警察官が使う「オトシのテクニック」に学ぶ! 信頼関係を築き、成約率を上げる魔法の法則

今日は少し変わったテーマで、現役の警察官に聞いた「オトシ(自白)のテクニック」についてお話ししたいと思います。

なぜ、そんな話をするのかというと、

〇 理由その1:FBIドラマが大好きで、おまわりさんの話を聞くとワクワクするから(笑)。
〇 理由その2:犯人を自白させるテクニックが、実は営業や人間関係の構築にものすごく役立つと思ったから!

お話を聞いたのは、某県警のベテラン警部補。薬物(麻薬など)の取締りを担当している、まさに「警察24時」に出てくるようなバリバリの方です。

番組では犯人を捕まえるところがクライマックスですが、彼の話によると、本当に大切なのは捕まえた後、取調室での「オトシ」なのだそうです。

目次

黙秘する犯人を「オトす」プロの技術

彼は黙秘する犯人を「オトす」プロです。

捕まったばかりの犯人が、嬉しそうにペラペラと自白を始めることは、まずないと言います。まぁそりゃそうだよね🤣

黙秘権を主張する犯人に対し、プロの警察官はどうするのか?

ドラマのように、机を叩いて怒鳴りつけるようなことは絶対に「NG」だそうです。

では、どうするのか?

答えは、

「ひたすら聞く」

こととのこと。

それも、ただ聞くだけではありません。 絶対に相手を否定せずに、ひたすら共感するのだそうです。

「そっかー、話したくないんだねー」

「これも話したくないんだねー」

「そうか、つらかったねー」

やったことはともかくとして、その背景に共感する。

ひたすら、この言葉を繰り返す。

すると、ほとんどの犯人が、ぽつり、ぽつりと自白を始めるのだと言います。

この話を聞いて、私たちが人間関係を築く上で、いかに「聞くこと」が重要かを改めて思い知らされました。

絶対にやってはいけないことも教えてもらいました。 それは、相手を否定すること。

そして、「話せば楽になるよ」といった安易な解決策を示すことです。

なぜなら、解決策の提示は、相手からすると「上から目線」に感じられ、かえって拒否反応を引き起こす可能性が高いからです。

ビジネスは「信頼関係」から生まれる

起業初期に、最初の一歩を踏み出し、最初の売上を作るのは、SNSなどのデジタルな世界よりも、人間関係から生まれることがほとんどです。

信頼関係のない見知らぬ他人に、いきなり商品を売ることはできません。

例えば、ビジネス交流会などで初めて会ったばかりの人。

たまに、相手が誰なのかも聞かずに、自分のことだけをひたすら話し続ける人がいます。正直に言って、引いてしまいますよね。

信頼関係を築くために目指すべきは、とにかく「聞くこと」

そして、ただ聞くだけでなく、相手に興味や関心を持って、「なぜそう思ったんですか?」と深掘り質問することです。

人は皆、自分のことを知ってもらいたい、話を聞いてもらいたい生き物です。

特に悩みや課題を抱えている人は、それを誰かに聞いてもらいたいと強く思っています。

現役警察官の「オトシ」のテクニックは、まさにこの人間の本質を突いています。

「聞く」スキルがもたらす最高の成果

犯人を「落とす」ために警察官が使う「否定せず、共感して聞く」というテクニックは、ビジネスの世界でも最高の成果をもたらします。

なぜなら、このテクニックは、相手に「この人は私のことを理解してくれている」「この人になら本音を話せる」という信頼感と安心感を与えるからです。

お客様が抱える悩みや課題を、否定せずにひたすら聞く。

「そうなんですね、お辛かったですね」と共感する。

すると、お客様は心を開き、自分でも気づいていなかった本当の課題や、心の奥底にある願望を話してくれるようになります。

そこまで深い話ができるようになれば、あなたのサービスや商品が、お客様の悩みをどう解決できるのかを、的確に提案できるようになります。

それはもはや「売り込み」ではありません。

「お客様の未来を一緒に創る」ための、最高のパートナーとしての提案になります。

そして、その提案は、押し売り感がなく、お客様にとって心から「欲しい!」と思えるものになります。

「オトシのテクニック」は、犯罪捜査のためだけの特別なスキルではありません。

それは、人と人の間に信頼の架け橋を築き、お互いを理解し、最高の成果を生み出すための普遍的な法則です。

あなたのビジネスにおいても、ぜひこのテクニックを使ってみてください。

人間関係の構築から、売上、そして顧客満足度の向上まで、驚くほど良い結果が生まれるはずです。

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