人生の目標と仕事の目標が一緒になる生き方を選ぶ

2022年もあと2週間で終わりです。いろいろあった1年でした。

大病をしてつらい闘病生活も経験しましたが、おかげさまで今は服用しているクスリの副作用もなく元気に年の瀬を迎えています。

2023年をどんな風に過ごそうか、23年の計画や目標を立てるために経営合宿に行ってきました。

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いくら稼ぎたいのかすら、さっぱり分からなかった。。。

独立起業している方と「来年の目標は?」という話になると、やはり売上目標の話になります。

「月50万円稼ぎたい」とか「1000万売上を作りたい」とかですね!

一方で「1000万円売れるかもしれないけれど、死ぬほど忙しくて自分の時間も取れないのと、売上は500万だけど生活には困らず時間も自由になるのと、どちらがいいですか?」と聞くと、「その2択なら500万円のほうがいいです。」と答えられる方が結構いらっしゃいます。

ではなぜ1000万円稼ぎたいのかというと。。。1000万円稼げたら成功してる人というイメージがあるから。。。実はこれ、私自身がそう思っていたのです。そして、そう言いながら「忙しい1000万プレイヤーより自由な500万プレイヤーのほうがいい」と思っていたのも同じ私です。

だったらホントはいくら稼ぎたいの?と聞かれても、計算根拠がないので答えられませんでした。

単に他人から見てどう見えるか、とか、これくらい稼げれば生活には困らなさそうだから、というくらいしか、目標の立て方が分からなかったんですよね。

でもその数字に何の熱意も根拠もないから、達成するぞ!という思いもなくて。

そんな目標の立て方が根本からひっくり返されたのが、メンターさんがやっている経営合宿ででした。

売上目標を立てるのは人生の夢を叶えるため

会社員時代の売上目標は、常に「上から降ってくるもの」でした。

毎年2桁成長(つまり前年の売上から10%以上成長しないとならないという無限地獄。。。)を求められ、その根拠は「親会社から求められているから」でした。

そこには個人の叶えたいものはまるで入らず、個人の幸せや目標と仕事の目標は、まったくリンクしないものでした。まさに「仕事は仕事」「家庭は家庭」「仕事とプライベートは別」みたいな生き方でした。

でもそんな世界にどっぷり浸かっていると、それが当たり前になってしまいます。

独立起業しても自分の目標をどう立てれば良いのか、分からなかったのです。

でも経営合宿で気づかされました。

考えてみれば起業は自分が幸せになるためにするもの。そして仕事自体が自分を幸せにするためにするものです。だから、「どうすれば自分が本当に幸せと感じるのか」を最初に考える必要があったのです。

売上目標を作るために最初にやることは、「自分のやりたいこと、実現したい生活にいくらかかるのか」を計算すること。

例えば、「3か月に1度台湾に行き、月に1度は舞台を観に行って、週に1度は友人と美味しいランチを食べる」のように。

そしてそれが出来たら、その生活を実現するには1年間にいくらかかるのかを計算します。

仮にその生活をするには年600万円必要だったとします。

手取り(税金等を支払った後に)で600万円必要ということは、売上はいくら必要か考えます。例えばこれが650万円だったとします。

さらに経費(家賃、通信費、広告宣伝費。。等々)をどれくらい使いたいか考えます。経費が100万円かかるとしたら、必要な売上金額は650万円たす100万円。つまり750万円の売上があれば理想の生活が出来るということになります。

ここで初めて、年間の売上目標がたちます。

この数字は誰が決めたものでもない、自分自身の望む生活を叶える数字です。

この売上目標達成出来たら「3か月に1度台湾に行き、月に1度は舞台を観に行って、週に1度は友人と美味しいランチを食べる」が出来る!・・というか、この生活をするためにどうやって750万円売上をたてるか考えるわけです。

繰り返しになりますが、独立起業はあくまで自分の夢、自分の理想の生活を叶えるため。だから、売上目標もそのためにあるのです。

さらに言えば、私にとっては時間の自由も大切。仮に750万円で夢の生活ができるとしても、1日24時間、週7日間働かないと達成できない数字だったら、台湾旅行なんて夢の夢。お金だけではなく、その金額を「どれくらいの時間働いて達成するのかも考えます。

働きたい時間が「週5日、1日8時間」であれば、月120時間働いて年750万の売上をあげるためにどうすればよいか、を考えていくわけです。

なぜこの仕事をしているのか

私は、『お金のために会社や配偶者にしがみつくのではなく、稼ぐ力をつけて人生を自分で決められる人を増やしたい』と思い、起業支援という仕事を始めました。

きちんと売上があげられなければ、仕事は続けられず、その夢をかなえることも出来ません。

だからちゃんと売上を上げていくことはとても大切です。

ただその売上が、自分の理想の生き方を邪魔するものだとしたら、仕事をする意味もないと思っています。

まず最初に自分自身が幸せであること。

満たされていること。

その追及なしに売上だけを追おうとしても、多分疲弊するいっぽうです。

起業されている方も、多くはこのことに気づいていません。あるいは気づいていても、どうやって実現すればよいのか分かっていません。

「稼ぐ力」とは、単にただたくさんのお金を稼げるということだけでなく、「自分自身を幸せにしながらお金を頂く力」だと思っています。

自分自身を幸せにする働き方が会社員であれば、それもよし。起業して自分でやっていくのもよし。

いずれにしても本当の「稼ぐ力=自分自身を幸せにする働き方を選べる力」をつけて、幸せになる人がもっともっと増えていけばいいなと思っています!

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