あなた商品化起業術を受講する前、ある起業塾に行ってました。
その起業塾を主催している方が毎月「実践会」を企画して下さっていて、月に1度自分のビジネスを振り返る機会がありました。
その時に使っていたフォーマットに「あなたのビジネスのUSP(※ Unique Selling Proposition:競合と差別化できる独自性)は何ですか?」という欄があり、その当時まだ自分のビジネスというものがなかった私は、「これって重要だけど、見つけるのって難しいよね」ってずっと思っていました。
競合と差別化できないビジネスは、どうしても価格競争に陥りがちです。
価格競争に陥らないためにも、自分の商品・サービスのUSPポイントを押させえておくことがとっても大事!
今日はその「USP」のあぶりだし方を書こうと思います。
そもそもUSPとは?
上段に「USP(※ Unique Selling Proposition:競合と差別化できる独自性」と書きましたが、なんのこっちゃ??でしすよね(笑)
マーケティングをかじったことがある人なら聞いたことがある言葉だと思うのですが、そうでない方には「出たよ、意味の分からない3文字言葉!」って感じではないでしょうか?🤣
Unique:独自の、唯一の、独特の
Selling:販売活動
Preposition:計画、提案、条件の提示
直訳するとこんな感じですが、私の定義では「お客様から見た、競合との違い、独自性、特長」です。
重要なのは、お客様から見て、ちゃんと「独自性があり」「魅力的になっているか」というところ。
自分だけが悦に入っていても仕方ないので。
お客様から見て、「あ、このサービス・商品は、似たようなあのサービスとはここが違うんだ」と分かってもらえるポイント、かつ、「だったらこっちを選ぼう!」と思って頂けるようなポイントになります。
で、ビジネスの教科書やマーケティングの教科書には、だいたいこのUSPの重要性が書かれています。
が、「USPを明確にしましょう!」とはあるものの、「どうやって」を書いてあるものはほとんどない!!!
もしや、その本を書いている人も「USPの作り方/見つけ方」を知らないのでは?!😆と勘ぐってみたり。
その「作り方/見つけ方」のポイントですが、実はすでにここまでの文章の中にコツがちりばめられています。
USPは競合との違い:ではそもそもあなたの競合は?
あなたの商品のUSPは何かを考えるのが難しいのは、「何段階かにわけて考える必要があり」「すっと1回で出てくるものではない」からかもしれません。
USPとは「競合との違い(それも顧客にとって魅力的な!)」です。
だとすると、まず、「競合は誰か(何か)」、そして「どんなポイントがお客様にとって魅力的なのか」を考える必要があります。
というわけで、USPを考える第1ステップは「あなたの競合は誰か(何か)」のあぶり出しとなります。
以前、「知らない人はやばい!マクドナルドの競合は〇〇です」という記事を書きました。
マクドナルドの競合は、実はフレッシュネスバーガーやバーガーキングだけじゃないんだよ、ということをお伝えした記事です。
詳しくはその記事を見て頂ければと思うのですが、競合とは「お客様が課題解決を考えるとき、お客様の頭の中に浮かぶ選択肢」です。
例えば、「会社員がランチをどうしようか考えている」というシチュエーションであれば、「今日はどうする?マック行く?あそこのうどんでもいいか。あ、でも午後イチで会議があるから、やっぱり社食で済まそう。。。あ、でもこの時間だと社食混んでるか。1Fのコンビニでおにぎり買って席で食べるのもいいな。」みたいな思考の流れがあるはずです。
というわけで、「会社員のランチ」市場でのマックの競合は、「定食屋」「うどん屋」「社員食堂」「コンビニ」などとなるわけです。
これが「会社員のランチ」市場ではなく、すでにハンバーガーが食べたいという気持ちが固まっているシチュエーションであれば、「マックにする?バーガーキングにする?モスにする?」みたいな、「どのハンバーガーチェーンにするか」という選択肢が入ってきます。
「会社員のランチ」で出てきた競合を「間接競合」、「ハンバーガー食べたい」で出てきた競合を「直接競合」と呼びます。
「競合」と言われると、どうしても「直接競合」だけを思い浮かべがちですが、場面場面でお客様の頭の中にはもっとたくさんの選択肢の束があるわけです。
なので、USPを考えるときは、この「直接競合」だけでなく、「間接競合」も考える必要があります。
「あなた商品化起業術」の競合は?間接競合の場合
「あなた商品化起業術」の競合は何でしょう?
