「セミナーに全然人が集まらない…」 「SNSのフォロワーは増えるのに、売上が伸びない…」
起業初期のあなたにとって、これは切実な悩みではないでしょうか。
しっかりと売上を上げていくためには、ただ闇雲に集客するだけでは不十分です。 本当に大切なのは、集めた見込み客をどうやって成約につなげるかという「集客導線」をしっかりと構築することです。
SNSでフォロワー数が多くても、そこから商品購入までの導線がなければ、売上は一向に伸びません。
この導線づくりの第一歩として、「フロントエンド」と呼ばれるお試し商品(お茶会、体験会、セミナーなど)を作り、そこにお客様を誘導する仕組みを構築することが不可欠です。
そして、理想的なのは、このフロントエンドに来てくれた人のうち、3人に1人が本命商品(本当に売りたい高額な商品)を買ってくれるような導線が整っている状態です。そうなれば、集客の悩みは驚くほど軽くなります。
このブログでは、そのフロントエンドにお客様をスムーズに誘導するための具体的な方法と、相手の心に響く「魔法の言葉」についてお話しします。
フロントエンドへのお誘い、なぜ躊躇してしまうのか?
ネット上で集客導線がしっかりと構築できていれば良いのですが、それがまだうまくいっていない、あるいはこれから作っていくという段階の場合、リアルな場での集客、つまり交流会などで知り合った人に直接お声がけする方法が非常に有効です。
しかし、このリアル集客を実践しようとすると、多くの方が次のような壁にぶつかります。
「断られたらどうしよう…」 「押し売りだと思われないかな?」 「嫌われたらどうしよう…?」
そうしたネガティブな感情が湧き上がり、せっかくのチャンスを前に、フロントエンドへのお誘いを躊躇してしまうのです。
この気持ちは、とてもよくわかります。誰だって、人に嫌われたくはないし、迷惑だと思われたくはないですよね。
でも、少しだけ視点を変えてみてください。
もし、あなたが提供するフロントエンドが、相手が抱えている課題を本当に解決できるものだったら、どうでしょうか?
例えば、「よく眠れない」という悩みを抱えている人が目の前にいたとします。もしあなたが、「熟睡できるツボ押し」を教える体験会(フロントエンド)を持っていたら、どうでしょう?
「実は、よく眠れなくて…」と悩みを打ち明けられたら、「ちょうど、睡眠改善のツボをお伝えする体験会があるんですけど、ご興味ありませんか?」と、相手のためを思って、自然にお声がけできるはずです。
相手の課題解決につながると思えば、それはもはや「売り込み」ではなく、**「価値ある情報提供」**になります。
あなたのサービスは、誰かの悩みを解決するためにあるのです。その信念があれば、提案を躊躇する必要はなくなります。
相手の背中を押す魔法のキーワード「ちょうどよかった!」
このメールマガジンでも何度もお伝えしていますが、集客において非常に重要な流れは、「まずはお客様のお悩みを聞く」、そして「その悩みに合った解決策を提案する」というものです。
そして、この「提案」の際に、相手の心に響き、思わず「うん」と言ってしまうような魔法のキーワードがあります。
それは、「ちょうどよかった!」です。
「え?そんな簡単な言葉で?」 そう思ったかもしれません。でも、この一言が、会話の流れをスムーズにし、相手の背中を優しく押してくれるのです。
具体的な使い方を見てみましょう。
【例1:睡眠改善の場合】
- 相手: 「最近、夜中にすぐ目が覚めちゃうんですよね…」
- あなた: 「それはお辛いですね。あ、ちょうどよかった! 睡眠改善のツボをお伝えする体験会があるんですけど、ご興味ありませんか?」
【例2:集客の場合】
- 相手: 「やっぱりもう少し集客したいんですよね…」
- あなた: 「そうなんですね!あ、ちょうどよかった! 集客の悩みがなくなっちゃう商品づくりのコツをお伝えするセミナーがあるんですけど、興味ありませんか?」
どうでしょう? 単に「セミナーがあります」と伝えるよりも、「ちょうどよかった!」という言葉が入ることで、「今、まさに私が必要としている情報だ!」という印象を相手に与えることができます。
この一言を添えるだけで、申し込み率がぐっと上がる魔法の言葉です。
「魔法の言葉」が機能する理由
なぜ「ちょうどよかった!」がこれほど効果的なのでしょうか?
それは、この言葉が以下の心理的な効果を持っているからです。
1. 相手の悩みとの「タイミング」を強調する
人は、自分が抱えている悩みにぴったり合った情報に出会ったとき、「これは運命だ!」と感じることがあります。「ちょうどよかった!」という言葉は、その「運命的な出会い」を演出し、相手に「今、聞くべき話だ」と思わせる力があります。
2. 売り込み感をなくし、会話をスムーズにする
突然「商品はいかがですか?」と売り込まれると、人は身構えてしまいます。しかし、相手の悩みを聞いた上で「ちょうどよかった!」と切り出すことで、「あなたの悩みに応えるために、この情報があるんですよ」というメッセージを伝えることができます。これにより、売り込み感が薄れ、会話が自然な流れで進みます。
3. 心理的な安心感を与える
人は「自分の悩みは自分だけだ」と思いがちです。しかし、「ちょうどよかった!」と言われると、「自分の悩みにぴったりな解決策があるんだ」という希望や安心感を持つことができます。これは、「この人は私のことを理解してくれている」という信頼感にもつながります。
魔法の言葉は、ただのテクニックではありません。それは、相手の悩みに対する共感と、解決策を提供する自信の表れなのです。
魔法の言葉を活かすための土台づくり
「ちょうどよかった!」という言葉を効果的に使うためには、一つだけ重要な土台があります。
それは、「相手のお悩みを聞く力」です。
魔法の言葉は、相手が何に困っているかを正確に理解していなければ機能しません。
交流会や会話の場で、自分のことばかり話すのではなく、まずは相手の話に耳を傾けることから始めましょう。
- どんな仕事をしているのか?
- 最近、どんなことで悩んでいるのか?
- どんな未来を望んでいるのか?
これらの質問を投げかけ、相手が心を開いて話してくれるような信頼関係を築くことが、すべてのスタートです。
そうすれば、相手の悩みが自然と見えてきます。そして、その悩みがあなたのフロントエンドで解決できるものだと気づいた瞬間に、「ちょうどよかった!」という魔法の言葉を放つチャンスが生まれるのです。
ちょうどよかった!(笑)
もしあなたが今、集客に悩んでいるなら、ぜひこの魔法の言葉を試してみてください。 次の交流会やオンラインでの会話で、相手の反応がぐっと変わるはずですよ!

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