「起業するならとにかく人脈を増やさないと。。。」という言葉、聞いたことはないでしょうか?
「人脈増やすためにも、まずはビジネス交流会へ行かないと。。」とかね。
今さらですけど、なんで人脈増やさないといけないんですかね。
ついでに言うと、なんでビジネス交流会へ行かないとならないんですかね。
いろいろな理由があると思うのですが、私が考えている一番大きな理由はこれです。
「お互いにお客様を紹介しあったり、助け合う仲間を作るため」
私もいくつかのコミュニティや交流会に入っていますが、今日は私もメンバーになっている「ニーズマッチ」について書いてみようと思います。
まずはここから!自分にあった交流会の選び方
ネットで「ビジネス交流会」と検索すると、有料・無料含めて、様々な交流会がヒットします。
「交流会 飲食店」とか「交流会 無料」とかそんなキーワードで検索してみても良いかもしれません。
ひとことで「交流会」といっても、目的や参加する人たちの層、雰囲気などは全く違います。
「ベテラン経営者が集まっているところ」「起業初心者が多いところ」「B to C(個人向け)のビジネスをやっている人が多いところ」
自分はどんな人に会いたいんだろう。。。というところから、どんな交流会に行くのか考えるところからスタートです。
で、実際にゲスト参加してみて、自分に合うかどうかを感じてみます。
その時のステージや価値観の変化、理想のお客様像の変化で、あなたに合う交流会、合わない交流会も徐々に変わってきます。だからまずは気楽に試してみるのが良いかと思います。
私自身は起業したての時から、「ニーズマッチ」という交流会に入っています。
その時は実は、「自分に合った交流会」なんて考えてもいませんでした。ついでに言うと、どんな人に会いたいかも考えてませんでした(笑)
私と同じメンターさんについていた先輩が誘ってくれて、どんなところで何をするのかもわからないけれどとりあえず行ってみようと🤣
そんな感じで交流会デビューしました。
さて「ニーズマッチ」。
同じ「ニーズマッチ」でも、支部によって全くカラーが違います。
結論から言うと、幸いなことにこの時参加した支部は私にとてもマッチしていて、今でもずっと会員のままです。
「ニーズマッチ」には100を超える支部があり、オンラインもありますので全国どこからでも参加出来ます。支部の変更も可能ですので、自分にとって居心地の良い支部を見つけてあとから支部替えをすることも可能です。
「ニーズマッチ」とはどんな交流会か
2014年、株式会社キリマコンサルティングの事業部として出発したニーズマッチですが、2022年12月12月にニーズマッチの運営を専門とする株式会社ニーズマッチが設立され、運営母体は今こちらになったようです。
支部数は優に100を超え、オンラインの支部、リアル(実際にお店などに集まって顔を合わせる)支部があります。
会員数もどんどん増えているようで、非常に活気がある印象です。
会員はB to C(個人向けの事業)をしておられる方が多く、業種は多岐にわたります。
私は長年、B to B(企業ターゲットの会社)で働いてきたため、「取引先」「お客様」というと会社のイメージしかありませんでした。
また、お仕事内容も「会社員」として行う、営業やマーケティング、総務や経理。。といったものしか思い浮かべることが出来ませんでした。が、初めてニーズマッチに行ってみてそのお仕事の多様性に驚きました。
飲食店をはじめ、整体、美容院、フェイシャルエステなどの施術系の方、お金の専門家(FPやお金教育の方)、ヨガやピラティス、パーソナルトレーナーといった運動系(?)の方、メンタル改善、目標達成、ビジネス構築などのコンサル系の方、引っ越しや家事代行など生活に関わるサポートをする方。
などなど、とにかくいろいろな業種の方がいます。
考えてみると、「ビジネスはお悩み解決」の場なので、「お悩みの数だけビジネスがある」でいいわけです。
お互いにお客様を紹介しあったり、あるいはお互いのお客様になったり、そんな形でビジネスがまわっていく様を目の前にして、ここには「私の知らなかった個人事業主経済圏がある!」と驚きました。
会員は自分が選んだ各支部に所属しますが、「毎月出席しなければならない」「他の支部に行ってはならない」といった縛りはほぼなく、とても自由で、私はそこも気に入っているところです。
ただ、メンバーになるのに二つほど注意事項があります。
MLM(マルチレベルマーケティング、ネットワークビジネス)の代理店募集は禁じられています。
