンカーのお弁当

などなど、結構たくさんありました。

「お昼に何か買って席で食べたい」こんなサラリーマンの頭の中では、起こっているのはハンバーガー同士の戦いではなく、テイクアウトランチ同士の戦いです。この時、彼・彼女の頭の中で考えている数々の選択肢、この選択肢がすべてマクドナルドの競合になりえます。

次の約束までちょっとコーヒー飲んで時間をつぶしたいとき

お友達との約束まで時間があってその時間をどうしようか考えている人、または次のアポまで時間がある営業マン、その人たちの頭の中の選択肢はどうでしょう。

・あそこに見えるマクドナルドでお茶するか。。

・スターバックスもある

・ドトールにしようか

・いやいや天気もいいし、缶コーヒー買って公園で座っててもいいや

マクドナルドの競合は、今度はコーヒーチェーンや缶コーヒーになりましたね。

「余った時間ちょっとだけお茶する」時に誰かの頭の中に浮かぶ選択肢、これが「お茶する」市場のマクドナルドの競合になります。

さてあなたのビジネスの競合は?

ひとくちに競合といっても、同じカテゴリーの同業他社だけが競合になるわけではないこと、お分かりいただけましたでしょうか?

マクドナルドの競合はハンバーガーチェーンだけでないのです。お客様のシチュエーションによって異なる、お客様の頭の中の選択肢、これがすべてマクドナルドの競合になります。

「持ち帰りランチ」市場ではコンビニエンスストアやほか弁屋さんが、「ちょっと座って休憩する」市場ではコーヒーチェーン店や公園までもがマクドナルドの競合です。

マクドナルドの場合はお金も人もありますから、ハンバーガー市場対策だけでなく、「持ち帰りランチ」市場や「ちょっと座って休憩する」市場の対策も出来るでしょう。

でも私たち個人で仕事をする人にはそんな余力はなかなかなさそうです。

なので、私たちのビジネスで考えるべき競合はふたつ。

ひとつめは同じようなサービスを提供する同業他社。

ふたつめはお客様がどんな時にあなたの商品・サービスを欲しいと思うかそのシーンを思い浮かべ、そこでお客様の頭の中に浮かぶであろう選択肢たちです。

化粧品の競合は?

例えばあなたが高価な化粧品を販売しているとして。

同じ価格帯の化粧品とどう違うのか、その訴求も重要ですが、それ以外に考えなければならないのがお客様の頭の中に浮かぶ選択肢たちです。

もしお客様のニーズが「きれいになってモテたい」だった場合。

「きれいになってモテる」ための商品は化粧品だけではありません。ここに3万円があったとして、その3万円で化粧品を買うか、あるいは洋服を買ったり、ダイエット食品を買うことを考えるかもしれません。恋愛コンサルタントへの相談料に使うかもしれませんし、エステに行くかもしれません。きれいになるために使う3万円を何に使うのか、お客様の頭の中に浮かぶものすべてがあなたの競合となります。

であれば、あなたは「ダイエットは苦しかったり続かなかったりするけれど、化粧品はそのままのあなたを充分に美しくしてくれるものなんですよ。」といった形で、なぜ自分の商品・サービスのほうがお客様の役に立てるのかをお伝えする必要があります。

お客様の頭の中を覗き込む

お客様の課題となりたい未来が分かったら、その未来にたどり着くまでにお客様が考える選択肢をたくさん考えてみましょう。

競合はお客様の頭の中にいます。

是非頭の体操をしてみてくださいね!

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