「欲しい」は手に入らないけど、「必要」は手に入る

2023年もいよいよあと10日を残すばかりとなりました。

来年の今頃、どんな気持ちで何をしているだろうと考えています。

私は癌サバイバーなので、まずは「来年の今頃、生きているかな?」と考えてしまいます。

でも、実はこれを読んでいる方全員が同じこと。みな必ず、最後の日が来ます。「もしかしたら今日が最後の日かもしれない」と考えると、本当に自分が喜ぶことをしないといけないなと思います。

そして後悔しない生き方をしたいな、と。

2023年、みなさんにとってはどんな年だったでしょうか。

目次

「変わりたい」でも「変われない」

私にとって2023年は「確立」と「変化」の年でした。

「確立」というのはビジネスの土台がしっかり出来た年、という感じです。

2022年は夏から闘病していましたので、後半半年はそちらにフォーカスしていました。

23年は丸1年継続的にビジネスをやってみて、丸ごといろいろなことを味わった年でした。

そして大きな成長も、そこからの踊り場も、そしてまた踊り場からのジャンプアップも経験しました。

エキサイティングで、おもしろい年だったなーと思います。

今年の後半の私のテーマは「枠を出る」でした。(今も継続中。。)

成功体験があり、それが途中からなぜかうまくいかなくなり、そしてそれによって自分自身の変化に気づき、古いものを手放して新しいところに足を踏み入れる経験をしました。

「枠を出る」ことは「成功体験を手放し」「今までやったことがないことに挑戦する」ことを意味しています。

この「変わる」ということ、実はとても怖いことです。

「枠を出たから」変わるのではなく、「先が見えなくても、覚悟して、手放して」を先にしないと、変わることは出来ません。

手放した先に何があるのか見えないから、怖いのです。特に成功体験を手放すのは本当に怖い。

でも、「変わる」ためには、少しずつ何かを積み重ねていくのではなく、「思い切って行動する」ことが大切だというのを、この1-2か月で体感しました。

変わりたかったら行動する

自分の頭でずっと考えていても、実は変わることは出来ません。

なぜなら、「自分の頭で考えている」ことは過去の延長線上であり、「自分の常識」内のことだから。

昨日と同じことをし、去年と同じことをしていたら、変わることなんてできません。

「こんなこと、今までの自分の常識ではありえない!」と思うこと、そんなことにチャレンジすること、まずは行動から入ることが絶対に必要です。

「自分の常識ではありえない!」と思っても、「自分がこうなりたい」と思っている人が言ったこと、やっていることなら、まずそれにチャレンジしてみること、それがとても重要だと思います。

会社で役員になりたいと思っているなら尊敬する役員の行動を真似してみる、起業して成功したいと思ったら、自分が成功者だと思っている人の行動を真似してみる、そしてその人に言われたことは全部やってみる。

こんなチャレンジを重ねることで、なりたい自分に「変わる」ことが出来るのだと思います。

「欲しい」は手に入らないけど「必要」は手に入る

余談ですが、「こうなったらいいな」と思っているうちは、その願いはかなわないのだそうです。

なぜなら、「こうなったらいいな」と思っているうちは、脳は無意識に「こうなっていない」状態をインプットし続けているから。

それを毎日続けているのは「夢がかなっていない自分」を毎日インプットし続けているようなもの。

ではどうしたらいいのでしょう。

まずはそれが叶った自分をクリアに思い描き、当たり前の感覚に変え、「欲しい」ではなく「必要」に変えることだそうです。

理想の未来を描いたとき、ある人が「高級車(仮にジャガーとしましょう)に乗っている」ことをあげました。

「稼げるようになったら、ジャガー欲しいんですよね」と。

と、そこにいた私のメンターさんがひとこと

「じゃあ、この場で試乗予約をしてしまいましょう」と。

試乗したらそれが「憧れ」ではなく、「現実味を帯びたもの」に変わり、「これ、自分には必要だ」に変わると。

(必要だと思えなかったら、逆にそれは不要ってことですね!)

WBC決勝戦で大谷翔平選手が「憧れるのをやめましょう」といった話は有名ですが、まさしく、「憧れている」間は決してそれは手に入らないのです。

「憧れる」をやめて、「必要」と思えるように行動から変えることが重要かと思います。

枠を出て、セルフイメージが変わった

長くブログを読んで下さっている方は、私のプロフィール写真が変わったことにも気づかれたと思います。

抗がん剤で抜けた髪がようやく伸びてきたというのもありますが(笑)、変わった自分をビジュアル的にも表現したくて、イメージコンサルタントにお願いしてビジュアルも行動も変えました。

古い写真がいろいろなところに残っているので一気に変えられないのですが、セミナー風景の写真も明日撮り直しますし、またバナーやその他の画像もプロにお願いして作り変えてもらう予定です。

まぁまぁお金はかかりますが、それで自分自身が変わり、よりワクワクする日常が送れ、そしてそれがビジネスの成功にもつながるとしたら、良い投資だと思っています。

今このブログを書いていて思ったのですが、やっぱり「憧れるをやめましょう」って本当にいい言葉ですね。

もし今、これを読んで下っているあなたが、「起業したい(起業に憧れている)」とか、すでに起業していても「もっとちゃんと収益化したい(売上が欲しい)」と思っていたら、憧れるのも欲しいと思うのもやめましょう。

「欲しい」を「必要」に変えることが出来るのは行動のみ。

それも、誰か(自分がこうなりたいと思える人)の力を借りて、その人が勧める「今までやったことのないことを思い切ってやってみる」という行動のみだと思います。

2024年、まだ「憧れ」「欲しい」を続けますか?

2023年も残すところあと10日あまり。是非、「枠を出る」最初の一歩を踏み出してみてください!

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