また、金融商品を勧めることが許されているのは各支部1名のみ、その支部の幹事をやられている方のみです。専門のトレーニングを受ける必要もあります。
MLMをやっていたり金融商品を扱っていても、それ以外の商材で参加(該当商品は後日の紹介もNG)することは問題ないかと思います。が、気になる方は、ご参加前にニーズマッチ本部や参加予定の支部にお問い合わせください。
「ニーズマッチ」の会員になるには
いずれかの支部を選んで、まずはゲストとして参加します。
支部一覧がこちら(https://nm2014.jp/list.html)から見られるのですが。。。えーっと、「大人の眼」の方にはなかなか見にくい一覧です(笑)
ご覧頂くとわかるのですが、毎日のように、どこかの支部が開催されています。
日程があうところを探して参加するもよし、会場が近いところを探して参加するもよし。
ゲストさんは1回3,000円で参加が出来ます。
ただ、全く知らない支部に突然行くのはなかなかハードルが高いもの。知り合いに連れて行ってもらう、紹介してもらうのが一番良いかもしれません。
いずれかの支部にまずはゲストとして参加し、実際に体験してから「入る」「入らない」を決めればよいかと思います。
また、初めてニーズマッチに参加した場合「〇日以内にこの支部への参加を決めて頂いた方は、激安の”3か月のお試し会員(特別価格)”が試せる」といった特典もあります(2024年4月現在)。
「ニーズマッチには入りたいけど、この支部でいいのかな?」と迷ったら?
ニーズマッチは他支部にも行き放題(というか、行くこと推奨)ですし、所属支部に必ず行かないとならないという縛りもないので、気になったらまずは3か月試してみることをおすすめします。
その3か月の間に「相性のよい支部を探す」のもアリかなと思っています。
ニーズマッチ月例会では何をやるのか
どの支部に行っても、流れは大体同じです。
- 参加者全員に向けた、20-30秒くらいの自己紹介タイム
- ニーズマッチの考え方紹介(フロントエンドとは?といった学びもあります)
- アイスブレイクを兼ねた、カーネギー著「人を動かす」からの簡単ワーク
- 会員による10分プレゼン(事業紹介や学びのシェア)
- テーブル(オンラインの場合はブレイクアウトルーム)に分かれての商談タイム
順番はうろ覚えですが、こんな感じです。
メインは最後の商談タイム。
テーブルの人数にもよりますが、ひとり2分とか3分で自己PRをし、他の参加者はひとり1分30秒とか2分の持ち時間で質問をして相手のビジネスについての理解を深めます。
そしてこの質問タイムで、「いかに相手に貢献できるか」を考えて表明していきます。
「貢献て何?!」という感じですが、例えば
- その人がつながりたい人を聞いて、誰か紹介出来ないか考える
- 相手のフロントエンド(お試し商品)を買う(セミナー参加や、体験会参加など)
- お客様になりそうな人を紹介する
- 相手を知るために1 on 1(オンラインやリアルでのお話の場)をする
などなど。
そして「ゲストさんにはその場で商談発生を約束する」というルールもあります。
この「貢献」については、支部によっても雰囲気が違い、「そこまでこだわらなくても。。」といったところもあれば、「お互いのビジネス発展のために口約束はNG。ちゃんと貢献しましょう。」という支部もあります。
私の所属している「アナザー支部」は後者のほうです。
最初はプレッシャーにも感じましたが、なぁなぁで参加して何も成果が出ない支部に行くより、私はこのガッツリ感が好きだったりします。
ニーズマッチで成果が出る人の特徴
ニーズマッチに向いている人、また成果が出る人の特徴を私目線でご紹介します。
■ ニーズマッチに向いている人: 対個人のビジネスの方
ニーズマッチには会社員の方はあまりいらっしゃいません(支部にもよりますが)。
会社員を経験しているけれど、退職して個人事業主になった(あるいは法人化していても従業員数名程度の会社)が多いです。
そのため、「企業向けの研修を売っている」といった方は、なかなかターゲットのご紹介につながりにくい印象です。
対企業向けの商材を扱っておられる方は、地元密着であれば商工会議所にアプローチするとか、経営層の多い交流会に所属するとか、そのほうが成果が出やすいかもしれません。
■ ニーズマッチに向いている人: 目先の成果を求めない方
どんなビジネスであっても、その場ですぐに「あなたの商品買います!!」という方に直接出会える確率は低いかと思います。
