どんな社会を創りたいのか、想いの根っこは体験にある

昨日はある社会保険労務士のNさんとお話していました。

労働基準監督署でも働きつつ、社労士として独立して仕事をされたいと思っている方です。

社労士の資格試験は合格率6%から7%と言われているそうです。めちゃめちゃ難しい国家資格です。それでも今は資格があるだけではすぐに仕事にはつながらず、みなさん独自の差別化戦略を考えておられます。先日行ったビジネス交流会では20名ほどの参加者の中に社労士さんが2人もいました。競争が激しいのも頷けます。

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一生懸命働いている人が報われる社会に

Nさんのお話をうかがっていると、「真面目に頑張っているのに、法律の知識がなかったために不利益を被ってしまうような人を助けたい」「一生懸命働いている人がちゃんと報われる社会を創りたい」という想いが言葉の端々から伝わってきます。

Nさんご自身、ある会社を退職する時、本来であるなら取得できるはずの有給休暇が認められないまま泣き寝入りしたこともあり、知識をちゃんとつけることの必要性を感じられたようです。

それ以外にも、残業代をちゃんと払っていたつもりなのに社内規定がしっかりしていなかったために「未払い残業」と認定され、未払い残業代として多大なお金を払って苦しんでいる社長さんの姿なども見、こうした「知識不足で起こる問題」を未然に防ぎたいということもおっしゃっていました。

Nさんは「日本で一番大切にしたい会社」という本を読まれて、そこにも大いに感動してこういう会社を創りたいと思ったそうです。

Nさんのぶれないお話をうかがって、私は“なぜNさんが「一生懸命頑張っている人が報われる会社、社会を創りたい」という強い想いをもっているのか”、それを知りたいと思いました。

同じ本を読んでも「ふーん、いい話だね」で終わる人と、Nさんのように心を揺さぶられる人がいます。この本に心をゆすぶられたNさんには、心を揺さぶられるそれだけの理由、原体験などがあるはずなのです。

Nさんの想いを形作ったもの

Nさんにおたずねしてみると、いくつかの原体験が出てきました。

Nさんはひいおじいさん、ひいおばあさん、祖父母、叔父様なども一緒に暮らす大家族の中、長女として生まれたそうです。1年後にすぐ妹が生まれ、1歳にして「お姉ちゃん」であることを期待されました。その頃に意識していたかどうかは分かりませんが、Nさんは「手のかからない良い子」でなければならないと一生懸命頑張ってきたそうです。

大好きなお父さん、お母さんの目は「手のかからない良い子」である「1番上のお姉ちゃん」より、下の妹、弟のほうに向きます。小さな女の子がよい子でいるには、いろんな我慢があったことでしょう。でも、そうやって我慢しているお姉ちゃんの努力はあまり日が当たらず、お姉ちゃんの頑張りは「当たり前のもの」となってしまいます。一生懸命頑張っていた自分にもっと目を向けて欲しい、認めて欲しいと思っていたとのこと。

学校にあがると、本人いわく「勉強がそこそこできる、オール4の子」だったそうです。やんちゃな子、すぐに先生になついてかわいがられる子、逆に暴れて問題を起こすような子、こうした子にはいろいろな人が手を差し伸べ、声をかけてくれますが、「オール4の目立たない子」の努力には日が当たらず、学校が大嫌いだったと言っておられました。

頑張っているのに誰も認めてくれない。それが悔しかった・・・そんな思いはずっと忘れていたそうですが、お話する中で記憶がよみがえってき、そこでハタと「一生懸命頑張っている人が報われる社会に」という想いと結びついていることに気づかれたのでした。

原体験にもとづく仕事は強い

Nさんはこのことに気づかれて、とても驚いていました。

自分ではまったく気づいていなかったそうなのです。

お話の中で、いろいろな場面で形を変えて出てきた「一生懸命頑張っている人が報われるように」という想いも明文化されていなかったですし、この想いがどこから出てきたのかも、自分では当たり前すぎて気づかなかったとおっしゃっていました。

自分のなぜこの仕事をするのか、が明確になったとき、人はとても強くなります。

Nさんとは今後、この想いを形にするビジネスを創り上げていく予定です。

どんなビジネスの形になるか、とてもとても楽しみです!

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