前回の「ひとり言ネタ」から変わり、今日はまた起業のお話に戻ろうと思います。
今日お伝えしたいこと、それはずばり!「起業のネタ探し」方法です。
自分が起業を考えた時もそうでしたが、世の中の多くの人が悩むのが「何で起業したらいいか」ということ。私もやらかした間違いパターンも含めてご紹介します。
それNG!な起業失敗につながるネタ探し方法
会社を辞めて起業しようか。。と思ったとき、私が真っ先に考えたのは
「私は何がやりたいんだろう」
「私には何が出来るんだろう」
でした。まさに「起業ネタ」に悩んだわけです。
その時に私が考えたことをまとめるとこんな感じ。
① 自分のやりたいことを考える
② 自分の強みを考える
③ 自分の出来そうなことを考える
この①~③には共通点がありますが、気づかれました?
そう、この3つすべて「自分の」という言葉から始まっています。ここでの視線はすべて自分の
内側に向いています。
今思えばこれ、「起業ネタ探し」で一番やってはいけないことなんです!
重要なのでもう1度言います!
①~③はやっちゃダメ!!
なぜ???なぜか分かりました?
やっちゃダメな理由はこれ!
なぜダメなのか。今なら良く分かります。
なぜならお客様はあなたのやりたいことや、強み、出来ることが欲しいわけではないから。
お客様が欲しいのはあなたのやりたいことではなく、
「お客様自身のお悩みを解決してくれるもの」
なんです!
例えば、ライザップ。
サービスを申し込む方が欲しいのは
ムキムキのカラダになって美女にモテモテの未来だったり(表現が古い。。。)
スリムで美しいカラダになる未来だったり
「ここに通って頑張れば自分もこうなれる!」と思う夢の未来にお金を払っています。
「ライザップがやりたいこと」にお金を払っているわけではありません。
私は呼吸法を取り入れたストレッチエクササイズのオンライン講座を受講していますが、呼吸法を知りたいわけでもストレッチそのものをしたいわけでもないのです。
私は自分の体のゆがみを直してどこにも痛みがない、健康なカラダが欲しいだけ。
例えば寝っ転がってTVを見ているだけで、そんなカラダが手に入るなら多分、エクササイズは
やりません(笑)
ここでちょっとだけ時間を使って、
あなたがどんなことにお金を払っているかと、なぜそれにお金を払っているのか、考えてみましょう。何か浮かびました?
サウナに行くのは整ってリラックスするためだったり、
収納グッズを買うのはすっきりと気持ちの良い生活をするためだったり。
お金を払うことで得られる未来が欲しいのです。
というわけで。。
(どういうわけで?)
改めて結論!
起業ネタを持っているのはあなたではなく、お客様だ!ということ。
私のように「自分の‥××は」と考えている限り、お客様に買って頂ける起業ネタは出てきません。
じゃあ、どうしたらいいの?
お客様候補となる方に聞いちゃいましょう。
自分で考えるの禁止です。
「あなた商品化(R)」受講生のあるイラストレーターさんはイラストを使って個人起業家をお助けするサービスを考えています。
今彼がチャレンジしていること。
それは「20人の個人起業家に悩みを聞きまくる」インタビュー。
まずはお悩みを聞いて、それからそのその課題解決方法を考えるという手順です。
ワンちゃんのお散歩代行を考えた人は、
「ワンちゃんの散歩に行けない」
「行くのが面倒」というお悩みを知ってその解決方法を考えました。
病後児保育を始めた人も「子供が病気になっても仕事が休めない」という悩みの解決方法を考えました。
改めてお伝えします。
あなたの起業ネタを知っているのはあなたではなくお客様です!
こんな人を助けたいと思う人に今の悩みを聞いてみる。
ネットや雑誌などで人の悩みをリサーチしてみる。
「自分の××」探しはもうやめて、是非「人の悩み」探しをしてみてくださいね!
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