【告白】会社員辞めても自由になれなかった私…「頑張る」呪縛から解放され、本当にやりたいことを見つけるまで

皆さん、こんにちは!

今日は、ちょっと私の過去を赤裸々に語らせてください。

会社員を辞めて、「さあ、好きなことして、自由な時間で働くぞ!」と意気揚々と起業したものの、現実は全く思い描いていたものとは違っていた…

そんな私の経験を通して、「本当に自由な生き方」を手に入れるために、私たちが陥りがちな罠と、そこから抜け出すためのヒントをお伝えしたいと思います。

目次

理想と現実のギャップ…会社員以上に働いた起業初期

会社員時代は、時間も行動も常に誰かに管理されているような感覚がありました。

朝早く起きて満員電車に揺られ、気が合わない上司の顔色を窺いながら仕事をする毎日。

「いつかこんな生活から抜け出して、自分の好きなことだけを、自分のペースでやりたい!」

それが、私が起業を決意した一番の理由でした。

そして、いざ会社を辞めて起業してみたものの…蓋を開けてみたら、会社員時代以上に働いている自分がそこにいました。

誰かに強制されたわけではありません。

「自由を手に入れたんだから、思いっきり好きなことをすればいいじゃないか」という心の声も聞こえるのですが、どうしてもブレーキがかかってしまうのです。

「もしここで自分を甘やかして、楽な生活を選んでしまったら、もう二度と頑張ることができなくなってしまうんじゃないか?」

そんな根拠のない恐怖に駆られ、起業したての頃は、まるで何かに取り憑かれたように、がむしゃらに働きました。

朝から晩までパソコンに向かい、土日も関係なく仕事をする。

まるで、見えない鎖に繋がれているかのように、自分を追い込んでいたのです。

そんな生活を半年ほど続けた頃、体に異変を感じ、病院で告げられたのは「乳がん」という予期せぬ病名でした。

それは、半ば強制的な「冬眠生活」(季節は夏でしたが 笑)を私に強いるものでした。

病床で、改めて自分の人生について深く考える時間を持つことになりました。

「自分もいつか必ず死ぬ」「本当にやりたいことは、今やらないと!」という思いが湧き上がってきたのは確かです。

しかし、それでもなお、心の奥底では「楽しいことを追い求める」という許可を、自分自身に出すことができずにいたのです。

真面目な優等生という呪縛…「良い子」でいることの代償

なぜ、私はそんなにも自分を縛り付けていたのでしょうか?

その答えを探るには、私の幼少期まで遡る必要があります。

自慢するつもりは全くないのですが、小さい頃から勉強ができた方でした。

親は「一度も『勉強しなさい』って言ったことがない!」と得意げに語っていましたが、実際には、何も言われなくても十分にプレッシャーを感じていました。

勉強をしていれば何も言われない。

でも、漫画を読んだり、自分の好きなことをしていると、「漫画ばっかり読んで!」と叱られる。

そんな環境で育った私は、いつの間にか「怒られないためには、勉強をすればいいんだ」と学習していきました。

勉強ができると、先生からも褒められ、周りの大人たちからも認められる。

勉強は、頑張れば頑張るほど、目に見える成果が出る。それが、私にとっての「成功体験」となっていきました。

しかし、今思えば、その頑張りの原動力は、「何になりたいから」「どういう人生を送りたいから」という自分の内発的な欲求ではなく、「親や先生に褒められたい」「周りの期待に応えたい」という、完全に他人軸のものでした。

