ちょっと大きめの病気が見つかってしまいました。来月(6月)に恐らく入院、手術になりそうです。今は検査、検査が続いていて、ちょっとしんどい気分。早くすっきりしたいものです。
そんなこんなで、これまでのことをちょっと振り返ってみようと思います。
独立してから3月まで
昨年会社を辞めてから、猛烈な勢いで動いてきました。
やりたいか、やりたくないか、というより、何かに突き動かされてきた感じ。
朝7時からパソコンを立ち上げ、仲間と一緒に「3か月、半年先に向けた重要業務」に取り組む時間、8:30から9:30は人に会い、10:00から12:00はセミナー、午後は交流会に出て、その後また人に会い、そして夜はコンサルティング、その合間にメルマガを書き。。そんな毎日を過ごしていたのです。
人にもたくさん会いました。そしてその合間にはこのブログの設定をしたり、メールマガジンをスタートさせたり、セミナー参加の方へ送信するSTEPメール(10日でセミナー内容をおさらいするもの)を書きあげたり、気づいたら、自分の楽しみのために使う時間、自分をいたわる時間がほとんどない状態でした。
おかげさまで毎月安定的に起業コンサルテーションのお申込みを頂け、ビジネスとしては順調だったものの、とにかく毎日猛烈に働いていた印象です。
個人事業主として働いていると、働く時間も休む時間も自分の自由に出来ます。その自由さに憧れて独立したのですが、逆に、自分でちゃんとコントロールしないといくらでも仕事が出来てしまうのです。いわゆる「自己ブラック企業」化状態。
もうこんな生活ムリだ!!と気づき、「ここにはスケジュールを入れない」「この時間には何をやる」「人に会うのは週〇回まで」・・自分で働き方のルールを決めることの重要性に気づきました。
そんなこんなで3月末、「4月はもうビジネス交流会には行かない!」と決め、日帰り旅行も計画し、4月は自分をもう少しいたわってあげることにしたのです。
4月、5月
もっと自分を大切に、そして自分が喜ぶことをするぞ!と決めた4月。早速友人と日帰り旅行で三浦半島に行ってきました。マグロを食べて、船に乗り、バスに乗り、温泉に入り。1日大満足で帰ってきたその夜。ふと触った右胸に、小さなしこりを見つけました。
ネットで検索すると隣町に乳腺外科の専門医がいることが分かり、幸い翌日の朝に予約が取れました。
さすがに眠れぬ夜を過ごし、翌日。その日は超音波検査などを実施し、改めて別日程で詳しい検査をすることになりました。
3月までの猛烈スケジュールだったら、通院時間を確保するために何人もの方と時間調整をしないとならないところでした。なのに不思議なことに、これまで安定的に入ってきたWEBからのセミナー申込みもなぜかぱたりと止まり、自由になる時間がしっかり出来ていたのです。そんなスケジュールの中に、検査の時間も最速で入れ込むことが出来ました。
交流会も行くのをやめ、人と会うのもやめ、少しのんびりしようと思った矢先のしこり発見。結果が出るまでは落ちつかない日々。なのに不思議や不思議。いったん仕事はセーブしたはずなのに、会社を辞めてから知り合った方々から、いろいろなお話が頂けるようになってきていました。集客活動らしいものは何もしていないのに、気づけばご紹介でスケジュールが埋まっていきます。しかも程よい感じに。
受注しなければ収入がない個人事業主。集客活動の休止はきついはずなのに、なぜか良いお話が続きます。今まで頑張ってきたことの成果が、ちゃんと自分を救ってくれた。。。そんな感覚がありました。
そして検査の結果は初期の乳がん。
ガン宣告を受けると、ほとんどの方は茫然自失となり先生が何を話したか全く覚えていうという方が多いそうです。私は逆で、結果を告げられた瞬間、なぜか何かから解放された感覚がありました。そして詳しい話をうかがい、地元の国立病院の紹介を受け、ひとり明るく駅ビルでカツオのたたき定食を完食して帰宅したのでした。
それが4月下旬のこと。
そこからまた不思議なことに、5月以降はセミナーへのお申込みも入り始め、定員枠を拡げるような状況となったのです。
5月に入ってからは検査の日々が続きます。その検査結果が出そろわないと手術日程も決まりません。6月以降のスケジュールが見えないのが難点。まずはその結果待ちですが、1週間の入院期間とその後の1週間程度仕事を休み、そこからはコンサルテーションも再開しようと思っています。
病を得て思うこと
ガンと聞くとみな驚き、怒り、呆然とするそうです。
でも、考えてみるとこのガン細胞も私の一部、私が生み出したものです。
私が生み出したものなのに、ガン細胞というだけで忌み嫌われ、切り取られて捨てられる。ずっと取っておく気持ちはないのですが、でもなんだか不憫でなりません。生みの親から嫌われて、捨てられた子供みたいで。何か意味があって生まれてきたのだろうにと思います。
ショックではあったけれど、怒りも、否定の気持ちもわいてきません。「なぜ私が?」というより、なぜか「ああ、やっぱり。」という感じが沸き起こりました。
働き方を変えようと思ってスローダウンした瞬間にガンが見つかり、今まで数多くあったWEB申し込みが急になくなったにも関わらずなぜかちゃんとお仕事は頂け、腹をくくって人生を見つめなおしたらまた多くの引き合いが来だす。。。
私はあまりスピリチュアル系の人ではないのですが、生き方、働き方、人生の見方を変えて、もっと自分らしく生きなさいと誰かに言われている気がしてなりません。
そしてもうひとつ。
大丈夫、必要なものはすべて用意してある。だから何があっても大丈夫。そんなふうに言われている、伝えられていると、なぜかひしひしと感じるのです。
この病のこと、書いて良いものか悩みました。でもありのままの自分でいることが重要だし、書きたければ書けばよい、そう思って書いています。これで驚いて離れていく人がいても、それはそれ。その人とはご縁がなかったということでしょう。
等身大の自分で、そのまま生きていこうと思います。
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