乳ガン検診について:すべての女性に知っておいて欲しいこと

乳がん告知を受けたのが4月22日。もう1か月半が経ちました。

そこから何をしていたかというと、GW前から5月中旬まで検査・検査。

血液検査、心肺機能検査、尿検査、MRI、CT、改めての左右乳房超音波検査、骨への転移検査、リンパへの転移の検査、etc… 3日に1回は病院行ってました。

5月に検査結果が出て6月に手術だと思っていたので、歯医者や婦人科の定期健診、人間ドックなども全部5月に押し込んで、まぁよく病院行ってました(笑)

目次

マンモグラフィーで乳がんは発見できる?

毎年いっている人間ドック。今年もいつも通り受診し、結果を受け取りました。

乳房と子宮頸がんのほうは別途もう診察を受けているので今年はスキップ。それ以外の項目は会社を辞めるより全然グッド!(笑)めっちゃ体調良好なガン患者です。

で、結果表を見て気になり、昨年の乳がん健診の結果見てみました。

「触診所見あり、マンモ問題なし」で、「要観察」のBでした。「要診察」「要検査」もなくただの「様子見」です。

ちょっと待て!

ガンてそんな急には大きくならないはずだから、昨年も既にあったはず。だから触診では「所見あり」なんですよね?でもマンモでは引っかからなかったから、「なんでもない」と見逃されていたということ?

実はそうなんです。

しこりに気づいて最初に行った地元のクリニック。

マンモグラフィーと超音波と両方を撮影しました。そして先生に言われた言葉。「マンモグラフィー見る限り綺麗ですね。でも超音波でのこの引き攣れが気になります。」

私のガンは、マンモグラフィーでは発見されなかったのです!!!

だったら今までの人間ドックはなんだったんだ~っ!!!

実は両方必要だったマンモグラフィーと超音波検査

これはガンが分かってから知ったこと。

① マンモグラフィー、または超音波だけでは見逃されるガンがある

② 人間ドックはどちらか(マンモ or 超音波)の選択の場合が多いと思うけど、実費を出しても毎年ちゃんと両方で検査してもらうべき

③ 乳房の検査は「婦人科」ではなく「乳腺外科」

④ 人間ドックで触診してくれる先生は主に婦人科だと思われる。乳腺外科の先生であれば、触診で何か感じるところがあればマンモグラフィーがきれいでも超音波診断を勧めてくれたはず。おそらくその先生は乳がんについては詳しくなかった。

⑤ 自分の身は自分で守らないとだめ

改めてですが、約2センチのガンであっても、マンモグラフィーには写っていなかったのです。もしかすると、自分でしこりに気づかなければ、今年の人間ドックでも「要観察」と言われてたかもしれません。

マンモグラフィーと超音波検査の両方をちゃんと検査しないとダメなんて、教わってことあります??

乳腺外科の専門医に言わせると常識だそうですが、ふつう知らないですよね?

周りの女性にも伝えてください!

乳がんは他のガンに比べてはるかに早期発見しやすいガンだと思います。

ガンは早期発見、早期治療が鉄則。

自分はガンになるなんて思っていない方が多いと思います。もちろん私も!(笑)でもなりました。

日本では女性の9/1が乳がんになるそうです。とてもとても身近な病気なんです。

乳がん検診は毎年。そして乳腺外科でマンモグラフィーと超音波の両方を受けてください。そして気づいたら自分で乳房に触れてチェックしてみてください。

手術までの1か月半

乳がんの患者さんが多いそうですぐには手術が出来ず、私の手術は7月末になりました。

それまで期間が空くので、投薬治療を始めています。副反応が死ぬほどつらいという方もいらっしゃるそうですが、今のところ私は副反応もなく、元気に毎日を送っています。

ガンが分かってから、逆に「もう頑張らなくていい」と肩の力が抜けました。

そして、逆に生きることが楽しくなりました。

やりたくないことをやって、ぐちぐち言っている時間は人生にはないんだということが良く分かりました。

仕事が遊びになりました。

ガンと言ってもわるいことばかりじゃないです。

でも、出来ればならないにこしたことはない。そしてなっても早く気付くことが大事。

毎年の検診、みなさん、是非やってくださいね。

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