毎月第2、第4金曜日の13:00~と19:00~、「あなた商品化起業術」のグループセッションを実施しています。
「あなた商品化起業術」のコースは3つ。
- コース1:なりたい自分と起業テーマ発見【自分軸を確立する】
- コース2:オリジナル商品・サービス構築【商品・市場軸を確立する】
- コース3:顧客獲得型セミナー構築【セールスの流れを確立する】
コース1は「15期」とか「16期」という形で同じメンバーでワークとフィードバックを繰り返していきますが、コース2以降はグループセッション(塾型)、または個人セッション(家庭教師型)を選ぶことが出来ます。
昨日行ったのは、このコース2以降の方を対象としたグループセッションです。
その中で、こんな質問を頂きました。
実績のない自分がこんな商品作ってもいいのでしょうか?
この方は「管理栄養士」の資格もお持ちの食の専門家。
当初は「食にまつわるサポートやセミナー開催」などをビジネスのネタとして考えていました。
が、コース1を受講し、そしてコース2を進めていく中で、
「自分は、やりたいことではなく、『出来ること』からビジネスを創ろうとしていた!
本当にやりたかったこと(助けたかった人、応援したい人)は「仕事以外でも副収入を得たくて、試行錯誤していたけれどうまくいかなかった自分を助けてあげること」
だと気づかれました。
「そんな、過去の自分のような人が、副業で毎月安定的に10万円を稼げるようにサポートしていく」ビジネスをしたいと思うようになったとのこと。
その思いは強くなるものの、実際に商品づくりを始めてみるとこんな疑問がわいてきました。
- 副業で安定的に10万円を稼いだことのない自分が、こんな商品を作っていいのか
- 出来るかどうかもわからないのに、こんな商品を売っていいのか
- そもそも、実績のない人の商品を買う人なんているのか。。。
そんなことが頭をグルグル回り、筆が止まってしまったそうです。
そこで、グループラーニングセッションに、「じゅんじゅんやMr.K(私のメンターさん)は、立上げの時ってどうされていたんですか??こんな私が、こんな商品創るってどうなんでしょう」との質問を持って来てくださいました。
実績ゼロだった私の場合
私が商品づくりに取り組んだのは、まだ会社員をしていた頃のこと。
会社員としてマーケティングの実務経験はありましたが、有料サービスとしての起業支援なんてもちろんやったことありません!
当時私は「やりたいこともない」「お金を頂いて他人様に提供できるスキルなんてない」と思っていた起業難民でした(笑)
起業塾を卒業しても、結局ネタが見つからずに起業できなかったし( ;∀;)
が、その起業塾で、ちょこちょこと同期のサポートなどはしていました。頼まれもしないのに(笑)
そしてそれが楽しくて、「このボランティアを生きがいに生きていこう」なんて思っていたのです。
もちろんそのサポートは無料です。お金になるなんて思ってもいなかったから!
そのサポートこそが私の「起業ネタ」であることを見抜いてくれたのは、私のメンターさんです。
そして、「じゅんじゅんさん、それ、ちゃんとお金を頂いて、有料サービスとしてちゃんとやってみましょう」と言ってくださったのです。
はい、そうです。恐怖の有料サービスです!!(笑)
無料であればみんな喜びます。そして「ありがとう!」と言ってくれます。万一成果が出なくても、特に非難されるわけではありません。
が、有料にした瞬間、それは商品・サービスとなり、「実績もないのに売れるのか?」「本当に出来るのか?」の世界が待っています。
私の場合、この壁は「モニター依頼をする」ことで乗り越えました。
モニターさんは、簡単なサポートをしていた起業塾の同期の方です。
こんなことを伝えました。
- 実績はないけれど、これをビジネスにしていきたい
- 無料だとお互いに甘えが出るので、払える金額で構わないから有料にしたい
- でもあなたとの人間関係のほうが大切なので、万一これで人間関係が壊れるような事態になったらすぐにやめたい
- あなたの成功のために、全力でサポートする
- だから一緒に商品を作るつもりで、有料サポートでやらせてほしい
この同期の方は私のセミナーにも登場する真岡そらさん。
そこから、私の初めての起業サポートが始まりました。
実績がなくても、想いを伝えることで、商品と実績を作っていくことが出来ます。
自分に足りないところがあれば、パートナーを探して誰かと組んでも良いのです。
「実績」「やったことがない」ことであっても、ちゃんと売れる商品・サービスは作れます。
「実績」がないと商品は売れない?
別のクライアントさんの例ですが、彼も起業初心者です。
職業訓練としてWEB制作を学び、それで起業を考え、動き始め、商品・サービス作りのコースを受講開始されました。
彼のすごいところは、とにかくお客様の話を聞きまくるところ。
話を聞いて、「それ自分に出来る!手伝える!」と思ったら、即提案をしていきました。
昨日のグループセッションには彼も参加していたのですが、なんと「商談で1度も実績を聞かれたことはありません」とのこと。
彼の熱意とお人柄に触れ、そして彼が自分の課題を解決してくれそうと思ったら、お客様は迷わずに注文してくれるのだそうです。
「実績を気にされたことなんてありませんよ~!」とステキな笑顔で答えてくれました。
そう言えば。。営業の場で実績を聞かれたことって、私も実際なかった気がします。
お客様に「実績」を聞かれるのはどんな時?
自分がお客様の立場になって、相手の「実績」を気にする時ってどんな時でしょう。
多分。。
人間関係が出来ていない時だと思います。
まだこの人、信用していいのか分からない。。そんな時。
この人の商品・サービスが、本当に自分の課題を解決してくれるのか、信用できないとき。
そんな時に「実績はどうなんですか?」と聞くと思います。
人間関係が出来ていて、この人なら大丈夫!と思っていたら、「実績がないならやりません」にはならないように思います。
そう考えると、「実績」という言葉が出てきたら、「まだあなたとは人間関係が出来てないよ!」ということなのかもしれません。
自分が出来ていなかったのに、サポートが出来るのか?
さて、最初のクライアントさんの話に戻します。
「副業で安定的に10万を稼ぐサポートがしたい。でも自分は出来てなかった。なのにそれを商品に出来るの?」という質問についてです。
メンターさんからのアドバイスは
「なんで10万円安定的に稼げていなかったのか、理由を書き出してみる」
でした。
リピーターが取れてなかったから?
単価が低かったから?
集客が出来ていなかったから?
何をして、それがどうなったのか。
それが分かれば、逆にそうならないためのサポートが出来ますよね!
自分に出来ない部分があれば、パートナーを作ってその部分は任せてもいいわけです。
本日の結論!
「実績」がなくても、商品・サービスは作れます。
そしてちゃんと売れます!!
「実績がないから出来ない。。」はもしかすると、「変わるな!」と必死に叫んでいるドリームキラー(あなたの脳)の言葉かも。
「実績」はちゃんと作れます。後からついてきます。
まずは「やりたいこと」「助けたい人」からビジネスを創っていきましょう!!
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