皆さん、こんにちは!じゅんじゅんです。
「目標を立てましょう!」
そう言われると、あなたはどう感じますか?
私の場合、なんだか身構えてしまうんです。
例えば「売上1,000万円達成!」とか、ちょっと背伸びした数字を掲げて、歯を食いしばって頑張るような、そんなイメージが先行してしまいます。(もしかして、私だけでしょうか?笑)
そして、その目標設定は、どこか「今のままじゃダメだよ」と、自分自身を否定されているような、そんな感覚にも繋がることがありました。
私は普段、皆さんに対して「あなたはそのままで十分に素晴らしい。あなたのスキルや経験を1ミリも変えずに起業しましょう」とお伝えしています。
だからこそ、「今の自分にないものを求めて目標を立てる」というアプローチに対して、心の中に小さな違和感があったのです。
そんな時にふと、「ありのまま」という言葉と「そのまま」という言葉が頭に浮かび、その二つの言葉の間に、とても大切な違いがあることに思い至りました。
今日は、この二つの言葉が教えてくれた、私なりの「目標」との向き合い方についてお話ししたいと思います。
「ありのままの自分」と「そのままの自分」の境界線
まず、「ありのままの自分」という言葉から考えてみましょう。
私の解釈では、「ありのままの自分」とは、文字通り、自分の得意なことだけでなく、苦手なことや、自分の嫌いなところ、短所だと感じている部分も含めて、それを許容し、受け入れるようなイメージが浮かびました。
例えば、「私はプレゼンが苦手だ」と感じているとしても、「まあ、これが私なんだな」と、その苦手さ自体を否定せず、受け入れる。あるいは、「完璧主義で細かい部分が気になる」という自分の性格も、「これも私の一部だ」と許す。
このように、「ありのままの自分」を認められるようになると、驚くほど心が軽くなり、とても生きやすくなります。
自分を無理に飾ったり、誰かの理想になろうとしたりする必要がないからです。自分への肯定感が高まり、日々のストレスが減り、本来の力を発揮しやすくなります。
一方、「そのままの自分」という言葉には、少し異なるニュアンスを感じました。
「そのままの自分」というのは、「今の状態から全く変わろうとしない人」や、「今のままで充分だ」という現状維持を指すように思えます。
もちろん、それで完全に満足できるのであれば、それは一つの幸せな状態でしょう。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか? 「ありのまま」を受け入れることは大切ですが、そこですべてを許容し、1ミリの成長もない自分でいいのか?という疑問も同時に湧いてきました。
私は、「ありのまま」の自分はしっかりと受け入れつつも、そこで完全に立ち止まってしまう「そのまま」の状態を良しとするのではなく、少しずつでも前に進んでいきたい、と感じたのです。
「目標」から「こうなりたい自分」へ〜言葉が持つ力
私にとって、「人生の目標を決める!」という言葉には、なぜかずっと違和感がありました。
どこか、自分を縛り付けるような、あるいは「こうあらねばならない」という強制力のようなものを感じていたのかもしれません。
ところが、「こうなりたい自分を目指す」という言葉だと、驚くほどすんなりと心に受け入れることができることに気づいたのです!
この二つの表現、言葉自体は似ていますが、私にとっては全く異なる響きを持っています。
「目標」という言葉は、到達すべき「点」や「成果」に焦点を当てているように感じます。
それは、今の自分から大きく飛躍した「理想」を、時に無理して追い求めるようなイメージを伴いがちです。それが、私の中にあった「今のままじゃダメ」という感覚に繋がっていたのでしょう。
しかし、「こうなりたい自分を目指す」という言葉は、結果としての「成果」だけでなく、プロセスそのもの、つまり「あり方」に焦点を当てています。
「こうなりたい」の中には、人への接し方や、働き方、休み方、心の持ちよう、健康のこと、そしてどんな感情を日々味わいたいかなど、本当に様々なことが含まれています。
それは、今の自分を否定するものではなく、「ありのままの自分」を土台としながら、より自分らしく、より心地よく生きるための「進化の方向性」を示してくれるように感じます。
つまり、「ありのまま」の自分をまずは許し、受け入れた上で、その「ありのまま」を土台として「こうなりたい自分」という理想の姿を描く。そして、「そのまま」の状態に甘んじることを拒否し、その「こうなりたい」という方向へ、焦らず、しかし着実に、少しずつでも進んでいく。
そんな生き方ができたら、最高かもしれない!と、心の底からそう思えるようになりました。
「こうなりたい」を見つけるヒント:「幸せのエッセンス」
「こうなりたい自分」と言われても、漠然としすぎていて、なかなか具体的に見えない…と感じる方もいるかもしれませんね。
そんな方には、ぜひ一度、あなた商品化起業術のコース1をおすすめしたいです。
これは、あなた自身の人生を振り返り、どんな時に楽しいと感じ、どんなときに成果を出し、そしてこれから先どうなっていきたいのかを人生の最後から考え。。といったワークを通して、あなた自身を深堀するコースです。
私も実際に受けて起業したひとりです。
私が心から幸せになるための「12のエッセンス」に気づきました。
例えば、「貢献している実感があること」「自由な時間があること」「新しい学びがあること」など、私の内側から湧き上がる「心地よさ」や「喜び」に繋がる要素が言語化された時、本当にストンと腑に落ちる感覚がありました。
これは決して「目標」という硬い言葉では表現されない、私自身の「幸せの羅針盤」のようなものです。今は、このエッセンスを日々どれだけ満たせるような仕事のやり方はないかな、と模索中です。
もちろん、すぐに全てが完璧に満たされるわけではありませんが、このエッセンスを知っていることで、進むべき方向が明確になり、迷いが少なくなりました。
「ありのまま」と「こうなりたい」で未来を描く週末に
今日は、私の心の中を巡る、少しとりとめのない思考の発散になってしまいましたが、この「ありのまま」と「そのまま」、そして「目標」と「こうなりたい自分」という言葉の違いが、私自身の起業や人生に対する見方を大きく変えてくれました。
「ありのまま」の自分を認め、愛すること。
それは、自己否定から解放され、今を生きる力を与えてくれます。 そして、「こうなりたい自分」という明確な方向性を持つこと。それは、未来への希望と、自分を成長させるエネルギーを与えてくれます。
この二つを大切にしながら、一歩ずつ進んでいくことこそが、私にとっての「幸せな起業」であり、「豊かな人生」なのだと確信しています。
この週末はぜひ、鏡に映る現在のあなたの姿と、そして「こうなりたい」と心から願う理想の未来の姿に、ゆっくりと想いを馳せてみてくださいね。きっと、あなただけの「幸せのエッセンス」が見つかるはずです💖

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