ほぼ一週間、半分寝込んでました。
先週末に発疹が出て。。と書きましたが、あれよあれよという間に全身に広がり、手足は真っ赤に腫れて曲げると皮膚の引き攣れで痛みを感じるくらい。そして耐えられない痒みが襲ってきます。
朝から乳がん治療中の病院に電話するも、主治医と連絡がついたのは午後。そして「今日は診察できないので近所の皮膚科で抗アレルギー剤を処方してもらってください」とのこと。
幸か不幸か私はアトピー持ちなので長年お世話になっている皮膚科があり、そこに駆け込みました。
通常１回１錠のクスリを１回２錠飲み（先生とも相談の上）、それでも痒みや全身の腫れがある程度収まってきたのは４－５日経った頃。その間39度を超える発熱、痒み、倦怠感。
発症から１週間たち、ようやくこの蕁麻疹も熱も収まりました。が、どうしても何をする気力もわかない。。。( ；∀；)
仕事もやる気はあるんですけどね。。外出する気も、料理をする気もわかない。。とにかく横になっていたい。そんな感じです。
「やる気」と「気力」
「やる気はあるけど、気力がない」と書いて、ふと「やる気」と「気力」の違いはなに？と思いました。
いろいろな解釈があると思うのですが、「やる気」は気持ちの問題、「気力」は体力の問題。。。というのが今の実感です。
「やる気を上げる方法」といった記事はネットでもちょこちょこ見つけます。
メンターさんも「やる気で仕事をしない（「やる気」に頼ると続かない。だから時間その他、システムを整えて「やる気」に頼らず仕事をするという意味）」とよく言っています。
「やる気」は気持ちや環境さえ整えば、なんとかなるかという感じ。
もちそん、その「気持ち」や「環境」を整えるのも大変なので、だからこそネット上にもいろいろな記事があふれているのでしょうけれど。
一方「気力」は気持ちはあってもどうにもならない，カラダが言うことを聞かないという感じ。
やりたい気持ちはあっても、今はとにかく横になっていたい。何もしたくない。
そしてその状態がじわりじわりと気持ちもむしばんでいっているような感じ。
そのまま横になってしまったら、「やる気」も全部失ってしまうような、そんな恐怖感があります。今はそんな感じです。
「やる気」はいろいろな方法で上げることができるけれど、その大元になる「気力」は自分ではコントロールできない。。。二つの違いはそこかなと思います。
「気力」とはなにか
「気力」って「体力」そのものだと思います。
「食べること」「寝ること」「体を動かすこと」。この生物としての最低限の営みをすることでしか、「気力」は保てないんだなぁとつくづく思います。
何も考えずに普通に食べられて、多少寝つきが悪くても朝早く目覚めてしまっても（アラフィフ以上の人の睡眠あるあるです 笑）眠ることが出来て、そして散歩をしたり家事をしたり、カラダを動かすことが出来るのは、実は本当にすごいことなんだと実感します。
逆にそれが出来ていれば、まぁいかようにもなるのかなというのも実感しています。
ここしばらくは、そもそもの体力を戻す時間なのかもしれません。
「体力」があれば、「気力」もわいてくるでしょう（そもそも、「気力」なんてことを考えなくても）。
「気力」があれば、「やる気」は、やりたいことがあるか、やりかたが分かっているか、最初の小さな一歩が踏み出せるかなどの、テクニックを知ってさえいればある程度作ることが出来ます。
そう考えると「やる気が出ない。。。」という悩みそのものが、気力、体力が満たされたうえでの幸せな悩みだということが分かります。
「やる気が出ない。。。」と悩んでいる方へ
「どうしてもやる気が出ないんだよね・・・」
こんな時、なんだかいろいろとモヤモヤして、自己嫌悪に陥ったりしてツライですよね。
でも体調を崩してみて、気づきました。その悩みが出ることが自体が、本当は幸せなことなんですよね。
どんな悩みも、悩んでいる当人にとっては深刻なので、そこに「そんな悩みは小さい」といったことを言うつもりは毛頭ありません。だって本当に悩んでいるのですから。
でも少しだけ見方を変えると、悩みの奥の幸せに気づくことが出来るかもしれません。
「やる気が出ない・・・」と悩んでいるということは、その前提となる「体力」や「気力」は意識しなくてももうすでにあるということ。
普通に食事が出来て、眠ることが出来て、なんだかんだあるけど、それでも元気に生きている。それは意外と奇跡です。
もしあなたが「やる気が出ない。。」と悩んでいたら、ちょっとだけ視点を変えてみて！
「その悩みが出てくるのは自分が幸せな環境にあるからだ」ということにちょっとだけ目を向けて頂ければと思います。
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