「本当にやりたいこと、好きなことで仕事がしたい!」
そう思って行動しているのに、なぜかうまくいかない。
なぜか苦しい。 なぜか情熱が続かない。
もしあなたが、そんな風に感じているなら、それはもしかしたら、「やりたいこと探し」の罠にハマってしまっているのかもしれません。
なぜなら、多くの人は「やりたいこと」を見つけるときに、本当に大切な要素を見落としているからです。
今日は、多くの人が見過ごしがちな、本当に大切な3つの要素についてお話ししたいと思います。
このブログを読み終える頃には、あなたの「やりたいこと探し」の視点が、きっと大きく変わっているはずです。
多くの人が陥る「何」の落とし穴
「やりたいこと」を考えるとき、私たちはどうしても、「何をしたいか(What)」ばかりに意識が向きがちです。
- 「人に恋愛相談されることが多いから、恋愛カウンセリングを仕事にしたい」
- 「料理が好きだから、料理教室を開きたい」
- 「人の話を聞くのが得意だから、コーチングを始めたい」
もちろん、「何をしたいか」を見つけるのは、大切な第一歩です。
でも、これだけでは不十分なのです。
なぜなら、多くの人が「これをやりたい!」と思って始めたはずなのに、なぜか情熱が続かず、エネルギー切れを起こしてしまうからです。
それは、「何」の他に、もっと重要な「なぜ(Why)」と「どうやるか(How)」という二つの要素が抜け落ちているからです。
この三つのバランスが取れていないと、せっかくの情熱も長続きしません。
この三つの要素は、まるで椅子の三本脚のよう。 どれか一つが欠けても、椅子は安定せず、座ることができないのです。
次の章からは、この三つの要素を一つずつ掘り下げていきましょう。
情熱の源泉を探せ!「なぜ」を深掘りする
では、一つ目の要素「なぜ(Why)」について考えてみましょう。
先ほどの「恋愛カウンセリングを仕事にしたい」という例で考えてみます。
「なんでそれをやりたいの?」
この問いに対して、あなたは「人に恋愛相談されるから」と答えるかもしれません。
これ自体は一つの理由です。しかし、もしこの仕事がしんどいと感じる場面があったとしても、乗り越えられるほどの強い理由でしょうか?
あなたの本当の「なぜ(Why)」は、あなたの過去の人生の中に眠っています。
- 自分が恋愛でとても苦しい経験をした。
- その経験を乗り越え、今は幸せを掴んだから、同じように苦しんでいる人を救いたい。
- 誰かの笑顔を見るのが心から好きで、誰かの心の支えになりたい。
このように、あなたの苦しかった経験や、それを乗り越えたストーリーこそが、あなただけの「なぜ(Why)」になります。
それは、まるであなたの心の中に灯る、消えることのない炎のようなもの。
この炎がなければ、どんなに素晴らしい「何をしたいか(What)」を見つけても、壁にぶつかったときに立ち上がる力が湧いてきません。
成功している起業家の多くは、この「なぜ」が非常に明確です。
彼らは、お金や成果のためだけでなく、その仕事を通じて実現したい強い思いを持っているからこそ、困難を乗り越え、情熱を燃やし続けることができるのです。
あなたらしく輝く方法:「どうやるか」を考える
そして、最後の要素が「どうやるか(How)」です。
多くの人は、この「どうやるか」を考えるときに、世の中の「常識」や、成功者の「やり方」に引きずられてしまいます。
「恋愛カウンセリングを仕事にしたい」と思ったとしましょう。
あなたは「カウンセリングといえば、マンツーマンでじっくり話すのが普通」だと思っていませんか?
しかし、もしあなたが、人と深く関わるのが少し苦手なタイプなのに、無理して個別相談ばかりをやろうとすると、どうなるでしょうか?
最初こそ「やりたいこと」なので頑張れますが、次第に精神的な負担が大きくなり、いつか苦しくなってしまいます。
本来は、
- 「大勢の人を前にして話すのが好き」
- 「文章で想いを伝えるのが得意」
- 「人とじっくり話すよりも、コミュニティを運営する方が好き」
といった、あなただけの「強み」や「得意なやり方」があるはずです。
この「どうやるか(How)」をあなたの個性や得意なことに合わせて設計しなければ、せっかくの情熱も長続きしません。
- 人前で話すのが好きなら、 オンラインセミナーやライブ配信で、大勢に向けて話すスタイル。
- 文章が得意なら、 相談サイトやブログで、文章を通じて心を癒すスタイル。
- 人とじっくり関わるのが好きなら、 マンツーマンのセッションやコーチングのスタイル。
あなたの「何をしたいか(What)」と「なぜ(Why)」に情熱があったとしても、あなたの個性や得意なやり方(How)を無視してしまっては、その情熱は長続きしません。
本当に、あなたがのびのびとやれるやり方でないと、仕事はどんどん辛くなってしまいます。
「苦しい」と感じる理由、それは、やり方が合っていない証拠かも
「これ、やりたいと思って始めたはずなのに、なぜか苦しい…」
もしあなたがそう感じているなら、それはもしかしたら、「どうやるか(How)」があなたの個性とズレているのかもしれません。
あなたの「強み」や「本当はこうやりたい!」という気持ちを押し殺しては、せっかくの情熱もしぼんでしまいます。
もう一度、あなたの「何を(What)」、「なぜ(Why)」、そして「どうやるか(How)」をじっくりと見つめ直してみてください。
この三つがしっかりと揃った時に、あなたは誰にも真似できない、あなただけのビジネスを創り上げることができます。
そして、その仕事は、あなたに大きな喜びとエネルギーを与え続けてくれるはずです。
もし、あなたが「自分の強みややりたいこと、そしてどうやるか」を見つけることに悩んでいるなら、いつでもご相談ください。
あなたの「何、なぜ、どうやるか」を一緒に見つけ出し、あなたらしい人生を歩むためのお手伝いをさせていただきます。
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