まずは間接競合から。
私が起業を考え始めたきっかけは、「この会社をとにかく辞めたい!」でした(笑)
別に起業じゃなくても良かったんです。
とにかくもう、会社を辞めたい。でも辞めちゃったら食べていけない。転職も厳しいからじゃあ起業?みたいな流れでした。
もしも会社を辞めても何の問題もなく食べていけるのであれば、別に起業する必要はなかったのです。
だからその時に考えたのは、「この会社に勤務する以外の手段でお金を得る方法」でした。
「転職」「投資(株式/FX/暗号資産)」「何か物販をやる?」「資格とる?(すでに持っていたFPのさらに上位の資格をとる?)」などなど、考えました。
つまりここでの競合は「転職エージェント」だったり、「FP協会」だったり、「投資コンサル」だったりしたわけです。
というわけで、「あなた商品化起業術」の間接競合には、こうしたところが入ってきます。
それに対して、「あなた商品化起業術」の優位性だったり、違いを洗い出します。
で、最終的に「じゃあ起業!」となったら、様々な起業塾、起業コンサルが競合となるわけです。
この起業塾、起業コンサルなどが、「あなた商品化起業術」の直接競合となります。
「あなた商品化起業術」の間接競合との違い
まずは間接競合から。
お客様の頭の中に浮かぶ選択肢が競合です。
お客様の悩みに対して、その人が解決策としてどんなことを思い浮かべるかが考え、リスト化します。
そしてその間接競合のリストが出来たら、それぞれと自分の商品・サービスを比較していきます。
まずは「転職する」から見てみましょう。
メリットとしては、「会社員」という安定を捨てることなく、お金を頂けるということがあります。
デメリットとしては、会社員である以上、嫌だった「理不尽な評価」や「希望しない異動」などを避けることは難しいということがあります。
また、転職の場合、”50歳過ぎて働くなら、もう「自由な時間」で「場所にとらわれない働き方」で働きたい”という希望を満たすことは出来ません。
また、転職エージェントは「転職させて稼ぐ」商売ですから、最終ゴールは「転職させること」。「転職するか、他に方法はないのか」「私の強みは何なのか」といったことにじっくり向き合ってくださる方は少なく、基本的に「転職ありき」のサービスになります。
「自分のやりたいことが分からない」「もっと自由に働きたい」という方には、転職エージェントよりも、まずは「あなた商品化起業術」で自分自身を見つめ直して、本当に何がやりたいのか(会社員か起業かも含めて)考えましょうというのが響くことが分かります。
「投資で稼ぐ」との違いも見ていきます。
「決算資料をしっかり読み込んで株式投資をする」とか「デイトレーダーとして市場の流れを読んで瞬時に決断していく」とか、このあたりが得意な人には良いかもしれません。
「自由な働き方」も実現できますし。
でもこの世界も、やはり得意不得意、好き嫌いが分かれてきそうです。
毎月決まった額のお給料がもらえるという会社員と違い、「リスクがありそう」というのは起業と近しいかもしれないですね。
だとすると、この「投資エージェント」「投資コンサル」と「あなた商品化起業術」との違いは、「やりたいことで稼げるか?」「得意、不得意を活かせるか?」になってきそうです。
投資コンサルさんと起業コンサルでは、支払うお金(金額)もあまり変わらないかも。
とすると、やはり、「投資がやりたい方は投資コンサルさんに」「でもやりたいことが分からない、あるいは投資以外で得意を活かして仕事したい人はあなた商品化起業術へ」という訴求が出来そうです。
「資格取得スクール」との違いも考えてみましょう。
「資格取ったら簡単に起業できますよ!」と言っているスクールも多いです。すぐにでも稼げそう!
