術後3日目。予想外に〇〇だった話

35度を超える猛暑が続いていますね。

そしてコロナ。術後3日目、かなり元気になって友人たちに「手術、無事終わったよ!」チャットを送りました。それほどたくさんの人に送ったわけではないのに、3人から「家族全員コロナで倒れてます(ました)」と返信がありました。

そんなに!?

ここ乳腺外科の病室では感じませんが、この病院でも発熱外来は大変みたいです。

今日は手術の日から術後3日目までの経過を書き残そうと思います。

目次

手術当日

手術前夜は夕食後からお水以外の飲食禁止。

手術当日朝も7時を過ぎたらお水飲むことも禁止となります。(手術は朝9時から)

この時点では普通に元気なんで、まずは空腹に耐える時間が始まります。大部屋なので周りの患者さんにはご飯が届き、良いにおいがしています。あー、お腹空いた。

7時半ごろから点滴開始です。トイレに行くのも点滴のバー(?)を持ちながら移動。一気に病人感がアップします(笑)

手術中の急変に備えて家族が呼ばれていますが、コロナ禍で家族と会うのも一瞬だけ。家族は8時半には病院に到着し、病室同フロアのラウンジで待機。家族と会えるのは病室から手術室へ向かう途中、エレベーター前まで見送ってもらうのみ。しかも1名限定。大した話も出来ないまま、エレベーター前で手を振ってお別れです。

手術室に歩いて移動します。本物の手術室!医療系ドラマ大好き人間にはある意味ワクワクです。「全身麻酔は気持ちいいよ」と言ってた人がいて、これもどんなもんか体験してみたい。

ベッドに横たわるとマスクの上から麻酔吸入の透明ケース(?)をつけられます。ちょっと咳が出て、「コロナ禍でまずい?」と思っているうちに意識を失いました。

次に気がついたときには手術室のベッドの上。

「リンパ生研で転移が見られたので、腋下郭清しました。」とのこと。あちゃー、転移あったんだ。意外としっかり意識戻るもんなんですね。

そこから病室にどう戻ったのか、そこは記憶がありません。次の記憶は、病室のベッドの上。ずっと待機していた家族もこの時だけは病室に入れ、そこで一瞬言葉を交わしてそこでお別れです。

長い長い夜

そしてそこから、ながーい時間が始まります。

体には
・点滴
・酸素濃度を測る装置
・尿道カテーテル
・傷口から血液とリンパ液を出すカテーテル
・足のむくみを予防するための圧をかける装置(血圧測る時のようなものを足につけられる)
がついていて、かつベッドの上では安静で身動き取れず。ベッドの頭側も30度以上はあげること禁止です。

吐き気もあり、ずっと痛みもあります。

痛み止めの薬をお願いしたら、「間をあけないと出せないんです」とのこと。次に痛み止めが出せる時間まで我慢して、先に吐き気を押さえる薬をお願いして耐える。時間が来て「痛み止めを。。」と頼むと、今度は「吐き気止めの薬が終わるまで出せないんです」とのこと。

「痛いときはいつでも言ってください」って言ってたじゃん!言ってたけど聞くだけかい!!と内心へろへろになります。

吐き気止めの点滴が入るとなぜか神経が高揚して、暑くなり汗をかき、かつ動きたくて仕方なくなります。でも全く動けない。これは結構地獄です。

吐き気止めが切れると吐き気が襲ってきます。そのたびにナースコールを押して、体の向きを変え、吐いても大丈夫なように容器を口に当ててもらいます。

そしてながーい、ながーい夜が始まります。

睡眠導入剤の点滴をしてもらったのですが、10分から15分くらいで効くと言われたのに全然効かず。

時計の針が1時間たっても、2時間たっても、動けないまま意識はしっかりあります。

イヤフォンをすればTVはつけてもよいと言われたのですが、まずイヤフォンをするのが大変。そして、視覚を使ってTVをみるのって意外と体力を使う!TVをみるのもしんどいんです。面白い映画でもやっていればありがたかったのですが、興味ある番組もなし。

結局、一晩中、ラジオを聞き続けました。電波が悪くてAMでは在日米軍の放送しかなぜか聞けず。FMでオールナイトニッポンなんぞを聞いてました。内容をほとんど覚えていないところを見ると、完全に目が覚めていたわけではなくトロトロしたり起きたりを繰り返していたのだと思いますが、とにかくこの夜が長かった。。しんどかった。。

