独立して丸4年が経ちました。
まぁまぁ私、これまで頑張ってきましたわ(笑)
起業直後からずっと順調で、途中大病もしましたが、女性起業家の上位数%に入るような売上げをずっとあげてきました。
でも、2025年、いろいろなことが起きました。正直、苦しかった。でもそれは決して悪いことでなく、新たなステージへ向かうターニングポイントであったことが、わかってきました。
私は今、本当に「頑張る」を手放そうとしています。
努力と苦しみの裏側:なぜ成功法則は私たちを疲れさせるのか?
独立起業して自分の足で立つと、いえ、会社時代も、私は常に「成功」というキーワードに追い立てられていました。
「売上を上げる」「事業を拡大する」「影響力を持つ」——そのために必要なのは何か?
多くの自己啓発書や著名なビジネスコーチが語る答えは、決まって同じです。
- 「目標を設定し、細かく逆算せよ!」
- 「優先順位をつけ、重要なことに集中せよ!」
- 「ルーティンを確立し、感情に流されるな!」
私自身、長年これらの「正しい成功法則」が絶対的なものだと信じ、必死に自分を当てはめようと努力してきました。
会社員時代も起業してからも、「自分もこうならなければ」と思い頑張ってきたんです。
しかし、正直にお話しします。実のところ、ずっとずっと苦しかったんです。
どれだけ計画を立てても、その通りに実行できない自分に引け目を感じてきました。
成功者の真似をしようとするほど、心が疲弊し、「なぜ自分はこんなにも計画性がないのだろう」「なぜ楽しめないのだろう」と、劣等感に苛まれてきました。
頭では「これが正しい」と分かっているのに、心がついてこない。このジレンマこそが、私を縛っていた見えない鎖だったのです。
PCMとの出会い:苦しみの原因は「優劣」ではなく「特性」だった
そんな苦しみのループから抜け出せないでいたある時、私はPCM(Process Communication Model)という心理学的なコミュニケーションメソッドに出会いました。これは、人のコミュニケーションや行動の特性を6つのタイプに分類する非常に精度の高い分析ツールです。
このPCMで自分の特性を知った瞬間、私の長年の苦しみがすっと消えていくのを感じました。
PCMで診断された私の特性は「レベル」(Rebel)。
「反逆者」とも訳されますが、その本質は「楽しいことへの飽くなき追求者」であり、「既存のシステムに対する反逆者」です。
- レベルの真の原動力: 計画や義務感ではなく、「ノリ」「ワクワク」「楽しさ」といった感情的な反応。
- レベルの行動原理: 楽しいことを追い求めた、その先に成果がついてくる。
- レベルの苦手なこと: 目的のないルーティン、退屈な作業、厳格な目標設定。
私自身、論理や計画よりも直感を優先し、場のムードや楽しさに強く反応する人間でした。そして、従来の「こうあるべき」という固定観念に無意識に反発していました。
「なんだ、私はこれで良かったんだ!」
この事実に気づいたとき、長年の苦しみが「劣等感」ではなく、「生まれ持った特性と、社会的な成功哲学のミスマッチ」だったのだと理解できました。
それは、良い、悪いの話ではなく、ただ「私はそういう人」だったのです。
「レベル」の生きづらさ:なぜ日本社会で息苦しさを感じるのか?
しかし、この「レベル」の体質は、特に日本社会においては非常に生きづらさを伴います。
- 「石の上にも三年」
- 「コツコツと努力することが美徳」
- 「計画性こそが信頼」
このような価値観が根強い国において、「ノリと勢い」「計画嫌い」「気分屋」といったレベルの特性は、「社会不適合」「甘え」といったネガティブなレッテルを貼られがちです。
もし、私が情熱的なラテン系の国に生まれていれば、その「楽しいムード」を生み出す力や「ノリの良さ」は最高の才能として歓迎されたでしょう。
しかし、日本では多くのレベルタイプの人が、自分の特性を抑え込み、自分を偽って生きています。
私自身がそうでした。無意識のうちに自分の「楽しい」という感覚を押し殺し、「頑張る人」のフリをしてきたからこそ、あんなにも苦しかったのです。
この発見を経て、私は一つの覚悟を決めました。
もう、自分を偽るのはやめよう!
今日から、私がやるべきことはただ一つ。
「レベルのまま成功している姿を見せる!」ことです。
ズボラ万歳!「楽しい」を最強の羅針盤にする新しい成功の形
私、決めました。
これからは、自分がやりやすいように、自分にあったやりかたで、自分が幸せになるように動くことを最優先します。
- 目標設定?逆算思考?: なし!ノリで決めて、ワクワクする方向に進みます。
- ルーティン?: なし!気分が乗ったときに、一気に片付けます。
- 劣等感?: なし!私の「計画性のなさ」は、最高の「柔軟性」という才能です。
そして、この「レベルのまま、ズボラなまま成功する」という新しい生き方を、私自身が体現し、同じように苦しんでいる仲間が「このままでいいんだ!」と思えるように生きたいのです。
起業は、自分の特性を最大限に活かせる最高のステージです。
私たちは、義務感からではなく、「楽しい!」という純粋なエネルギーを原動力にビジネスを回すことができます。
「自分のスキルを1ミリも変えず、そのまま、ありのままで起業」し、「しっかりとお金にも働いてもらう(資産運用)」ことで、売上げの不安を手放し、自分はそのままで大丈夫だというという揺るぎない安心感を手に入れ、自由に遊ぶ人を増やすこと。
「それは夢物語じゃないんだよ」ということを見せていくこと。
「ノリ」「ワクワク」「直感」で楽しいことを追いかけ、流れるままに生きていく。それで大丈夫!人生は楽しい!!と言える人を増やすこと。
ズボラ万斉! これは、単なるスローガンなんかじゃない!
「自分を偽らず、ありのままの特性で最高の成果を出す」という、起業家にとって最もパワフルな成功宣言です。
もしあなたが今、「目標設定が苦手で苦しい」「自分はダメなんじゃないか」と感じているなら、それはあなたの問題ではありません。あなたは、あなたの特性に合わない成功法則に無理に自分を当てはめようとしていただけです。
あなたの「楽しい!」という直感は、最高の羅針盤です。その苦しみを才能に変え、レベルのまま成功する道を一緒に見つけましょう。
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