なのですが、簡単に取れる資格は、簡単に取る人が増えるので、競合がどんどん増えていきます。
競合と差別化できずに価格競争に陥ったり、集客出来ずに1年ほどで辞めてしまう人もたくさんいます。
また、「これだ!」と思って資格をとっても、本当にやりたいことではなかったパターンも多いです。私の「FPの上位資格をとって起業しよう!」もこのパターンでした。
資格取得と稼ぐ力は違います。
「あなた商品化起業術」は「何かを新たに学ぶのではなく、今あるスキルを1ミリも変えず、それを高単価商品に変える」起業術です。そして何度でも売れる商品が作れる、「稼ぐ力」を身につけていきます。
なので、資格取得スクールとはここが違います。「そのままのあなたで起業する」がコンセプトです。
こんな感じで、間接競合との違いをあぶりだしていきます。
「あなた商品化起業術」の競合は?直接競合の場合
直接競合には各種起業塾や、起業コンサルさんが入ります。
それぞれ皆さん特長があります。
私が最初に行った起業塾は、元銀行員の方が作った起業塾でした。
なので、お金の周りや事業計画などには強いところです。
また、最初に「志」をしっかり定めますので、迷いを減らすことが出来ます。
が、この起業塾では「ネタ探し」のパートはありませんでした。
なので、モヤモヤ会社員だった私は、起業することが出来なかったのです。
でも、やりたいことが定まっていて、実施にビジネスをして数年たち、「なぜこの仕事なんだろう」「ちゃんと事業計画やお金のことも学ばないと」というステージの方には、ぴったりだと思います。
また、女性起業家を集めたコミュニティを作り、起業支援をしている方もいらっしゃいます。
こちらの方のお客様は「プチ起業」がしたい方。
まずは月に数万稼ぐことを目指す起業塾です。
会社員の副業であったり、家庭に主な稼ぎ手がいて、とりあえず数万稼げればいいや、という方に向いています。
これはこれで全然ありで、こうした起業(副業)を目指される方にはとても良い場所だと思っています。
でも、私のように一家の大黒柱だったり、月35万とか50万とか、「家族を養えるくらいの稼ぎを目標にする起業」には向いていません。
もしこの起業塾と比べる方がいたら、「プチ起業が良いのか、がっつり起業が良いのか」を聞いてみます。
そして「がっつり起業」がしたいのであれば、「あなた商品化起業術」をおススメします。
競合の洗い出し→比較→違いと特長を確認する
「間接競合」と「直接競合」をリスト化し、それとの違いを洗い出していくと、あなたの商品・サービスのUSPが見えてきます。
たぶん、「あなた商品化起業術」のUSPも見えてきたのではないでしょうか?
「あなたが持つ強みや経験を変えずに、それを高単価・高付加価値・ノークレームの商品に変え、月35万、50万かせぐような起業を目指す人向けの起業術、それがあなた商品化起業術です。」
このあたりが「あなた商品化起業術」のUSPになりそうですね!
なんてことをいろいろ書いていますが、私自身もこれ以外のUSPを打ち出してみたり、迷いながらこれまでいろいろやってみたんです。例えば、「3人集客すれば1人が本命商品を買ってくれる、集客に困らない起業をしませんか?」とか。
で、いろいろやってみて、結果最終的に「スキルや経験を1ミリも変えず・・」が一番響くことに気づきました。
今、自分の商品・サービスのUSPは何だろう。。と悩んでいるあなた!
一発で正解が出ることはありません!!
いろいろとやってみて、あたりをつけていくことも重要です。
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