朝が来て、お腹は空いているのに吐き気もあるようなムカムカが続いています。ずっと鈍痛も続きます。

そして11時ごろ、晴れていろいろな管を外すときがやってきました。

看護師さんにサポートしてもらいながら立ち上がり、点滴やカテーテルをつけたままで歩く練習を始めます。

痛いし、気持ち悪いし、ゆっくり、ゆっくりヨロヨロと歩きます。が、とりあえず歩ければ合格!部屋に戻って点滴や尿道カテーテルが外され、「あとは歩いてお手洗いに行ってくださいね~。エコノミー症候群にならないためにも歩いてね💖」と励まされます。

絶食40時間。術後初日の最初のお食事はなんと。。。

術後初日のこの日の昼から、食事がとれるようになります。

ファスティング(いわゆる断食)をされたことのある方はご存知かと思いますが、断食後の最初の食事は重湯とか、具のないお味噌汁とか、そこからスタートしますよね。

この日の昼は、お粥かなーくらいに思っていました。吐き気もなかなか収まらないし。でもお粥くらいなら食べられそう!と思ってました。が、この日の昼からガツンと常食扱い。

そしてのこの日のメニューはなんと!

・・・

魚介系出汁の効いた醤油ラーメン(メンマやチャーシュー付き)。つけ麺スタイルですが、スープにはちゃんと油も浮いてます。

いやいや、いやいや。これ無理だから!ホントにムリだから~!!めっちゃ魚臭いんですけど~!!!😢ついでに利き手の右手がうまく使えず、左手でお箸もってラーメンは無理っ!

夜も白身魚の香味焼き。普段なら喜んでいただくのですが、病み上がりに魚介は結構きついです。。

術後二日目

若干の吐き気は消えないままですが、初日よりはるかにらくです。

ご飯(朝からお魚。。)も何とか食べられそうです。が、カラダを起こしているのがしんどい。一口、二口食べるともうしんどくなってきます。とにかく食事するのも歯を磨くのも疲れる。。

歩くのも昨日よりラクになりました。が、痛み止めは欠かせません。

この病院には無料wifiがあるので、動画も見ることが出来ます。

が、PCを立ち上げる気力は皆無。

スマホでアマゾンプライムにアクセス。イヤフォンして、好きなドラマを見始めます。

今見ているのは「ニューアムステルダム」という病院を舞台にした医療系のドラマ。主人公はその病院の医療ディレクターです。彼もガンだったりして、そんなドラマを入院中のガン患者が見てるのもどうかと思うのですが(笑)、心温めるヒューマンストーリーに惹かれます。

スマホでこのドラマを見たり、仕事のチャットにこたえたり、そんなこんなで1日が過ぎていきました。

吐き気はあるものの食欲も出てきたので、3時には病院1Fのファミマで豆乳プリンを買ってみました。美味しい!

そうそう、術後初日からリハビリを開始。初日は肘から下の上げ下ろしのみ。2日目は腕を45度まで上げる。院内のお散歩とリハビリも頑張ってます。

ベッドから体を起こすときなど、時々火箸を当てられるような強烈な痛みが走ります。ただ少しすると落ち着くので息を整えて落ち着きます。ベッドから起きる、寝るが痛くてしんどくて怖いです。

術後3日目

吐き気がない!痛みがない!食欲がある!!

3日目ともなると、かなり元気!そう、予想以上に元気になりました!!

夜9時には消灯なので、朝は5時前に目が覚めてしまいます。昨日ご飯をあまり食べられなかったので、恐ろしく空腹。5時半に起きだして病院1Fのファミマへ直行。梅おにぎりを買いました。やばい、美味しい!

歩く時の足元にも不安なく、多少の鈍痛はあるものの、昨日のような強烈な痛みはありません。

いやー、吐き気が無いのは爽快!

腕を90度まであげても大丈夫。せっかくなので、院内を散歩して足のストレッチも。

昼前から多少痛みが出てきて、お昼ご飯後に痛み止めをもらいました。でも今日はこれが最初の1錠!

そして今日は、午後に看護師さんに頭を洗ってもらいました。水曜日にシャワーを浴びたきりなので、頭を洗うのは4日ぶり。いやー、幸せです。顔も洗えるようになったし、右手で歯も磨けるし、最高!体も自分で拭けるしね!

そして今日の夕食はなんと!大好きなガパオライス💕

「お夕食でーす。ガパオライス、食べられますか?」と看護師さんが配膳してくれ、「大好きです!」と叫んだ顔があまりに嬉しそうだったのか笑われました。

魚連続攻撃からの大好物ガパオライス。人生で一番美味しいガパオだったかも!あー、生きてて良かった!!

1日1日と徐々に回復していっているのが自分でも分かります。

歩ける幸せ、食べられる幸せ。こんな幸せに気づけたのもありがたいです!

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