大学を卒業して社会に出ると、勉強の成績は、営業成績や様々な業務における評価へと形を変えました。

そこでも、私は手を抜くことなく、ひたすら頑張りました。

その時の頑張りの根源にあったのは、「他の人より上に行きたい」という、競争心だったのかもしれません。

なかなかに他人軸な生き方。

でも、当時の私は、それを「当たり前のこと」「正しいこと」だと信じて疑いませんでした。

起業しても抜け出せない「頑張る」ループ…人生を楽しむことへの罪悪感

せっかく会社員を辞めて、自分の人生を自由に満喫できるはずだったのに、それでもまだ「何のために頑張るか」という、自分自身の軸を見つけられずにいた私。

そんな自分を変えようと、様々な試みをしました。

経営合宿に参加して未来を描いたり、お金に対する心理的なブロックを外すために、高額な紙幣を破るという衝撃的なワークショップに参加したり。

脳科学のコーチに指導を受けたり、自己啓発本を読み漁ったりもしました。

自分の性格を深く分析し、今何をすれば人生を最も豊かに過ごせるのか、といったワークショップにも積極的に参加しました。

その結果、ようやく気づいたのです。

私は、ワクワクしていないと生きていけない人間なのだ、と。そして、ワクワクを追い求めることこそが、私にとっての成功への鍵なのだ、と。

「とにかく好きなことをしろ」

まるで天からの啓示のように、その言葉が心に響いた時、私は初めて、自分の心の声に耳を傾けることを許されたような気がしました。

それは、長年自分に課してきた「頑張らなければならない」という呪縛から、ほんの少し解放された瞬間でした。

そんな試行錯誤を積み重ねて、最近ようやく、「今を楽しむ」「楽しむ許可を自分に出す」ことができるようになってきました。

それは、まるで長年閉ざされていた心の扉が、ゆっくりと開き始めたような、そんな感覚です。

真面目な良い子ほど陥りやすい罠…自分軸で生きる難しさ

小さい頃から真面目で成績優秀な子は、周りの大人たちから褒められます。

親も、「自由に生きて」と言いながら、実際には成績優秀な我が子を誇りに思っていることが多いのではないでしょうか。

でも、今本当に思うのは、真面目で成績優秀だった子ほど、大人になってもどこか不自由さを抱えているという事実です。

会社員時代に良い成績を上げてきたような、真面目で努力家タイプの人ほど、いざ起業しようとすると、「正解」を求めてなかなか行動に移せなかったり、必要以上に苦労しているように感じます。

自分の本当にやりたいことよりも、他人の目や評価を気にしすぎてしまったり。「楽な道」があるにも関わらず、なぜか茨の道を選んでしまう。

それは、長年「良い子」として生きてきた私たちに染み付いた、「頑張らなければならない」という強迫観念のせいなのかもしれません。

自分に許可を出したら、人生は劇的に変わった

とりとめのない話で申し訳ありません。

私が今日、皆さんに伝えたかったことは、私たちは時に、「月に100万円稼ぎたい」「年に3回海外旅行に行きたい」といった様々な夢を持っているにも関わらず、心の奥底では、それを自分自身が拒否してしまっている、ということです。

「そんな夢、私には叶える価値がない」

「そんなことをしてはいけない」

まるで、見えない鎖で自分を縛り付けているように。

でも、ある時、私はふと気づいたのです。

「私には、それをやる価値があるんだ」と。そして、思い切って自分の心の声に従ってみたら、本当に人生が変わり始めたのです。

もちろん落ち込むことも、しんどくなることもあります。でも、自分のやりたいことをやり、あるいは「ここに行きたい!」と思えることにチャレンジすることは本当にワクワクします。

「真面目に頑張る」という生き方は、もう終わりにしましょう。

「誰が何と言おうと、自分が本当にやりたいことをやる」

これこそが、私たちが本当に豊かで幸せな人生を送るための、たった一つの道なのだと、私は確信しています。

かつての私のように、「なかなか自分に許可を出せない」と感じている人を、心から応援したくて、今日の文章を書きました。

「今死んでも、思い残すことはない」

そんな風に思える人生を送れたら、最高ですよね。

私もまだまだ発展途上です。読者の皆さん、ぜひ一緒に人生を思いっきり楽しんでいきましょう!!

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