先日、健康保険切替の話を書きました。任意継続で入っていた健康保険が２年の期限を迎え、国民健康保険に切り替えないと。。ということを書いたのですが、会社を辞めてはや２年経ったんだなぁとしみじみ感じています。
今日は2023年10月31日。
退職日は2021年10月31日。
つまり、会社を辞めてちょうど2年。。ということになります。
2年前とは見ている景色が全く違い、時間の流れも違い。チャレンジして良かったとしみじみと感じています。
2年前の今日は
実は2年前の今日のことはどんな1日だったか、あまり覚えていません。
それより記憶にあるのはその1か月前。会社の最終勤務日のことです。9月末まで勤務し、10月1ヵ月は有休を使っていました。その最終勤務日のことはよく覚えています。
まだコロナ禍の真っ最中。飲食店も営業自粛を求められ、コロナにかかった人が半ば後ろ指さされるような、そんな雰囲気の頃でした。
会社は基本的にリモート勤務、週1回程度必要に応じて出社という形で勤務していました。
この日は当然出社しました。
引継ぎも終わっていたので、社内外のお付き合いのあった方々にメールを出したり、ご挨拶にまわったり。
そんなこんなで1日を過ごし、そして社員証やパソコンを返却して退社しました。
この年、9月末までは飲食店は基本的に営業禁止だったのですが、当時秋葉原では「闇営業」しているお店もありました。
仲の良かった同僚が「闇送別会」を企画してくれ、つきあいのあった取引先の方も駆けつけてくれて、コロナ後初、2年ぶりくらいの飲み会となりました。
10月31日までは会社員。その翌日からは身ひとつ。
寂しくなるのか、ワクワクするのか、それとも不安にかられるのか。自分でもわからないと思っていました。
そして迎えた11月1日。10月から既に起業支援の仕事（集客、営業、コーチング）もバリバリしていたので、実はほぼ何の感慨もなくこの節目を迎えたのでした。。。
1年前の今日は
抗がん剤3回目の投与が終わり、手足が真っ赤に腫れあがるくらいのアレルギー反応に苦しんでいました。
とにかく痒い。死ぬほど痒い。
プチっと発疹が出来るなんて生易しいものではなく、発疹がいくつも重なり面になり、手足を覆うような強烈な蕁麻疹でした。
ガン治療を受けていた主治医に連絡するも、診察する時間が取れないので地元の皮膚科に行ってくれとの指示。
そこで抗アレルギー剤を出してもらい、許可をもらって通常の2倍服用し、患部には抗ヒスタミン剤を塗って耐え忍ぶ感じ。抗ヒスタミン剤の塗り薬が1日1本の勢いで無くなっていきました。
後日の診察日に主治医にこの状態の写真を見せたところ、抗がん剤のアレルギー反応が危険すぎるということで4回目の抗がん剤投与は即決で中止となりました。
思い返せば、そう。1年前の今頃は、とにかく抗がん剤の通常の副反応に加えこの痒みと闘っていた日々でした。
そして今日
痛いところは？⇒なし！
痒いところは？⇒なし！
下痢なし、便秘なし、発熱なし、服用している抗がん剤の副作用でしつこい倦怠感や眠気はあるものの、基本的には元気！！
この2年の間に入退院を繰り返した父も今は施設で落ち着き、そして夫も息子も、黒猫くんも元気！
1年前の11月に初めて体験した太極拳教室は無事1年続き、来月11月の全国交流大会に向けてもうレッスン中です。
そのつながりで無事地元デビューし、来月は地元公民館の秋祭りでバンドデビューする予定です（笑）
クライアントさんも順調に増え、この春から始めたグループコンサルも予想以上の効果が見えてきました。
クライアントさんが他の方におススメしてくれたり、ここで学んで本当に良かった！という声も頂けるようになりました。
春に書いたコラム記事から、「東京シニアビジネスグランプリ」のセミナー講演へとつながり、それを見た方や元同僚からのセミナー申込みなどもあり、お仕事も順調に進んでいます。
会社員時代は「成果を出しすぎると叩かれる」的なことも体験しましたが、今はとにかく自分次第。
人間関係は3割がファン、4割が中庸、残り3割がアンチ。。くらいの割合になるらしいので、アンチの方ももちろんいることでしょう。
でもまぁそれが普通らしいですし、今は「好きな人とだけ付き合う」自由があります。
ここまで自分、よくやった！
この2年、特に今年年明けからのスピードがハンパなかったです。
気持ち的にはまだゴールデンウイークくらいのつもりなのに、もう明日は11月。
いろいろと振り返って、本当によくやって来たなぁと思います。
起業塾に飛び込んだ自分、その後メンターさんと出会い改めて「あなた商品化起業術」で学び、そして勇気を出して独立の道を選んだ自分。
独立後に大病も経験し、それでもここまで来られた自分。
頑張っている意識はなかったけど、よくここまで来たなぁと振返っています。
家族や、仲間や、メンターさんさんや、そして独立してから出会った大切な方々、会社員時代からずっと付き合ってくださっている友人、先輩、後輩。闘病を支えて下さった医療関係者の方々。そんな方々に本当に支えられてここまで来ました。
どの出会いが欠けても、今ここにはいなかったことを実感しています。
今日は自分自身と支えて下さった方々、そしていつでも清潔な水が飲め、空腹も感じず安全に暮らせる日々の生活に改めて感謝したいと思っています。
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