食と健康をテーマにしているある方のお話。
「お料理教室とか、マルシェとか人は来てくれるんですが、そこに来てくれた人に本命商品『自分を大切にして幸せに生きることをサポートする講座』を案内しても、誰も来てくれないんです。
例えば。。バレンタインデーに向けてスイーツづくり教室やって、そこでその講座の話をしたらドン引きされました。。」
中高年女性のメンタルサポートをしたい、獣医師の方の話。
「本当に売りたいのはミドルエイジの女性サポート商品。獣医師なんで、『ペット関係の会をやったら?』って言われて、ワンちゃんの肥満に悩む方向けのお茶会をやっているんです。
実はワンちゃんの肥満は飼い主さんの問題なんで。で、来てくれた人に『あなた自身を変える講座どうですか?』って言ってるんですが、誰一人申し込みがありません。それどころかなぜか嫌な顔をされちゃって・・・」
こんなお話を良く聞きます。
これって何が問題なんでしょう。。。
こんな講座をしていませんか?
バレンタインのスイーツを作りに行って、いきなり人生を説かれたらそれは驚くかも😅
でもこれ、とてもよく聞くお話なのです。
数千円の講座はたくさん持っていて、それだけでは収益化出来ないので高単価(10万円以上)の本命商品を創りました。で、その数千円の講座に来てくれた人に本命商品を販売していこうと思うのですが、まったく売れません。。。というパターンです。
数千円の講座の中身はいろいろです。
「〇〇教室」だったり、「△△セミナー」だったり。
そしてたいていの場合、講座としては完成されていて、これに参加するだけで料理が覚えられたり、何かを学べたり、顧客満足度も高かったりします。
そんな講座をたくさんお持ちの方。素晴らしい!!
数千円でいろいろ学べて、お客様もニコニコしながら帰っていきます。
が、これを「フロントエンド(本命商品へつなげるためのお試しルート)商品」にしようとしても、成功することはほとんどありません。
なぜなら。。。フロントエンド商品に求められるものと、1回完結の講座に求められる役割は違うから。
フロントエンドに求められる役割は、映画の予告編のような役割。
映画の予告を見ると、つい本編のほうを観たくなりますよね!
フロントエンドも同じで、参加したら「つい本命商品を知りたくなる」ように設計する必要があるのです。
なので、本命商品を先にしっかり作り、そのエッセンスを持って来てフロントを設計する必要があります。
フロント(数千円の講座)が先にあって、そこからどうやって本命につなげるか考えるのは順序が逆です!
でも、一生懸命頑張っている起業家さんほど、やってしまいがちな勘違いなんです。
数千円の講座を持つあなた!こんなことやってませんか?
先にフロントを作り、そこから本命商品を創ってつなげようとしても無理があります。
例えば。。。
地引網を引いて、イワシをとっている人がいたとします。
イワシをとるもの楽しいけれど、本当はマグロが欲しい。
そして尋ねます。
「地引網でたくさんイワシが取れるんです。で、地引網でマグロも取りたいんですけど、どうやったらいいでしょう。」
うーん、それは難しい。
マグロが欲しいなら、どうやってマグロをとるか考えますよね。
遠洋に出る船も必要ですし、釣具店へ行って細い釣り竿を買っても無理なことが分かります。
マグロではなく、イカを釣りたい場合はどうでしょう。
これも地引網では無理!
イカ釣り漁船を用意する必要がありますね。
営業の流れも同じこと!!
先に「本命として何を売りたいのか」があり、「そのためにフロントエンド商品をどう作ろうか」考える必要があるのです。
先に釣り竿を買って、さぁこれでどうやってマグロを釣ろう。。と考えるのは順序が逆ということです。
収益の柱は本命商品。そこにつながるフロントエンド商品を創る
セールスの流れを創るのは、まさに「設計」です。
① 本当に助けたい人は誰で
② その人のツラさや望みは何かを理解し
③ それを解決できる本命商品を作り
④ 本命商品へつなげるフロントエンド商品を作り
⑤ フロントエンド商品→本命商品販売の流れを創る
大枠はこの形です。
絶対に、絶対に、この逆はありえません!!
フロント商品では、お客様のツラさや望みを提示し、共感し、その解決方法を提示して興味を持ってもらいます。
この流れが出来ると、3人の集客で1人が本命商品を買ってくれるような、そんな集客に追われないビジネスが出来ます。
自分と家族との時間を大切にしながら、望む収益があげられるようになります。
そんな幸せ起業のヒントを、セミナーではお伝えしています。
是非1度お越しください!
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