その場で集客というのももちろんありですし、実際にお話してみて「私の商品、この方のお悩み解決が出来そう!」ということであればおススメしても良いと思うのですが、基本的には「その方の後ろにいる方(人脈)に紹介してもらう」ことを目的にお話されると良いかと思います。
そのため、1回行ってお客様に会えなかったからやめる!ではなく、少し長い目で考えられると良いかもしれません。
■ 成果を出しやすい方: 自己PRがしっかりできる方
PRというと敷居が高く感じられる方もいるかもしれません。簡単に言うと、「自己紹介がちゃんと出来る方」というイメージです。
自己紹介と言ってもお仕事を紹介してもらう場ですので、あなたの個性だけを言っても仕方ありません。下記の内容を1分半くらいで伝える必要があります。
- 何をしている(どんなお仕事をしている)人なのか
- 他の人にない特徴は何か
- あなたのサービスはどんな人が成果が出やすいのか
- どんな人につながりたいのか
- このPR後、何をして欲しいのか(ライン登録して欲しい、セミナーに来て欲しい、人を紹介して欲しい など)
短い時間なので、内容を絞ることも重要です。
■ 成果を出しやすい方: フロントエンド(お試し商品)の用意がある方
1分半の自己紹介では伝えきれないことがたくさんあると思います。
こうした場合、有料で良いので、相手に自分の仕事が伝わるフロントエンド商品があると便利です。
私の場合は、11,000円のセミナー(テーブル参加の方は紹介割引で3,300円)を用意しています。
これに参加してくれたら私のことも分かってもらえるし、商品のことも分かってもらえる!そんな場を用意すると良いでしょう。
また、ニーズマッチでは、ご紹介を出すためにも「お互いのフロントはちゃんと買いましょうね!」という文化があります。
お互いに3000円のフロント商品があれば、お互いに買いあってもプラマイゼロ。それでいて相手には喜ばれ、そして相手を知ることが出来ます。
■ 成果を出しやすい方: まずは相手の貢献することが出来る方
これは「卵が先か、ニワトリが先か」の話なのかもしれませんが、しっかり成果を出されている方は、相手のフロントを買い、人を紹介し、しっかり貢献が出来る人です。
それが出来ているから成果が出るのかもしれません。
私も最初はこれが苦手で、居心地の悪い思いをしていました。
私はおカネを遣うことにブロックがあり、欲しいと思った3000円のTシャツを買うのにも罪悪感を覚えるような人だったのです。
それが、あまり興味もない相手のフロント商品を3000円で買うということには、とても勇気がいりました。また買った後も、なんとなく嫌な気持ちが残ってしまったりしていました。
が、起業したら「お金は使わないと入ってこない」という真理が分かり、「貢献」の重要性も分かるようになりました。
さらに言うと、相手のフロントを積極的に買うということをしていったら、「興味なし」と思っていたものが実はとても楽しかったりすることに気づきました。新たな出会いが生まれた感じです。
そんな経験を経て、今は積極的に「貢献」が出来るようになりました。
ビジネス立ち上げ時期は、まずは交流会に行ってみよう!
ビジネスの立上げ時期、SNSなどのネットだけで集客しようとする方もいます。
が、ネット経由の集客には「集客できるまでに時間がかかる」「商品が本当に売れるものになっているか分からない」「キャッチコピーが悪いのか、商品が悪いのか分からない」といった欠点があります。
リアル集客(交流会などの人脈を使う)の場合、以下のようなメリットがあります。
- 自己PRをしてみることで、自分の商品紹介が相手に伝わるのか伝わらないのか分かる
- これを経て、何度でも相手に伝わるよう修正出来る
- 人との話の中で、キャッチコピーなどのヒントを得ることが出来る
- ネット集客より即効性が高い
- 気の合う仲間が出来る
相手に伝わるPRが出来るようになって初めて、SNSなどにそれを活かすほうが効率がいいのです。
ビジネス交流会に行って知らない人に会って、そして誰かを紹介したり、相手のフロントセミナーに参加したり。
確かにハードルも高く、手間もかかります。
が、それに見合う効果はちゃんと得られます。
自己紹介が苦手なら、その作り方を教えることを商品にしている人もいますし、学ぶこともできます。
私がネット経由で受注できたのは起業して半年後くらい。それまでは知り合いの方、知り合いからの紹介、交流会で知り合った方などがお客様になってくださいました。
リアルのつながり、あなどれません!
勇気を出して、是非交流会に行ってみてくださいね!
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